2018年11月20日 (火)

11月18日(日)にLCIイタリアカルチャースタジオで『モンタルバーノ』セミナーを開催し、日本でも知られているイタリアのテレビドラマ『モンタルバーノ~シチリアの人情刑事~』を紹介しました。

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  テレビドラマが有名ですが、実は原作があり、物語はアンドレア・カミッレーリの小説に基づいています。

 今回は作家やドラマの登場人物、またテレビドラマのロケ地についてお話しました。







★セミナーの内容

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Capitolo 1: L'autore Andrea Camilleri

作家アンドレア・カミッレーリについて

Capitolo 2: I personaggi

テレビドラマの登場人物について

Capitolo 3: I luoghi

舞台について



★Le ricette di Montalbano!

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グルメのモンタルバーノのレシピについて

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実は、モンタルバーノがとてもグルメで、小説にもテレビドラマにもたくさんの美味しいシチリア料理が出てきます。

今回は参加された方とともにモンタルバーノのレシピでPasta chi vruocculi 

arriminati(ブロッコリーのパスタ)を作って、セミナーのあと皆さんと一緒にいただきました。





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Grazie di essere venuti!

ご参加いただいてありがとうございました!

LCIイタリアカルチャースタジオ 

2018年11月18日 (日)

当LCIでイタリア語を学んで2年のChikaさん、Toshimichiさんが、LCIで毎年開催するイタリア語コンテストのPremio(賞品)で1週間のミラノ留学をなさってご帰国されました。

イタリア語スピーチコンテスト "Sogno nel cassetto"の様子

Chikaさんより留学の感想を頂きました。

留学先: Scuola Leonardo Da Vinci Milano校

10月にミラノのレオナルドダヴィンチ校へ1週間、語学留学へ行かせて頂きました。
短い期間ですが、この経験が私の価値観を変えたと思います。
 
それは出会ったホストファミリー、イタリア人、留学生から
夫婦愛の素晴らしさ、
丁寧に作られた手作りの料理の大切さ、
食事の時間を楽しむ事、
伝えたいという気持ちで積極的に質問したり喋れば会話出来るという事を学びました。
 

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3年前イタリア旅行の時に出会ったイタリア人が人懐こくて、
次イタリアに来る時は英語ではなく、イタリア語で喋ってみたいという気持ちからイタリア語を学び始めました。
 
夢だった語学留学が決まってから9ヶ月間、私はLCIでのレッスン以外にラジオや本で勉強していました。
 
しかし語学学校でクラス分けテストが行われた時、ほとんどわからず唖然としました。
そのあとに先生と面談してクラス決定、Livello 2の初級クラスです。
初級だから安心、と思っていたらクラスメイトはまあ良く喋るし、
イタリア語の文章を作るのも簡単そうで、彼らと語彙力が全然違いました。
 

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先生が説明する単語がわからないから言っていることがわからない
こんな事、日本ではないので悲しくなりましたが、
まだ私はイタリア語を勉強して2才だからOK!と気持ちを切り替えて
先生にその単語はどういう意味ですか?
これはイタリア語で何て言うんですか?
5日間の授業でたくさん質問しました。
先生はわかりやすいイタリア語で根気よく説明してくださりました
授業内容は恋愛についてやグループでゲームをしたり、現在進行形の作り方など学んだりとても興味深いものでした。
クラスメイトにはグループでゲームする時に沢山助けてもらいました。
メンバーはフランス2名、スイス1名、台湾1名、オーストラリア1名、ロシア1名、
日本3名(私たち夫婦を含む)9名でした。
皆仕事や音楽・芸術を学ぶ為、恋愛の為など目的は様々でした。
私は今はただ好きだから、というだけで学んでいますが、
もっと深めていくために強い動機が欲しいなと留学生の友達から影響を受けました。
 

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今回夫と一緒に留学したので自由なアパート滞在を希望していましたが、都合によりホームステイになりました。
大人になって夫婦でホームステイは有りなのか?と思っていましたが
結論:有りです。
凄く楽しかったです。
お世話になったお宅は、イタリア人ご夫婦(私たちの両親くらいのご年齢)と子犬のお家です。
とても優しい方達で滞在中よくおしゃべりしました。
ここで大活躍だったのはgoogle翻訳です。
英語を使ってはいけないというルールだったので、言いたい単語を沢山調べながらイタリア語で必死に喋りました。
2人の娘さんやそのお孫さんなどお家に来た時も一緒に交流したり電話で話したりと家族の繋がりが深い家庭でした。
私たちを歓迎してくれてとてもありがたかったです。
はじめご飯なしを希望していたのですが食べたほうが買うより安いという、
お父さんの提案でご馳走になったら、こちらの家庭料理の美味しい事、
すっかりお父さんの料理に夢中になりました。
ジェノベーゼソースを乳鉢ですり潰してつくってくれたり鶏肉の丸焼きやサフランリゾットなど美味しすぎでした。
 

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帰る前日お母さんから乳鉢や作ってくれたサフランや出汁をお土産に頂きました。
貴重なものを頂いたので早速バジルをすり潰してジェノベーゼソースを2度作りましたが
お父さんの味とは全然違います。
メールで分量や作り方をお父さんやお母さんに確認して味は徐々に改善しつつあります。
 

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ホームステイする事でイタリア語が間違っている時は言葉を直してもらえたり
イタリア人家庭のいつもの生活を覗かせていただけたのは凄く貴重な体験でした。
いつもの長期休暇はただのんびりしたり、遊んだりという過ごし方でしたが
1週間同じ町に滞在して半日勉強して半日観光するという暮らすような生活は新鮮でした。
 

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これからもイタリア語を使ってホストファミリーや友達になったクラスメイトと
交流を続けていきたいと思います。留学は旅行とはまた違ってたくさんの深い出会いがあるなと
思いました。引き続きイタリア語を学びまた留学に行けたらいいなと思っています。
 
留学前から大変お世話になったkyokoさん、kumikoさん、sara先生本当にありがとうございました。
みなさんのお陰で楽しい時間を過ごすことができました。
 
 


★LCIイタリアカルチャースタジオでは、イタリア語学留学や、イタリア家庭へホームステイ、アグリ滞在などのアレンジ、お手続きなど無料サポートしております。

語学力向上を目指す方、イタリアに行って習ったイタリア語で楽しみたい方、普通のツアーでは体験で

きない特別な旅行をしてみたい方は是非LCIへお越しください。

吉祥寺のイタリア語教室 LCIイタリアカルチャースタジオ 0422-24-8897

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2018年11月13日 (火)

11月12日(月)イタリアにある語学学校スクオーラレオナルドダヴィンチのMONICA先生をお迎えし、
会話を中心とした、イタリア語レッスンを開催いたしました!
 

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創立42年の語学学校スクオーラレオナルドダヴィンチの教授法を体験。
 
A2レベル相当のスクオーラレオナルドダヴィンチ・ローマ校オリジナルのテキストを使用して、
イタリア語で人の容姿や、色の表現について会話を中心に学びました。
 
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【MONICA先生のプロフィール】
ローマのSapienza大学で中国語と中国文化の修士号取得。
卒業後は、外務省奨学金により、北京で1年間留学。
イタリアに戻り、通訳と翻訳の仕事に就いた後、2014年にイタリア語を外国人に教える教師資格DITALS を取得。
2015年1月からScuola Leonardo da Vinci ローマ校で語学講師として働いています。
50代以上の留学Dolce Vitaプログラムも担当。
 
 
スクオーラレオナルドダヴィンチのミラノ、フィレンツェ、ローマ、シエナの各校についてご紹介。
 
「語学以外にどんなコースがあるの?」「ビザを取得するのって大変?」
「滞在先の様子は?」「申込みのタイミングは?」などなど、
 
留学担当スタッフのKumikoより、皆様のイタリア全般や留学に関するご質問などにもお答えいたしました。
 
 
11/10~11にイタリア文化会館で開催された「イタリア留学フェア2018」にスクオーラレオナルドダヴィンチの学校ブースが登場。例年の通り、東京窓口として一緒にブースで皆様へ学校をご紹介いたしました。
今年も大盛況で、2日間で90名近い留学希望者の方とお話しいたしました。
 

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LCIイタリアカルチャースタジオは、スクオーラレオナルドダヴィンチの東京窓口ですので、留学にご興味のある方ご相談はいつでもお問い合わせくださいませ。
 
 
LCI イタリアカルチャースタジオ 
2018年11月 5日 (月)

(10月29日、11月4日)LCIイタリア伝統料理とワイン講座では、当教室のVeronica先生のローマの家庭料理をテーマに開催致しました。 

イタリア中部のトスカーナ南部~、ウンブリア、ラツィオ州で作られるPiciというパスタを手作り、spaghettiより太いで、食べごたえのあるパスタで、これにしっかりとペコリーノロマーノを絡めてソースにしますので、活力の付く一品です。

il 29 ottobre e il 4 novembre abbiamo presentato la cucina romana con Veronica, un'insegnante di LCI.

Abbiamo cucinato pici cacio e pepe. Prima abbiamo preparato i pici, un tipo di pasta fresca molto lunga e spessa. 

 

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Poi abbiamo preparato la crema, uno degli ingredienti e' il famso pecorino romano!
E' stato molto divertente!

 

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Secondoとして ''Saltimbocca''  この語源はSaltare + in +bocca  口の中に飛び込んで来る!ほど美味しいという意。

Poi abbiamo preparato i saltimbocca alla romana! E' un piatto semplice ma molto  saporito!

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牛肉肩ロースをたたいて軽くしておき、手切りの厚めのプロシュットに、フレッシュセージを止めれば、お肉の旨味とプロシュットの塩味で塩コショウは不要。白ワインを加えればソースの出来上がり。Abbiamo cotto la carne con del vino bianco! 

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ドルチェはペレグリーノ アルトゥージという1800年後半に91歳の長寿であった料理研究家のレシピを作りました。

DOLCE ROMAという、林檎とパヴィアのワインを使った季節感たっぷりのケーキです。

彼はロマーニャ生まれでフィレンツェに60年間生活をし、イタリア中の家庭料理のレシピを集め、レシピ本を書いた方です。

当時、イタリア語がまだ統一されていなかった為、料理専門用語も’’イタリア語’’に直して文書にしたと言われ、言語の世界でも重要な役割を果たしました。

今ではロマーニャのForlimpopoli という街にCasa di Artusi

彼の家として、図書館や料理教室があり、世界中から当時の家庭料理を作りにいらっしゃるそうです。

例えば、この辺りで有名なピアディーナ(薄~いパン)はTestoというテラコッタで焼きます。

今ではこのTestoを作る職人も少なくなったそうですが、これで焼くと風味が違うそうです。

per il dolce,  abbiamo preparato una ricetta di Pellegrino Artusi,si chiama Dolce Roma! E' fatto con mele, vino e tanta crema!

皆さん、ご参加ありがとうございました。

Alla fine abbiamo mangiato tutti insieme! Grazie mille per aver partecipato!

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2018年10月31日 (水)

郷土料理レシピ ご紹介!

SECONDO:Saltimbocca alla romana
サルティンボッカ・アッラ・ロマーナ
 

''Saltimbocca'' この語源はSaltare + in +bocca  口の中に飛び込んで来る!ほど美味しいという意。
牛肉肩ロースをたたいて軽くしておき、手切りの厚めのプロシュットに、フレッシュセージを止めれば、お肉の旨味とプロシュットの塩味で塩コショウは不要。
白ワインを加えればソースの出来上がり。

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材料(8枚分) Ingredienti 

・Fettine di vitello  子牛の肉スライス  8枚(ロース・モモなど)
・Prosciutto crudo  生ハム    8枚
・Burro       バター   50 g
・Pepe nero     コショウ   適量
・Sale fino      塩      適量
・Salvia       セージ   8枚
・Vino bianco    白ワイン  適量

手順   Preparazione

・肉を軽く叩いて少し伸ばしておきます。片面だけに塩コショウの下味をつけておきます。
・お肉の上に生ハムとセージを載せます。楊枝で止めます。
・バターをフライパンに入れ、溶かして、お肉を焼きます。
・焼き色が付いてきたら、白ワインを加え蒸発させます。
・火が通ったら、サルティンボッカをフライパンか取り出します。
・最後に肉汁をソースとして上からかけて出来上がり。

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Kyoko Matsuyama

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郷土料理レシピ ご紹介!

手打ちパスタ ''ピチ'' のカチョエペーペ Pici cacio e pepe
 
イタリア中部(トスカーナ南部、ウンブリア、ラツィオ州)で作られるPiciというパスタを手作りしましょう。spaghettiより太めで、食べごたえのあるパスタです。
これにしっかりとペコリーノロマーノを絡めてソースにします。

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材料(6〜8人分) Ingredienti 

パスタ
・farina  Grano Tenero 00   準強力粉  750g (薄力粉を混ぜても良い)
・olio extravergine d’oliva  EXVオリーブオイル 25ml           
・acqua   ぬるま湯  350ml
・sale    塩    適量

ソース:
・pecorino romano  ペコリーノロマーノ 300~400g
・pepe nero     黒コショウ    適量

手順   Preparazione

※ ピチ ※  
・ボールに小麦粉を入れ、真ん中からお塩、オリーブオイル、ぬるま湯を混ぜたものを加えていきます。
 水分の量は状況を見て足していくことがお勧め。
・全体の表面がつるっとするまで混ぜていきます。(10~15分程度)
・ひとまとめにしてラップで包み、30~45分寝かせます。
・生地を約1,5cmの厚さに伸ばして、5mm幅にカットします。
・生地1本づつ、オリーブオイルを少し付けて、ねじりながらスパゲットに伸ばしていきます。(Appiccicare)
・パスタはセモリナ粉を付けて乾燥させます。
・大きな鍋にお湯を沸かし塩を入れます。ピチをパラパラと少しずつ入れ、約1分30秒程で茹で上がります。

※ Cacio e pepeのソース(Salsa) ※  
・ペコリーノ・チーズをおろします。
・黒コショウをフライパンで少し炒っておきます。
・パスタの茹で汁を少々加え、黒こしょうを溶かしつつ、パスタを加えます。
・ボールにペコリーノチーズ、茹で汁を加えながら、クリーム状にしておきます。
・パスタがアルデンテの内にクリーム状のチーズをフライパンに加え、全て和えます。

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郷土料理レシピ ご紹介!

Dolce: "ワイン漬けリンゴのタルト" DOLCE ROMA

ペレグリーノ・アルトゥージという1800年後半に91歳の長寿であった料理研究家のレシピ。DOLCE ROMAという、林檎とワインを使った季節感たっぷりのケーキです。

彼はロマーニャ生まれでフィレンツェに60年間生活をし、イタリア中の家庭料理のレシピを集め、レシピ本を書いた方です。当時、イタリア語がまだ統一されていなかった為、料理専門用語も’’イタリア語’’に直して文書にしたと言われ、言語の世界でも重要な役割を果たしました。

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今ではロマーニャのForlimpopoli という街にCasa di Artusi が彼の家として、図書館や料理教室があり、世界中から当時の家庭料理を作りにいらっしゃるそうです。

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材料(6〜8人分) Ingredienti 

Mele  りんご 大 3個 
Crema pasticcera  クレーマ パスティチェラ 750 g (材料下記)
Albumi  卵白   3個分
Vino rosso  赤ワイン  150ml
Zucchero semolato  グラニュー糖 90g
Zucchero a velo un cucchiaio  粉砂糖  大匙1  


( la crema pasticcera) クレーマ・パスティチェラ 750g
uovo a temperatura   卵   1.5 個
farina         薄力粉    90g
latte         牛乳 750ml
zucchero       砂糖 150g
scorza di un limone non trattato レモンの皮 1個分

手順   Preparazione

・りんごは芯を取り、皮を剥いて2,3cm幅にカットしておきます。(レモン汁に浸ける)
・フライパンにリンゴを並べ、上から均等に砂糖と赤ワインを掛けます。
・やや中火で5分程浸透するまで火にかけます。
・その間に、クレーマ パスティチェラを作ります。(下部参考)
・卵白に粉砂糖を大匙1を加えて、泡立てます。
・ケーキの型にバターを塗り、リンゴを並べ、クリーム、更に卵白を盛り付けます。
・170度のオーブンでメレンゲに焼き色が着くまで20~30分焼きます。
・焼きあがったら、ワインに少し砂糖を加えて火にかけ、シロップを作ります。
 ケーキは冷ましてからシロップを掛けて召し上がれ。

※ クレーマ パスティチェラ※
・牛乳にレモンの皮を加えて火にかけ、沸騰直前まで温めます。
・卵と砂糖をボウルに入れ、白くふわっとするまで泡立てます。
・薄力粉を加えて、軽く混ぜます。
・温めた牛乳を少しずつ加えます。
・鍋に移して中火にかけ、ヘラでかき混ぜていきます。
・ガラスのボールに移して冷まします。

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2018年9月30日 (日)

郷土料理レシピ ご紹介!

Colazione siciliana:Brioche con Granita 
グラニータとブリオッシュ (シチリアの朝食)
 

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レモンのグラニータとエスプレッソを入れたクレーマで頂きます。

材料   Ingredienti 

≪ブリオッシュ≫ 4〜5個
薄力粉 + 強力粉  250g   farina
砂糖    60g  Zucchero
卵     1個  uova
ミルク    75ml   latte
ドライイースト 1.8g 1/4 bustina di lievito
塩       4g   sale
レモンの皮  1/2 個分 Buccia di limone
バター    50g   burro

≪カフェクレーマ≫
・生クリーム 200ml  panna per dolci
・コーヒー(エスプレッソ) 1杯分 1 tazzina di caffè
・砂糖 大匙1  1cucchiaio di zucchero

≪レモンのグラニータ≫
・レモン汁 Succo di limone  500ml
・水   Acqua   500ml
・グラニュー糖  Zucchero  250g

手順   Preparazione

※ブリオッシュ
・常温の小麦粉、砂糖、牛乳を混ぜ合わせて、少し捏ねたあと、イーストを加えます。
・卵をひとつずつ加え、更に、塩、レモンピールを合わせて、5分間程捏ねます。
・その後、常温のバターを少しずつ加え、生地が均一にまとまるように捏ねます。
・ひとつのボール状に形成し、ボールに入れ、ラップでボールを閉じて、温かい場所で発酵させます。
・約2時間後、生地を手早く捏ねて、再度ボールに入れて、約8時間ほど冷蔵庫で寝かせます。夜の内にやっておくと朝食にブリオッシュが頂けます。
・冷蔵庫から生地を出して1時間程置いてから、ブリオッシュの形にしていきます。
・表面に卵とミルクを混ぜたものを塗り,更に温かい所で2時間寝かせます。
・再度表面に卵ミルクを塗り、事前に温めたオーブンで170度約10分、その後180度で約10分焼きます。

※カフェクレーマ

・泡だて器で生クリームを砂糖と一緒に泡立てます。
・カフェ(エスプレッソ)を少しづつ混ぜ合わせていきます。
 冷蔵庫で冷やしておきます。

※グラニータ

・お鍋に水を沸かし、砂糖を加え、溶けて透明になるまで泡だて器でかき混ぜます。
・火を止め、冷まします。
・レモンを半分にカットし、果汁を絞り出します。茶こしなど使って、汁だけ抽出します。
・冷めたところにレモン汁を加えて混ぜます。
・蓋つきの容器(プラスティックまたはアルミ系)に入れて、冷凍庫に入れます。
・30分毎にかき混ぜていきます。2~3回、グラニータの生地感になるまで行います。

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郷土料理レシピ ご紹介!

SECONDO:Involtini di Lonza al pistacchio
ピスタチオと豚ロースのインボルティーニ
 
シチリア Casaringa Sofiaのレシピ

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材料(4人分) Ingredienti 

・豚ロース   16切れ(1人4切れ)
・クリームチーズ 150g 
・ピスタチオ (粉) 30~50g  Pistacchio
・パン粉     70g Pangrattato
・パルミジャーノ  30g  Parmigiano
・塩コショウ   適量      Sale e pepe
・オリーブオイル  Olio d'oliva
・ルッコラ  Ruccola (添え野菜として)

手順   Preparazione

・豚ロースは薄くカットしたものを用意します。
・パン粉に塩コショウとパルミジャーノを混ぜ合わせて、バットに敷きます。
・豚ロースはオリーブオイルに軽く浸して、バットのパン粉の上に寝かせます。
・クリームチーズ(フィラデルフィアやストラッキーノなど伸ばせるもの)をスプーンで約10g載せます。
・ピスタチオ粉を2-3gかけます。
・チーズが外に出ないように、ロール状に巻いてカタチを整えます。
・オーブン皿の上にクッキングシートを敷き、ロール状の豚肉を並べます。
・上からオリーブオイルを少しかけておきます。
・オーブン180℃ 約20分で出来上がり。 又はフライパンで焼いても良いです。
 ルッコラなどの野菜を添えてお召し上がりください。

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郷土料理レシピ ご紹介!

PRIMO:Pasta con zucchine fritte e ricotta infornata
ズッキーニとリコッタ セッカの手作りニョッキ
 
シチリア Casaringa Sofiaのレシピ
リコッタセッカはシチリアを中心に南イタリアで作られる塩気の効いたチーズです。

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材料(ニョッキ120個分) Ingredienti 

・ジャガイモ 500g(男爵など粉っぽい、日数を置いたものが望ましい)
・薄力  150g  farina 00
・卵   1/2個   uovo
・塩   ひとつまみ  1pizzico di sale

・ズッキーニ  2本  Zucchine
・リコッタ セッカ  適量  Ricotta Secca(Salata)
・イタリアンパセリ  1束  Prezzemolo              
・オリーブオイル  適量  Olio d'oliva
・塩コショウ    適量  Sale e pepe

手順   Preparazione

※ ニョッキ  
・大きな鍋にたっぷりの水を入れ、そこにジャガイモを入れ、沸騰したら15分、火を止めて15分。
・フォークなどで茹で加減を確認し、ボールに取り、皮を剥く。
・フォークで潰していきます。
・冷めてきたら、小麦粉と卵、塩少々を加えます。
・適量を取り、棒状(サラミ)直径2cm程に伸ばします。
・1cm幅にカットし、フォークでニョッキの形を作ります。

※ ズッキーニのソース(Salsa) ※  
・ズッキーニを3㎜程度の輪切りにカットします。
・オリーブオイルで素揚げし、キッチンペーパーにあげておきます。イタリアンパセリ(みじん切り)、塩コショウを少々まぶしておきます。
・パスタが茹で上がった際に、フラインパン上で、ソースと合えます。
・お皿に盛り付けた後、リコッタセッカを卸して掛けて召し上がれ。

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