イタリアワイン Feed

2020年7月 2日 (木)

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自然派ワイン造りで知られるパオロ・ベア 

今回は建築家である現当主ジャンピエロ・ベアが建てたカンティーナに注目したいと思います。

場所はウンブリア州のペルージャ県 モンテファルコの町

モンテファルコといえば、タンニンで歯茎がぎしぎし言う、とても特徴的な赤ワイン『サグランティーノ ・ディ・モンテファルコ』で有名な場所ですね。

驚くほどとても小さな町で、またイタリアの緑の中心(Cuore verde)と呼ばれるウンブリア州は

イタリアでは珍しく、海に面していない、山、森に囲まれた場所です。

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 1500年代からモンテファルコに住む祖先を持ち、Gianpaolo氏が家庭で親しんでいたワインやオリーブオイルを

他の人たちにも味わって幸せな気持ちになってもらいたいと始めたそうです。

今や息子さんのGianpieroさん達が自然の力で造る考えを引き継いでいます。自然に左右されるので年によって出来る量も変わります。

Gianpieroさんは奥様の建築家で二人のアイデアがあふれるカンティーナなのですね。

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カンティーナ:エコロジーを考慮した自然エネルギーを活用した建築。

見た目もモダンで美しい建物ですが、陽当たりを考慮して余り日射が入らない向きに正面があり、

上階に積んだブドウを中に入れられるスムーズな橋を渡してあります。

また重力を使って自然にタンクに送れるような流れです。

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昔と現代を象徴的に表した圧搾機(Torchio)。  

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風通しの良い部屋にはブドウを陰干しする棚がオブジェのように置かれておりました。

真ん中は見本ですが、このように時期になると、この部屋一面にブドウをひと房ずつ並べます。

雨の日も風が強い日も毎日、朝晩チェックしにきて、常に風通しが良い環境にします。

『GRATICCI』グラティッチ:トウやヨシで編んだ棚

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『サグランティーノ』のブドウの名前はサグラ(祭り)に由来

祭りの時に親しまれたワインだそうで、昔は甘いワインが好まれたこともあり、陰干しをしてパッシートワインを造ることが主流でした。

今もこのパッシートは作ってらっしゃいますが、時代と共にセッコ(ドライ)の需要が増してきました。


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自然と人間の行動の最良のバランスを求めて、化学肥料や薬品などは一切使用せず、その土地、環境で生まれるワインという飲料を頂戴しているという哲学なのです。

"自然は観察し、耳を傾け、寄り添うもので、決して支配してはいけない。

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地下のワイン貯蔵庫ですが、奥の隙間から、地層が見えるようにしてあり、更に水が奥深いところに

流れていることが分かります。壁に使用している石はこの辺りの土地で採れる石灰の石で造ってあり、

温度が夏も変わらず涼しく保たれます。このことでエネルギー資源も殆ど使用せず、自然に優しいという訳です。

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2004年 il GRUPPO ViniVeri設立

 Giampiero氏は Angiolino MAULE 氏(ヴェネト州), Fabrizio NICCOLAINI氏 (トスカーナ州)、 Stanislao RADIKON 氏(フリウリ州)と共に自然の過程でワインを造ることを信念に『ヴィー二ヴェーリ』という組織を立ち上げました。

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Montefalco モンテファルコの町のお勧めレストラン

中心の広場の角にある『エノテカ・アルキミスタ(Enoteca Alchimista)』

テラスは眺めも良い、お昼に頂くワインは頑張ってここまで来たご褒美のよう。

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訪れた時期は赤玉ねぎの美味しい季節だったので、

『Zuppetta di cipolle rosse con Uova in camicia 』ポーチドエッグと赤玉ねぎのスープ

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『Lombata di coniglio』 ウサギの肉巻き

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イタリアのミラノ各地からメディアの方がたがいらして、セミナーを開くGianpieroさん。

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ここで、彼の白ワイン『Arboreus』を記しておきたい。
ブドウは『トレッビアーノ・スポレティーノ』
 
標高200mの畑に、栽培仕立ては『Viti maritate (ヴィーティ・マリターテ)』
コルドーネ・スペロナートの垣根仕立てをベースに、楓の樹に絡めて上部房を付ける昔の方法を再現しているそうです。
エトルリア人が考案したこの栽培仕立ては、壁画や絵画にも見られます。
例)

Viti_maritate 『アルボレウス』のワイン

 名前は樹に絡める仕立てから『樹』を意味する『アルべロ』が語源です。

果皮と一緒に20日間ほどマセラシオンをします。

更に醸造した後、澱と寝かすシュールリーを行うため、アプリコットのような熟したフルーツの香りが広がり、ハチミツのような濃厚さも感じられます。



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2016年10月の写真

オリーブの収穫を手摘みで行っていました。

ウンブリアのこうした手摘みのオリーブオイルは濃厚で、少量しかできませんが、栄養価の高い

ブルスケッタにしてオリーブオイルそのものを味合うのがお勧めです。

品種はMoraiolo(モライオーロ)が主体です。

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2020年6月23日 (火)

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海を遠くに見渡せる、自然公園の中に位置する110ヘクタールのブドウ畑、これは完全なるビオロジコの環境にありますと、ワイナリーを立ち上げた『Amastuola』のGiuseppe氏が語ってくれました。

 マッセリーア masseria農家や農園を意味しますが、プーリアをオリジナルとする1400年代に出来たマッセリアは今、カンティーナ(ワイナリー)やホテル、レストランなどに多く利用されています。

 Amastuolaはワイン製造所と別にホテル・レストラン、ワイン貯蔵庫を1400年代に出来たマッセリア内に造った比較的新しいワイナリーです。AMAは平地Pianullaを、SUOLAは絨毯tappettoを意味した造語です。

うっとりする景観

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このマッセリアから見渡す景色は圧巻で、所どころにオリーブの木が見られ、その周りに’’波’’をイメージして植樹したブドウ畑(標高210m)が広がります。

2020年1月に訪問した写真ですが、太陽は眩しい位でしたが、風がとても強く、寒かったのを覚えてます。

畑は葉の緑がないので、地の色ですが、波型に植わっていることは分かります。

 

風景画家 フェルナンド・カルンチョFernando Carunchoの哲学

2002年スペイン人の風景画家フェルナンド・カルッチョにこのワイナリー建築計画を依頼したところ、彼は機能性と美的感覚を投じた哲学を基盤に敷いたのです。

庭に ブドウ、オリーブ、穀類を混ぜた自然バランスのある庭

100歳を超える長寿オリーブの木が迎えてくれる。 

波の形は海からの風が通ることを意味します。音楽のようなコンセプトで、ブドウの樹が波状に流れて視線を運ぶと、縦にすっと伸びた糸杉が目に留まります。そこで、一呼吸するような意味合いで置いているようです。

ハーモニーを呼ぶ波は3㎞にも続く。「時間の波はこの土地の古代から続く時を打っている」

1500本以上ある長寿のオリーブの木は景観を考えて配置してある。これは歴史的モニュメントでもある。ペルージャのイタリア学術会議CNRに登録されている。800年を超えるオリーブもある。直径2.5m 

ブドウの樹の濃厚な緑色とオリーブの木の銀色に光った緑がコントラストを生みこの景観に調和を保っている。4Dを表す波という、4つ目はtempo(時間) とuomo(人)

州立公園 “Terra delle Gravine” 内に位置します。ここは歴史的にターラントの金細工が発掘された場所でも知られます。また有名な旧石器時代の巨石墳のある「アチェッタのネクロポリ7」からも近い。岩生植物が豊富で、海岸松、ローズマリー、タイム、レンティスコ、セイヨウヤマモモ、桑の実、野性イチゴ、山査子などが見られます。

 波は力、エネルギーを音楽のようなリズムで運んでくる

先祖から子孫へ引き継がれるように 土地はブドウに形を変えていきます。

収穫祭は 家族や友人たちと祝った収穫祭の記憶に結び付きます。
この波型のブドウ畑はアマストゥオーラのシンボルとなっています。

プーリア州’’マッサフラ’’

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イタリアをブーツに見立てるとヒール部分にあたるのがプーリア州です。 

このワイナリー『アマストゥオーラ』は丁度’’土踏まず’’辺り、ターラントの港町から少し中に入った

’’マッサフラ’’という町にあります。


 



プーリア州旅行

ここを拠点にプーリアの観光地へ出かけるのに便利です。

Alberobello(アルべロベッロ)、Ostuni(オストゥーニ):この辺りは’’TRULLI トゥルッリ’’という石灰の白壁に石を積み上げたとんがり屋根の建物で有名です。 実はValle d'Itria(イトリア渓谷:南プーリアのバーリからブリンディジ辺りを指す)全体に広がっており、よく見られます。

Lecce(レッチェ):バロック建築が見られる南プーリア中心の町。

Polignano a Mare (ポリニャーノ・ア・マーレ):日本でも有名な歌「ヴォラーレ、オーオー、カンターレ、オオオオー...」をヒットさせたドメニコ・モドゥーニョの故郷。アドリア海を望む絶壁は写真に収めたくなります。

 

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Masseria Amastuolaは1400年代に生まれたグレコの修道院だった

ターラントの王子(ジョヴァンニ・アントニオ・オルシーニ)によって1400年代前半にマッセリアはターラント(サンヴィート デル ピッツォ)のイタロ―グレコの修道院となった。 1500年代マッセリアは永小作権を得て、貴族ジョバンニ・フェランディオに売り渡した。彼はマッセリア周囲の土地も購入した。1652年にはタランティーノ・アンドレア・ダッフリットに2000ドゥカーティ(当時の通貨)で売却した。

18世紀に土地も広がり、マッセリアが栄えた時代を迎える。子孫のアンドレア・ダッフリット・ジュニアによって、改装していった。

1773年経済的危機に陥った為、彼は終身年俸1200ドゥカーティ(当時の通貨)を条件に、ターラントのサヴェリオ・ダジャラに遺産を全て引き継いだ。 実は一度手放した後、惜しくなり再度取り戻そうと裁判を起こしたそうですが、叶わなかったそうで、1900年代中頃までダジャラが所有していまして。2003年にマッセリアはマッサフラのモンタナロ家の所有となります。(資料・写真:AmastuolaのHPより)



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Amastuolaの代表するワイン:『Centosassi(チェントサッシ)』
 

プリミティーヴォ100%、アルコール15.5%とふくよかな味わいを堪能できます。これは筒型troncoconiciのオーク樽で醸造させ、12か月間木樽で寝かせます。

アリアニコも栽培しているが、タウラージに比べてアルコール度、糖度が比較的高くなります。南イタリア、とりわけプーリアのワインは15~20年前までは『VINO SFUSO』といって量り売りで販売されることが多かったのですが、酸がしっかりしたアリアニコをプリミティーボにブレンドして、より飲み易く造っていました。



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 『BIANCO SALENTO』ビアンコ・サレント

 

 サレントで造るマルヴァジア(75%)とフィアーノ(25%)の白ワイン

アルコール度12.5% 

Biologico(オーガニック)



夜のブドウの手摘み収穫 Vendemmia alla notte

気温18度位において、ブドウを収穫することで、冷やす必要がなく、その為のエネルギーも節約できます。 

BIOLOGICO オーガニック

土壌と自然の関係性を守ること。除草剤や殺虫剤、化学肥料を使用しないこと。害虫駆除にはボルドー液を使用。酸化防止剤として亜硫酸塩は辛口赤ワインで100mg / L、辛口白ワインで150mg / L以下と制限すること。などの規定があり、アマストゥオーラもBIOワイン造りに努力しています。

酵母はセレクトして使用しています。ビオディナミは取り入れていない理由として、木樽を使用して自然酵母を育てて揮発酸を生み易くなることを避けたいという考えです。

水資源を大切に: コルモンスと共同研究で30%使用減に成功しています。

土地にも休みが必要:グリーンピースなどの5種類の野菜を栽培することで、マグネシウムを土に与えることができ、ブドウの樹の根も3倍に伸ばす事ができました。 

草が緑肥となり、秋には麦の穂の絨毯となり、太陽の強い光から守られ、茸による菌が育ち、適度な湿度を生みます。こうして元の姿に戻してやります。

ワインは子供のようなもの 

ブドウは熟すと色を付け、妊婦さんのようにブドウの実に蝋粉をつけたりして、種子を守ろうとします。酸度、糖度の条件が揃うとき収穫となります。自然のフェノロジー: 植物の発芽・開花・落葉などの活動周期が終わると、種を地面に残して1つの命のサイクルが終わります。

育成・熟成:エルバージュ(フランス語)、インヴェッキアメントinvecchiamento(イタリア語)

プーリアの気候、ミクロクリマよりブドウの糖度は必然的に高くなりますので、イタリア北部のバローロやアマローネのような木樽による長期熟成は不要だといいます。

マッセリアで泊まる!

近くにある町La Terzaはタイルが有名な町。地元のタイルを洗面台の壁や床に使用しています。

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寒い中案内して下さったGiuseppeさん。

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2020年6月17日 (水)

''陰干しブドウのスプマンテ’’ のユニークなワイン醸造 

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マルケ州マチェラータにある小さな町 『SERRAPETRONA』 (セッラペトローナ)



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  マチェラータの山々と丘陵に囲まれた標高500mの場所。このあたりは2016年8月、10月と続いたイタリア中部地震に見舞われ大被害のあった町ノルチャやアマトリーチェから車で1時間程度に位置します。

 セッラペトローナの村では昔からブドウ栽培を始め、オリーブ、野菜農家が多く、また森林の伐採、木炭の製造、養蚕業で栄えてきました。その資源となったのが山からの湧水の存在です。

この辺りは時代と共にピチェー二(ピケニ)人、ローマ人、ランゴバルド人と民族も移り変わっていきました。1861年のイタリア王国統一までは、ローマ教皇の支配下に置かれていました。

 “Vernaccia di Serrapetrona DOCG” ヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナ DOCG

ユニークな製法:3回にわたる発酵

ブドウはヴェルナッチャ・ネーラ。ブドウの成長はゆっくりで、数も少ない(1ヘクタールに8,000kg程度)

【①primo passo】

1月まで待って収穫をするヴェルナッチャ・ネーラのブドウは、3か月陰干します。

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【②secondo passo】

その後圧搾を行います。モスト(果汁)は鮮やかなルビー色、甘く、はちみつのように濃厚です。

これとは別に10月に収穫したブドウをすぐにアルコール発酵してワインを造っておきます。

モストをこのフレッシュなワインに加えて、更に発酵が始まります。

【③terzo passo】

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 この出来上がったワインの二次発酵を行い、スプマンテを造ります。(スプマティザツィオーネといいます。)

最低でも収穫から1年半は掛かるワインなのです。

丁度パスクワの時期に出来上がります。伝統的には『コロンバ』という鳩の形をした軽い触感のケーキを頂きますが、この辺りでは、当時もっと素朴なシュガーパウダーがしっかりかかったドーナツのようなケーキ(チャンベッラ)が主流でした。

フェスタでは、このとっても甘いチャンベッラと一緒に セラペトローナのスプマンテ(DOLCE)を頂いていたようです。



 ワイナリー 『Alberto Quacquarini』アルベルト・クワックワリーニ 

このヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナDOCG用のブドウ畑35ヘクタールを有し、数少ない生産者のひとつです。

この土地にしかないヴェルナッチャ ディ セッラペトローナを作り続ける家族Quacquarini さんのカンティーナを訪れました。

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カンティーナにはアルコール発酵用のステンレスタンクと、発泡ワインを造る為のタンク、更にスティルのヴェルナッチャ・ネーラのワインを寝かせる樽が余り広くないカンティーナに、整頓されていました。

ワインを継ぐのは現在の当主、MAUROさんです。 

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これらすべてのワインのブドウ品種はVERNACCIA DI NERA(ヴェルナッチャ ディ ネーラ)。サルデーニャやサンジミニャーノにもヴェルナッチャはあるが、別品種である。ヴェルナッチャはラテン語でブドウの苗木です。
①Vernaccia di Serrapetrona DOCG SECCO
 【辛口】Seccoは食前酒からチーズやサラミに合わせ、パスタまで合わせられます。
 
②Vernaccia di Serrapetrona DOCG DOLCE
 【甘口】ドルチェは、やはりスイーツに合わせて頂きたい。

③Petronio IGT

 2か月陰干しをしたブドウを醸造した後、バリックで30ヶ月熟成。またブドウの出来が良かった年にしか造られません。アマローネ製法に近いワインですね。

 Abbinamento 合わせるお食事 

セッラペトローナの町に行ったらお勧めのトラットリア『La Cantinella』

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Tagliatelle alla vernaccia(ヴェルナッチャのワインソースのタリアテッレ)

Ravioli di funghi e tartufo(キノコとトリュフのラヴィオリ)

Tiramisu' con frutti di bosco(ベリー系フルーツのティラミス)

すべてヴェルナッチャのセッコ、スティル、ドルチェと合わせられます。

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2020年6月10日 (水)

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エトナのある西側は『動:Dinamico』、東側は『静:Statico』

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シチリアで有名なワイン生産地といえば、エトナ、つまり東側。ここはその反対側に位置します。

造り手Francescoさんが仰るには、エトナ火山の影響をシチリア全土が受けており、その恵みを授かっている。

東側が噴火のエネルギーが沸き起こる『動』で、西側はそれを吸収する『静』。こうしてシチリアはバランスを取っているといいます。



 

La Biodinamica ビオディナミ

フランチェスコさんにとって、『土壌』『熱』『水』『光』の4つの自然要素をワインに与える唯一の方法が『ビオディナミ』と考えます。

更に、5つ目の根本となる要素は畑でブドウを育てる人『Vignaiolo(ビニャイオーロ)』の手仕事

ビオディナミを選んだきっかけは当時10歳になる息子さんをシュタイナー教育の学校に入学させる時にその考えに感銘を受け、それからビオディナミをワイン造りにも選ばれたようです。

ビオディナミの特徴的な手法:

プレパラシオン500(preparato): 水晶の粉末を水で溶いて牛の角に詰めたものを、土中に埋めます。

プレパラシオン501:牛の糞を牝牛の角に詰めて角の先だけ出た状態で埋めることで、角から自然のエネルギーを吸収するそうです。

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フランチェスコさんは上記500、501以外に、土壌の状態が大事だと話します。 冬の間も土壌を自然の状態で維持するために雑草の緑肥を作って利用しています。 

春は草花がより育ち易い環境に剪定、土は掘り返して耕さずに砕く程度に整え、馬鍬を使って土に起こし、土底へ酸素を与えることで、水分が蒸発するのを抑え、余分な潅漑をする必要がなくなります。  



フランチェスコさんのワイン造りの基本:

✫アルコール発酵は自然の過程で行います。

  ‐酵母はカンティーナに住みついている自然酵母。

 ‐酵素や菌などの添加は一切しません。

✫ぶどう本来の力、恵みを活かします

 -ブドウやワインに対して修正を行わない:

-NO クリオ・エクストラクション(収穫したブドウを人工的に凍らせて糖度の高いワインを造る手法)

-NO 酸化防止剤

-NO 濃縮

-NO 加糖

-NO 清澄剤 

 -NO 無菌濾過

-NO アロマティックな酵母や遺伝子組換え酵母

-NO アロマ(粉末タンニン,オークの木くず)の添加

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2016年に訪れた時は10月1日Vendemmia(葡萄の収穫)が行われました。

Guccioneが栽培する品種は白はTrebbianoとCataratto。赤はPerriconeというこのエリアの土着品種とNerello Mascalese。

畑はカンティーナから10分程車で行った実家の前に広がります。ブドウ畑は6ヘクタールで、後の4ヘクタールは野菜などを栽培したりしています。

東西南に開けた土地で太陽の光を常に浴び、風通しがよく、標高約500mで昼夜寒暖の差もあります。

土壌は全体的に白い石灰質と黒い粘土質が混ざっており、彼が言うには、昔丁度真ん中辺りに川が流れていたそうです。そのため地深くには山の恵みである地下水があります。また緩やかに傾斜になっている為、水はけは良いそうです。

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彼のカタラットとペッリコーネは素直に感動します。

右の写真はPerriconeの自然酵母によってアルコール発酵中です。

毎日櫂入れ(Rompere il capello 皮を破るという意/Follatura)というかき混ぜる作業を行います。

醗酵中にガスが発生し果皮などが浮いてくるため、色素等の成分抽出などムラの無いように醗酵を促します。

私も体験したのですが、棒自体がとても重く、更に皮が表面に固まっているのを砕くのは本当に腰から力を入れてやっとでした。

左の写真はカタラット。自然酵母によってアルコール発酵に入るところです。収穫翌日で表面に浮かんできた澱を掬い出す作業をザルを使って行いました。Pazienza!の仕事ですよと仰ってましたが、本当に根気の要る仕事です。

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   ここではカタラットの中でもエクストラ・ルチドを栽培しており、希少品種です。

   とても洗練されており、アロマが繊細な豊かさを持ち、香りはグラス一杯に広がります。

   力強さというより、個性的なワインといえます。



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 シチリア西部の土着品種、ペッリコーネ。

 その昔、『マルサラ酒』に使用されたり、ボディをしっかりさせる為にブレンドされたりしていたブドウです。

 ところがペッリコーネだけでワインにすると、 ふくよかなボディだけでなく、エレガントなワインに仕上がっています。 その理由にはやはりミクロクリマがあり、畑は標高500mに位置し、海が近いことから、ヨウ素を含んだ海風にさらされ、このブドウにやや冷涼地の条件を与えています。

 イタリアで60ユーロで販売されています。

 日本にも入荷しております。



ワイナリー『Guccione』

Francescoさんはとても穏やかな方という印象を受けました。彼のご実家は地主であり農家を営む恵まれた家柄だったようで、小さい頃、家族でおばあ様の別荘があるパンテレリア島で夏を過ごされたようです。そこにあのジョルジョ・アルマーニ氏がよく遊びにいらしていたそうです。

彼は画家でもあり、将来もっと世界を周って絵を描きたいと話していました。

お住まいはお父様が1968年のベリーチェ渓谷の地震の後少しずつ修復されたそうですが、本当に素晴らしい家でした。庭にはシチリアではOrtigiaにしか生息しないというパピルスも植えてあり、猫たちが幸せそうでした。豚や鶏もいましたが、昔はシチメンチョウも10羽近く飼っていたそうですが、飼い犬がある晩全てを殺ってしまったそうです。これも自然の姿ですね。

畑はBIOとして登録しているそうですが、ワインには申請せず、DOPなどにも興味がなく、素直に自然のワインを追求した美味しいワインを求めている姿勢が伺えます。

VdTの為、ビンテージはLotto番号の横に書いてあります。蝋キャップを使用しているボトルもありなます。

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2020年6月 2日 (火)

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ピエモンテの希少ワインの銘醸地『BOCA』


ピエモンテで有名なワイン生産地といえば、バローロで知られるランゲ地方ですが、実は古代ローマ人たちがワイン生産地として注目していた地域が北東部にあります。オルタ・サンジュリア島の麓あたりに位置する山と湖、川に囲まれた『BOCA』(ボーカ)。 

1800年代には4万ヘクタールもあったブドウ畑が今では700ヘクタール

20世紀初頭、北イタリアも経済成長期を迎え、繊維工業など盛んになり、農家達はみな報酬が良い工業地域へ転職して行きました。

更に1950年頃に雹の被害が続き、殆どの畑が放棄され、荒廃しました。1990年代にはブドウ畑は10ヘクタールにも満たなくなり、BOCAのワインは忘却の彼方に消え去っっていきました。

今でも放置されたままの土地は少し残っています。

 

ネッビオーロはスパンナ(Spanna)と呼ばれる

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この辺りの品種はネッビオーロ(スパンナ)、ヴェスポリーナ、クロアティーナ、ウーヴァ・ラーラ、

それから、マイナーな品種では、ドゥラーザ、スラリーナ、マルヴァジーア・ディ・ボーカ、ドルチェット・ディ・ボーカ、ネレットなど。

BOCA DOCのミクロクリマ

気候は穏やか。アルプス山脈の手前にある湖の影響で秋は温かく霧も見られない。傾斜は南向きですが、昼夜の気温差がしっかりあるため、ワインにストラクチャーを与えます。

北側の山が冷たい風を遮り、ブドウはしっかり熟すことができます。

森に囲まれた自然国立公園があり、環境で自然の草花や動物たちと共存しています。 

火山岩と砂質の酸性土壌であるため、硬質な素朴なネッビオーロが育ちます。 

マッジョリーナ(MAGGIORINA)

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昔ながらの混植、混醸スタイルの希少な一本

急斜面に段々畑式に栽培されていて、機械は入れない、人の手で全て世話されています。

ここのマッジョリーナではクロアティーナのブドウが主に栽培されており、ネッビオーロやヴェスポリーナ他10種類ほど植樹されています。

昔は混植であった為、伝統的にエルバルーチェやマルヴァジーア・ディ・ボーカといった白ブドウも栽培して混醸する為、この土壌の昔ながらのワインとして味わえる希少な1本です。



 

古代ローマ以前から存在した?マッジョリーナ仕立て

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このノヴァラ周辺のワイン造りについて、大プリニウスの書『自然史』に記述されています 。

3本の樹の先を絡めて輪にして4本の支柱で止めて棚式に仕立てます。

ブドウの房が葉に覆われるため、雹などの被害を受けない特徴があります。

時代と共に形が変化していきましたが、最終形はトリノのあの素敵な建造物『モーレ・アントネリアーナ』の建築家が考案したそうです。

今の樹は1910~1920年のフィロキセラの後に植樹されたものですが、今も現役で健康なブドウの実を付けてくれます。

ワイナリー『Le Piane』

Christoph Kuenzli(クリストフ・クンズリ)氏は1990年代に醸造家や友人のアレクサンダー氏と一緒にこの地の素朴な美しさに魅了され度々訪れていました。そこで、アントニオ・チェッリ氏に出会う。
彼は1980年代にBOCAでワイン造りをしていた数少ない一人です。彼のブドウ畑、そして何年も寝かしたワインに出会い、これは継続すべきものだと確信したのです。
彼から引き継ぎ、少しづつBOCA DOCの区画を買い足し、今日の9ヘクタールのレ・ピアーネの基礎を創り上げました。

1998年、悲劇にも仲間のアレクサンダーが事故死した為、実現したレピアーネを見せることが出来なかったが、彼の理想や夢は新しい畑『メリディアーナ』に生き続けています。

畑の合間に建てられたLa Casa gialla(黄色い家)、これは新しい出発点を意味し、レピアーネのロゴとして用いられています。

愛らしいChiara Tinivella キアラさん

私は彼女と出会って、このBOCAの地、ワイナリーLe Piane,そこで造られたワインに魅了されました。

実はキアラさんはサムライが大好きなんです。勿論見た目ではなく、その精神に惚れ込んでいるそうです。彼女は会うたびに、「サムライに会いたい!」と話すので、2017年、生徒さん他をお連れするピエモンテの旅を企画した際に実現させたのです。その時涙を流して喜んで下さったこと、私も感動致しました。

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セジア川を越えれば、ガッティナーラの町があります。そこのホテル学校で、浴衣などの日本的装いで、『茶の湯』を提供し、またおにぎりやお好み焼きなども作って、文化交流を開催しました。そんなひと時にご招待した時のこと。

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2020年5月24日 (日)

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 ブドウ品種『アルバーナ』ローマ人の手によって栽培されていた古代の品種のひとつです。

歴史は西暦435年に遡ります。Gallaplacidiamausoleo

テオドシウス大帝(ローマ東西を最後に統一した皇帝)の娘、ガッラ・プラチディア皇女の物語です。

(←写真:世界遺産ガッラ・プラチディア廟堂を建てたことでも有名)

当時西ローマ帝国の首都であったラヴェンナでは、夫コスタンティウスウスが亡くなり、その後幼い息子を西方正帝の座に据え、実質彼女が統治を図っていました。その頃、沿岸地域で流行っていたマラリアから逃げる為に、ロマーニャの丘陵地へお伴を連れて移動していた時のことです。

暑い夏の日で、Monte dell’Uccellaccioという丘の町で休憩を取ることにしました。すると、その町の人たちが、テラコッタで出来た粗末な容器にアルバーナのワインを入れて、皇女に差し出しました。

ガッラ・プラチディア姫はそれを口に含むと、余りの美味しさに驚きと興奮を隠せず、

『この粗末な容器とはちがって、貴方の優しさと同様に、なんと素晴らしい黄金の飲みもの(berti in oro)なのでしょう!』

この逸話より、町はBERTINORO(Berti in oro:黄金色の飲み物と名付けられました。


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ワインの町(Citta' del vino)として知られる『ベルティノーロ』はフォルリ-チェゼーナ県にある丘陵の町 

黄金色の飲み物は 『ALBANA di ROMAGNA』アルバーナ・ディ・ロマーニャ、金色に光り輝く白ワイン!

生産地はボローニャ、フォルリ-チェゼーナ、ラヴェンナ県に限定されています。

古代ローマ人がこのあたりえ栽培し、素晴らしいワインと博物学者プリニウスも記しています。

イタリアの白ワインで初めてDOCGを取得(1987年)!


ベルティノーロでこのアルバーナを作っている生産者CELLIをご紹介します。

2020年5月のビデオレター(写真をクリックしてください)↓↓↓

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Betinoroのミクロクリマ:

アドリア海とアペニン山脈の間に位置します。海からは潮風が吹き、温和な気候をもたらす為、夏は涼しく、冬は温かい。

またロマーニャの地層はスプンゴーネSpungoneと呼ばれる岩質で、石灰岩を基盤としています。 このミクロクリマがワインに特有のミネラルを与えています。

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I CROPPI  イ・クロッピ   ROMAGNA ALBANA SECCO DOCG

 柑橘系のフルーツの香りがいっぱいに広がります。

グラスに注ぐと輝く金色で、ワインだけでも楽しめてしまう深みもあります。

しかし、アルコール度14%ですから、お食事は召し上がった方が良いでしょう。

パスタ大国エミリアロマーニャ州ですから、カッペッレッティなど肉や野菜を詰めたパスタをセージとバターだけで頂く料理、

郷土のピアディーナサラミやグリル野菜スクワックエローネのフレッシュチーズを添えて頂きたい。

塩味の効いたリングイネのボンゴレビアンコも良いです。

品  種  アルバーナ100%

  

  上代:2,000円 → イタリアBARエルシーアイで販売中!



 

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2019年10月CELLI訪問! /2019年11月Mauroさん来日!『Tregatti』Degustazione!

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2020年5月18日 (月)

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サルデーニャ島南西部に浮かぶサンピエトロ島(町はカルロフォルテ)にあるワイン生産者

『タンカ ジョイア TANCA GIOIA』 

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この島ではリグーリアの方言!

1544年、ローマ皇帝カール5世はリグーリアのPEGLIという町の貴族ロンメリーニ家に植民地のTABARCA(今のチュニジアの海沿いにある町)を与え、そこで珊瑚漁とその商売を成功させるよう命ずる。

PEGLIから一族が移民し、TABRCAで成功した後、サラセン人や海賊の侵略や珊瑚の減少によって、TABARCAは廃れていった。

1736年、サルデーニャ王カルロ・エマヌエレ3世がサルデーニャの価値を高めるために、このTABARCAからおよそ1000人ものPEGLIの人びとを迎えいれたのが、ここサンピエトロ島。

珊瑚漁や交易のノウハウを得たTABARCHINIの活躍を願ったのである。



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ワインのラベルのは『U-TABARCA』これはタバルカ(チュニジア)で功績を遺したジェノヴェーゼの人たちへの敬意を払って付けたそうです。



サルデーニャ島の土着品種

カリニャーノ・デル・スルチス

ボヴァーレ・ピッコロ(ボヴァレッドゥ)

ナスコ・アロマティコ

モスカート・ディ・カラゼッタ

ヴェルメンティーノ・ディ・ サルデーニャ

これらの品種はフィロキセラが発生せず、自根で栽培されています。その為、明らかに島特有の土壌の影響を受けています。栽培方法においては、人の介入は最小限に抑え、伝統的な方法で、灌漑も殆ど行っておりません。

栽培するブドウは、毎年その年の太陽や風、雨を受けて育ついわば子供のようなもので、ヴィンテージ毎に異なる個性が生まれます。畑の一画ごとに、樹1本ずつ各々が海に向かって呼吸しています。砂の土壌や海からの湿気を含む風は出来上がるワインにミネラルと塩味を与えます。

全てのワインはステンレスタンクとガラスコーティングしたセメントタンクで醸造されます。

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畑はサンピエトロ島の中心にあり、2つの大きな区画:ヴィーニャ・アルタとヴィーニャ・バッサ

合わせて10ヘクタール弱の広さで乾燥した砂地土壌であり、海風を年中受けて、健康的なブドウが育っています。

砂土壌のおかげで、接ぎ木をせず、自根でブドウの樹が育っています。

このことはとても重要で、土中の微生物を研究する近代の専門家たちや熟練者が提唱するように、接ぎ木というフィルターがある場合、自根で育つ原型の樹とは異なり、仕上がるワインは変質し、品質が劣ってしまいます。このように自根のブドウで造られたワインは香りと余韻がとても素晴らしいのです。

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Roussou ルッソウ Carignano del Sulcis DOC

品種はスルチス湾領域の土着品種カリニャーノ100%で造られています。

濃厚で力強い黒ブドウですが、丁寧に造ることで、エレガントで重すぎず、バランスの取れたワインに仕上がります。グラスに注ぐと、太陽を浴びた石灰質土壌の地中海沿岸に育つハーブの香りが広がります。

品  種  カリニャーノ

ボディ フルボディ

合わせるお料理  マグロのカラスミ、マグロのロースト、マグロをベースにしたパスタ

  

  上代:3,400円 → イタリアBARエルシーアイで、特別価格で販売中!



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Ciu’ Roussou チュウ ルッソウ

スペインの伝統的なボヴァーレ・スパニョーロに比べるとブドウの粒がとても小さく、ボヴァーレ・ピッコロと呼ばれています。

厚い皮に覆われ、甘くて濃厚な実でも小鳥に食べられず熟すことができるようでうす。

仕上がるワインは濃厚で、咀嚼するように味わって頂けます。チュウ・ルッソウ(より赤いの意味でリグーリア方言)は、口に含むと流れるような滑らかな感覚があり、熟成した赤果実のフルーツやスパイスが放たれます。

品  種  ボヴァレッドゥ

ボディ  フルボディ

合わせるお料理  ペコリーノチーズフ熟成タイプ、サラミ類、ウナギのロースト、子羊肉のロースト

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Ventou de Ma ヴェントゥ・ デ・ マ

サルデーニャ島のヴェルメンティーノの純粋で真のエッセンスが感じられます。

海風は夏は空気を涼しくし、冬場は高い波を起こします。ここでブドウが育ち、海風によって、サルデーニャのヴェルメンティーノの個性が吹き込まれます。

ブドウは自根で栽培されており、ワインにはエレガントで余韻の長い香りが生まれます。特徴的なのは、最後に洋ナシやフレッシュなアーモンドを思い出させるようなほんのり苦味を感じます。

品  種  ヴェルメンティーノ 

ボディ  フルボディ

合わせるお料理  えびグラタン、手長えびのオーブン焼き

 上代:3,400円 → イタリアBARエルシーアイで、特別価格で販売中!



2018年9月 Tanca GioiaにてTancagioia4_2

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2019年12月17日 (火)

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この度 イタリア本部FISのBIBENDAが出版する「イタリア式ワインのABC」(原題:ABC del Vino e dell'OLIO)の日本語版がイカロス出版より発売されました。

イタリアワインソムリエの基礎知識と更に少しオリーブオイルソムリエの基礎知識も書かれております。

目次:1章 ブドウ栽培
   2章 醸造学、醸造方法
   3章 ワインのテイスティング
   4章 ワインと料理のアッビナメント
   5章 イタリア各州のブドウ栽培とワイン醸造
   6章 ソムリエの仕事
   7章 オリーブオイルについて
  
WSAイタリアワインソムリエ資格コースにて学ばれた方は復習する為に。これから受講される予定の方は予習の為や、短期集中のコース中の理解を深めるために。

他にもイタリアワインがお好きな方やご興味がある方はどなたでも、是非お役立てください。

写真が多く、イタリアらしいデザインが素敵な、分かり易くまとまっている内容です。

 フルカラー160頁。BAROLOの畑区画地図(MeGA)も付いてます!

 価格1,980円(税込)

Amazon でも販売!

ご注文・配送はLCIイタリアカルチャースタジオでも承ります。

※送料別途。(クリックポスト188円またはレターパックライト370円など)

お申し込みはこちらへどうぞ。info@lci-italia.com 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

IVS Japan (一社)日本イタリアワインソムリエ 
LCIイタリアカルチャースタジオ 

2018年6月11日 (月)

  

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【日時】 8月19日(日)17:00~19:00 (時間内入退出自由)

イタリアの有名なカンツォーネから、60-70-80年代の日本でも流行った数々のイタリアの歌を

イタリア人ギターリストCristianoが生演奏でお届けします。

LCIの先生も歌うかも?!



美味しいワインとイタリア音楽を楽しむひと時をお過ごしください。

イタリア好きのみなさんお集まりください~。

お馴染みのイタリア名曲が満載。気分はイタリアです!

  

VOLARE.... 、Tintarella di Luna... 、IL BALLO DI SIMONEなどの人気の曲も、歌とギターの生演奏でお楽しみいただけます。

その他イタリア名画音楽も演奏予定です。

あの時の感動を思い起こさせてくれます。

まるでイタリアにいるような雰囲気で、イタリア語の会話や、イタリアの情報交換・交流も楽しめます。   

 
~Chitarrista: Cristiano をゲストにお迎えして~     
 
 

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【参加費】 3,000円 1ドリンク+ un Piatto (イタリアン軽食)付き   

お食事やドリンクは追加でご注文頂けます。

お友達、ご家族とお越し頂いてもOK。(小さなお子さまは半額でご参加いただけます。) 

【場所】 LCIイタリアxカルチャースタジオ吉祥寺

 【お申込み・ご予約はこちら】info@lci-italia.com

または、お問い合わせなど、0422-24-8897までどうぞ気軽にご連絡ください。

皆様のご参加、スタッフ一同、お待ちしております。

♪♪ Vi Aspettiamo!  ♪♪

2018年3月10日 (土)

毎年LCIイタリアカルチャースタジオで開催しております、WSAイタリアワインソムリエのコースがイカロス出版「ワインとグルメの資格と教室2018」に掲載されました。

2018年研修旅行開催決定! BIBENDA (FIS)本部研修とローマ近郊の重要なワイナリー訪問・ワイン生産者とのコラボ:お食事とのアッビナメント実践 全てイタリア人講師がガイドします。 

日程:10月13日(土)午後~14日(日)終日 

WSAイタリアワインコース、過去の受講の様子はこちら!  

WSAイタリアワイン専科ソムリエコースのQ&Aはこちらをご覧ください

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