LCIイタリアカルチャースタジオ Feed

2025年6月 1日 (日)

これからイタリア語を始めたい方、イタリア留学に備えたい方、イタリア旅行を考えている方へ

Lci


LCIイタリアカルチャースタジオでは、
イタリア語教育資格DITALSの先生が教えますので、丁寧で分かり易く、会話ができるようになる為のレッスンです!

【今から始めるイタリア語コース(3カ月)33,000円】

  7月19日(土)スタート! 募集開始!

※継続できます。

※無料体験レッスンはこちらからお申込みください。


【参加方法】教室対面、または、オンライン(ZOOM)

【クラス人数】2~5名 ( ※2-3名:60分、4-5名:90分)

【日程】イタリア語レッスン 12回  

【受講料】33,000円(税込)


【お申込み方法】こちらのお申込みフォームにご入力ください。


【学習内容】テキスト Lezione 1- Lezione 4の途中まで

◎初対面の挨拶

◎自己紹介する (ーARE動詞、単数名詞、冠詞、前置詞、疑問詞)

◎レストラン、カフェ(BAR)での会話、注文について (ーERE動詞、複数名詞、定冠詞、疑問詞)

◎自由時間の使い方(ーIRE動詞、不規則動詞、前置詞、曜日、~が好きですの表現)


【お休みなどの対応】

LCIグループレッスンの場合、ご都合によって、オンラインで参加することもできます!

また、お休みされる場合、レッスンビデオをお送りいたしますので、ご自宅で学習して、無理なく次のレッスンに参加頂けます!


【初回レッスンで学ぶ『初対面の方との会話』】

VIDEO① 自分の名前を言って、相手の名前を尋ねる


YouTube: イタリア語講座 初対面のあいさつ①- LCIイタリアカルチャースタジオ


VIDEO② 自分の出身地を話して、相手の出身地も尋ねましょう。


YouTube: イタリア語講座 初対面のあいさつ②- LCIイタリアカルチャースタジオ

VIDEO③ 自分の住んでいる場所を言って、相手の在住地を尋ねる


YouTube: イタリア語講座 初対面のあいさつ③- LCIイタリアカルチャースタジオ

VIDEO④ 自分の仕事を話して、相手の仕事も尋ねましょう。


YouTube: イタリア語講座 初対面のあいさつ④- LCIイタリアカルチャースタジオ

VIDEO⑤ まとめ、全部通して、初対面の挨拶をしてみましょう。


YouTube: イタリア語講座 初対面のあいさつ⑤- LCIイタリアカルチャースタジオ


【お申込み方法】こちらのお申込みフォームにご入力ください.

※事前に体験レッスン(無料)受付中です。

LCIイタリアカルチャースタジオ  

その他のコースや留学などについてはお気軽にお問い合わせください。

2025年4月10日 (木)
2025年3月29日 (土)

トリノ『Palazzo Caglignano』カリニャーノ宮はサヴォイア家レジデンスのひとつ、カリニャーノの王子の私邸で、リソルジメント博物館があります。
そんな素晴らしい建物で行われたバローロとバルバレスコだけのワイン試飲会。

イタリアの中でもピエモンテならではのイベントだと思います。

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ここで気になっていた生産者にかなり会うことが出来ました。

BIBENDA/FIS/WSAイタリアワインソムリエコースの講師、Edoardo氏より勧められた

『AZELIA』は香りの広がりが素晴らしく、Morbidezza(柔らかさ)とDurezza(硬さ、酸やミネラル、タンニン)のバランスがとれており、余韻が長い、何よりも感動を呼びます。

生産者Lorenzo氏が愛する畑SANROCCOが人気のようでしたが、MARGHERIAも優しく若々しいけれどとてもエレガントで気に入りました。

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『Fratelli Alessndria』はVerdunoにあり、実はペラヴェルガを頂いて知ったのですが、バローロも美味しかったです。

同様に『Castelllo di Verduno』もペラヴェルガを作っています。ここは歴史的に有名なカンティーナでバローロ・バルバレスコもあります。

バローロはヴェルドゥーノの土壌から特有の香りがありました。

土の生産者もそうでしたが、CRUによる違いがよく表現されていることに改めて感心しました。

PIRA E& FIGLI CHIARA BOSCHIS,  PIRA, BORGOGNO... 

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BRALEも小さな家族経営ですが、Barolo村にあり気に入りました。

その他、L'ASTEMIA の生産者はとてもSIMPATICO親しみ易く、一度見学に行ってみようと思います。

PODERI COLLA: こちらもEdoardo氏のお勧めでしたが、やはりSerralungaに畑があり、Serralungaといっても広いので

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PODERI COLLAは Monforte d'alba にあるBUSSIAの畑のバローロでしたが、BUSSIAは非常に広いので、更に区分けした方がよいと、生産者は話していたほど、仕上がりが異なるようです。

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RIZZIはバルバレスコ(TREISO) も女性的な優しいネビオロでした。

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東京でもこんなテイスティング会があればと思った次第です。15:00-20:00とオープンしてましたが、私は2時間で十分満足して帰りましたが、ソムリエ談義しながらゆっくり過ごすのも楽しいでしょうね。なぜか男性が非常に多かったです。

2025.3

Kyoko M

5月10日(土)日本時間18:00~19:00 

当主Raffaella Bolognaさん自ら登場されます!

私(Kyoko.M)が現地に行って、畑、カンティーナの様子をお伝えします。
更にブライダと一緒にテイスティング解説いたします。

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近年バルベーラはネッビオーロに匹敵するほど重要視され、クオリティも上がっています。そのきっかけを作ったブライダについて学んでみましょう。

BRAIDA ブライダについて】バルベーラの地位を確立したブライダは歴史的に重要ですが、ピエモンテに居りますと現在もバルベーラ生産者のリーダー的存在だと強く認識します。
ピエモンテ州ロッケッタ ターナロ村は人口1400人余りの小さな村。豊かな自然に恵まれ、夏は熱く冬は寒いという大陸性気候で、砂質と粘土質が同程度の土壌。
創業者のジャコモ ボローニャ氏は天才的な感性を持った醸造家でもあり、酸が強く安売りされがちだったバルベーラを、畑の改良とバリックによる熟成で、味わい深いワインへと昇華させました。そのブライダを受け継ぎ発展させているのが、ラッファエッラとジュゼッペ。近年の地球温暖化への対応として東や北向きの畑を新たに購入するなど、彼らの挑戦は続いています。


◇◇◇ワインセット特別販売+イタリアの生産者とライブセミナー

皆さまには【特別ワインテイスティングセット】を4種類作って頂きました!
※複数ご注文可。※価格は消費税、送料込み(本州四国九州)(北海道はプラス440円)
 ※複数ご注文の場合
送料再計算され、よりお得です!

1⃣ (赤) 1本セット  11,800円
 バルベーラ ダスティ ブリッコ デル ウッチェッローネ
 Barbera D’Asti DOCG Bricco dell’ Uccellone
  バリックを使用し『伝説のバルベーラ』として世界的に知名度と評価が高い。

2⃣(赤+赤微発泡)2本セット  7,600円
 ①バルベーラ ダスティ モンテブルーナ Barbera d’Asti DOCG Montebruna
  大樽で熟成したバルベーラ100%

 ②ラ モネッラ  La Monella Barbera del Monferrato Frizzante DOC
ブライダで最初に造られた、バルベーラ100%の微発泡。

3⃣(赤+白)2本セット  7,900円
 ①バルベーラ ダスティ モンテブルーナ Barbera d’Asti DOCG Montebruna
  大樽で熟成したバルベーラ100%

 ②ラ レジーナ ナシェッタ La Regina Langhe Nascetta DOC
 ミネラルとフルーティのバランスが特徴的な土着品種ナシェッタ100%

4⃣(白+白)2本セット  6,950円
 ①ラ レジーナ ナシェッタ La Regina Langhe Nascetta DOC
 ミネラルとフルーティさが特徴的な土着品種ナシェッタ

 ②イル フィオーレ Il Fiore Langhe Bianco DOC
  シャルドネとナシェッタのバランス良いブレンド、2,3年寝かせると満足度上昇。

◇◇◇【日時】5月10日(土)18:00~19:00 @ZOOM利用

  今回はビデオ撮影し、参加できない場合も見逃し配信を行います。



【お申込み方法】Emailまたはフォームにて下記内容をお送りください。
 ◇氏名
 ◇配送先ご住所
 ◇電話番号
 ◇ご希望セットの番号と数量、
 ◇受取希望日・時間帯 (任意)
 ◇5/10Webセミナー参加/不参加
 ◇生産者へのご質問内容(任意)

 Email: ivsjapan.reg@gmail.com
 フォーム:http://www.ivsjapan.com/application.htm

 皆様のご参加をお待ちしております!ライブでお会いしましょう!

【ご協力:株式会社フードライナー】

IVS Japan

2025年3月28日 (金)

トリノで聴覚と味覚のハーモニーのイベントにお誘いを受け行ってきました。

室内楽とチョコレート Musica da camera e Cioccolato 

バロック音楽のコンチェルトとチョコレートの歴史を話す語り手が交互に演じて、豊かな時間でした。

チョコレートはパスティチェリア Pfatischが協賛で、そのジャンドゥイオットとヴェルモットを頂きました。
パラッツォ・ファッレッティ・ディ・バローロ 
Salone delle Feste di Palazzo Barolo in Via delle Orfane 7

場所はバローロの母で知られるジュリエット・コルヴェール・マルケーザ・ファッレッティ(侯爵夫人)の一つの住まいである館で、中に入ると1800年に戻ったかのような装飾や絵画などうっとりです。

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ジューリア・バローロ侯爵夫人 (1786-1864)

チョコレートは、初め飲み物として、その後 ディアボルティーニDiabolttiniという丸く固められたものが主流でした。バローロ侯爵婦人はディアボルティーノ(初期のチョコレート)の頃からチョコレートを気に入ってらして、当時グラン・トゥールと呼んだイタリア中の旅の際にも常備されたそうです。

ナポリでは気分の悪くなったご婦人に差し上げたエピソードもあります。

シチリアは当時両シチリア王国で、その王への贈り物としてチョコレートも大変喜ばれたそうです。

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1800年代初期にナポレオンが英国に反発し、植民地(アメリカ)からの商品を輸入制限した際に、カカオやキビ砂糖が高騰しました。 

そこでピエモンテ産のヘーゼルナッツを混ぜることでリーズナブルに出来上がったのがジャンドゥイオット。1865年のトリノのカーニバルで初めて、ジャンドーヤが配ったことで有名になりました。


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ジャンドゥイオットの名前はジャンドーヤが配ったことが由来です。

ジャンドーヤはBurattino(手使い人形)のキャラクターとしてトリノで有名でした。

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17-18世紀のバロック音楽 曲目:

1⃣Giovanni Benedetto Platti (1697 – 1763) TrioSonata in SOL minore WD 691

per violino, violoncello e continuo

2⃣Francesco Geminiani (1687 – 1762) Sonata n. 2 op. 5 in RE minore

per violoncello e continuo

3⃣Giovanni Benedetto Platti (1697 – 1763) TrioSonata in SIb maggiore WD 689

per violino, violoncello e continuo

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4⃣Carlo Graziani (1710? – 1787) Sonata n. 1 op. 3 in SOL maggiore

per violoncello e continuo

5⃣Antonio Vivaldi (1678 – 1741) Sonata n° 12 op. 1 in RE minore “La Follia”

per violino, violoncello e continuo

最後のヴィヴァルディの曲は、ポルトガルから伝わったもので、とても情熱的でラテンを感じさせるような新しい曲調でした。


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『Armoniosa』

アンサンブルは『アルモニオーザ』というグループ 2012年結成。世界各国で演奏し、ソニーミュージックからもCDを出しているそうです。

クラヴィチェンバロとミニパイプオルガンは チェンバロ奏者の Michele Barchi氏が修復、組み立てしたそうです。

ARMONIOSA のメンバー紹介

Francesco Cerrato, Violino

Stefano Cerrato, Violoncello piccolo a 5 corde

Marco Demaria, Violoncello grande a 5 corde

Michele Barchi, Clavicembalo

Daniele Ferretti, Organo

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2025年3月20日 (木)

トリノのカーニバルの主人公は ジャンドゥーヤGiandujaとその妻ジャコメッタGiacometta です。

Gianduja

ジャンドゥーヤの名前の由来は“Gioann dla doja” ⇒“Giovanni del boccale”、つまりグリニョリーノのワインが大好きだったことからだそうです。

カーニバルのキャラクターでは、ベルガモのアルレッキーノ、ナポリのプルチネッラがよく知られていますが、みなコメディ(16世紀に生まれたCommedia dell'Arte)のキャラクターです。

トリノでは19世紀にブラッティーノ(操り人形のひとつで中に手を入れて動かします)の製作者Giovanni Battista Sales と Gioachino Belloneによって作られたキャラクターです。

ジャンドゥーヤのイメージは紳士で良い父親、庶民の味方です。

服装は18世紀の旧体制を重んじていることを裏付けます。赤い縁の茶色のジャケット、黄色いベスト、緑の膝丈ズボンに、赤いタイツ、三角帽子を身に着けています。

実はジャンドゥーヤの制作の裏側には政治的な理由があります。元々はGiròni ( Gerolamo)の名前でしたが、トリノはナポレオン親派(filonapoleonici)で、ジョヴァンニ達製作者は反対派であったため、アスティの城へ逃げます。そこで、ジャンドーヤへ名前を変え、帽子の青色を緑に変えたそうです。

その後、多くのマリオネットやブラティーノ製作者たちの力で、有識者や庶民の人気を得てイタリア王国統一のシンボル的存在になっていった。そしてトリノのカーニバルの主役へ。

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カーニバルではそれまでは平たいキャンディ(カラメッラ)を投げ配っていましたが、その包装紙にもジャンドーヤの顔が描かれてました。

チョコレート『ジャンドゥイオット』Giandujot

1865年のカーニバルで初めてジャンドーヤはカーニバルのキャラクターとして登場します。

その時にジャンドーヤはチョコレート『ジャンドゥイオット』を投げ配りました。

このジャンドゥイオットの出来た背景も興味深いのですが、当時ドリンクだったチョコレートをプラリネ(固形チョコ)にしたのが『カッファレル』です。

またヘーゼルナッツ入りのレシピの由来は、ナポレオンが輸入制限をした時代にカカオも入ってこなくなり高騰しました。そこでトリノの菓子職人が考えだしたのが、ヘーゼルナッツ(ピエモンテの名産、今では高くなりました)を加えることでした。

余談とし、バローロ・ファッレッティ侯爵夫人(バローロの母と呼ばれている)の屋敷がトリノにありますが、当時チョコレートは高級品でしたから、貴族の間で贈答品して使用されていました。

このジャンドゥイオットをお気に召したようで、ナポリなどグランツアー(旅行)の際に持参されたそうです。


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2025.3 Kyoko M

2025年3月10日 (月)

https://www.italyexpo2025osaka.it/Expo1

大阪・関西万博EXPO2025(2025.4.13~10.13)イタリア館の紹介

テーマ:  芸術は生命を再生する 

建築家マリオ・キュシネラによる建築で「ルネッサンスの理想都市」を近代的に再解釈

航空宇宙,社会,人間という3つの主要な領域  

屋上には庭園とレストラン 庭園を眺めながらオリジナル素材のイタリア料理を楽しめ

劇場で毎日ライブパフォーマンスがあります。

・L'Atlante Farnese (MANN/Ⅱ secolo) ナポリ国立考古学博物館(MANN)の大理石彫刻「ファルネーゼアトラス」(日本初)等の古代美術の名作の展示

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・Deposizione  (Caravaggio/1604) 万博史上初の 教皇聖座がカラヴァッジョの絵画「キリストの埋葬」の原画を展示 

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Arturo Ferrarin*の飛行機が1920年に史上初のローマ・東京間の飛行を成功させた記念に作られたSVA飛行機の骨格を厳密に再現します  *ジブリアニメ「紅の豚」のポルコ・ロッソの友人フェラーリン少佐のモデルと言われている   

その他

・4人の天正遣欧使節(L'ambasciata Tenshō)の1人「伊東マンショ肖像画」(1585年/ティントレット)がミラノのトリボルチオ財団より貸与・展示されます   

・ヨーロッパで最も歴史・権威あるデザイン賞コンパッソ・ドーロ国際賞の受賞製品等の展示等。 

 (情報、資料提供:日伊文化交流会)  

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EXPO2025 hオームページ:https://www.expo2025.or.jp/

2025年1月 1日 (水)

2025年10月3日(金)~10月12日(日)の現地9泊10日

≪11名様限定≫      満席御礼!

テーマは 『絵画のようなランゲのブドウ畑とポルトフィーノを満喫!』
★旅のポイント
◎何度行っても飽きないピエモンテ! 移動が少なく、ゆったり!
◎世界遺産ランゲ、眼前ブドウ畑のバローロに3泊、アルバ街中のアパートメントに4泊。
◎リグーリア州にも足を延ばします!『ポルトフィーノ』2泊。
◎世界から集まるアルバのトリュフ祭りに参加。
◎トリノの街散策:チョコレート、カフェ、リベルティ様式建築、フリータイムも!
◎ 日伊文化交流:トリノ郊外のご家庭で、イタリアの家庭料理と日本の食事を一緒に準備します!
◎バルバレスコ、バローロそれぞれ深堀りします!珍しい土着品種も体験
◎リグーリアのオリーブオイルテイスティング

※料金にはチャーターバスでの移動、滞在、通訳は含まれます。朝食、アクティヴィティ、お食事、
入館料などは一部含まれます。追ってご案内します。
 

【フライト】飛行機は自由ですが、ミラノ・マルペンサ空港出発・解散時間に合わせてください。

お勧めのフライトと料金はお申込みの際にご案内します。

 ≪旅程(予定)≫  *プログラムの変更はご了承ください。(写真はイメージです)

【1日目】ミラノ・マルペンサ空港集合(11:00)~ランゲ・バローロへ出発。 
日本でも有名なバローロ老舗ワイナリー訪問(Fontanafredda),
夕食とバローロ村を堪能 ≪バローロ3泊 アグリトゥーリズモ滞在≫
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【2日目】崖上に立つ修道院『サクラ・サンミケーレ』日伊文化交流:友人ご夫妻の

ご家庭で郷土料理を一緒に作りましょう。⇒バローロ村自由散策2

【3日目】バローロの景色を堪能し、もうひとつのワイナリー(違いを体感)⇒ 

ロバのパリオ(馬と違って自由な競争?!) ⇒ バローロ村自由散策 ⇒ホテルで夕食

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【4日目】モンフェッラートのワイナリー 土着品種初体験!⇒ ポルトフィーノへ

リラックスタイム、歩いて散策、夕食も徒歩圏内。

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【5日目】リグーリアのオリーブオイルテイスティング。

オリーブ農園、Muretti a seccoや Eroicaの畑、タイミングが合えばオリーブ収穫!  

トラゲット(船)で海側から美しい街並みを望む、地中海リグーリア湾の海岸、泳げるかも。

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【6日目】モンフェッラートのワイナリーで乾杯!ヴィスコンティ家のお城でランチ。

歴史あるInfernot(インフェルノ)地下ワイン貯蔵庫など散策。

⇒アルバのアパートへチェックイン。

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【7日目】トリノで1日過ごしましょう。往きは電車体験。トリノ名産チョコやカフェ巡りの街歩き。フリータイム。夕食後 ⇒チャーターバスでアパートへ

アルバの街中に泊まるのでお店はたくさん、自由にお出かけください。

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【8日目】バルバレスコ深堀りの1日。Barbaresco元村長と地質、土壌を歩いて学ぼう。カンティーナ訪問、更にバルバレスコのOrrizontaleテイスティングを企画中です!

⇒アルバの隣町ブラを散策、夕食。

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【9日目】アルバの国際的なトリュフ祭りはアパートメントから直ぐ!

終日ご堪能ください。翌日帰国なので持って帰り易いですね。

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【10日目】朝7時ごろ出発⇒9時ごろミラノ・マルペンサ空港着。解散!


※お勧めフライトプラン

1⃣ Finland※おそらくJAL共同運航

( 往路) 10/2(木) 23:05-05:55 AY074 成田空港⇒ヘルシンキ

     10/3 (金) 08:00-10:05    AY1751   ヘルシンキ⇒ミラノ・マルペンサ空港

(復路) 10/12 (日) 11:05-1505   AY1752  ミラノ・マルペンサ空港⇒ヘルシンキ

                     17:45- 13:05+1    AY073 ヘルシンキ⇒成田空港 

2⃣ANA 前泊プラン 

( 往路) 10/2(木) 00:55-09:20 NH207 羽田空港⇒ミラノ・マルペンサ空港 (直行)

 (復路) 10/12 (日) 11:20-07:20 +1    NH208   ミラノ・マルペンサ空港⇒羽田空港 (直行)


LCI イタリアxカルチャースタジオ

Email: info@lci-italia.com 

 

2024年12月 2日 (月)

TORINOから電車で30分行くだけで景色がガラリと変わります。アヴィリアーナは中世に出来た町。現在13000人ほどが住む。この町にはピエモンテ州で保護する、『サクラ・ディ・サンミケーレ Sacra di SAN MICHELE』が標高1000mの山の頂上に聳え立っています。

秋が深まった頃の景色は寒さを忘れるほど美しいです。どうやらウンベルト・エコの作品『薔薇の名前』の舞台はこのスピリチュアルな場所からインスピレーションをを受けたそうです。

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ワイン会で知り合ったご夫妻にご自宅へ招待され伺ったら、偶然にもいつか行ってみたいと思っていた『サクラ・ディ・サンミケーレ』のすぐそばにお住まいだったんです。

人との出会いは素晴らしいですね。『一期一会』rendi conto che un ogni incontro potrebbe essere  l'ultima occasione.  

4(左)向かいには3500m級の山もあり、アルプス山脈の一部を臨みます。

(右)susa(スーザ)溪谷を見渡せます。 空気が澄んでいたのでトリノの街がはっきりと見え、ちょうどスモッグがかかっている辺りだそうです。

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待ってました!ピエモンテ州郷土料理、まさに家庭料理を用意してくださいました。

(左)野菜のアンティパスト(Giardiniela) お酢が利いてさっぱり頂けます。オリーブやアーティチョーク、玉ねぎ、にんじんなど家にある野菜を和えます。

(右)バニェット(Bagnetto) こちらはニンニク、プレッツェ-モロ(イタリアパセリ)にお酢やアンチョビがはいった万能ソース。今回はインボッリート(お肉料理)と一緒に。止まらなくなる味です。

どれも保存食なんですね。


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Lorenzaさんはお孫さんが来ると手打ちパスタを作るそうです。特にナターレでは20人の家族が集合するのでたくさんの『アニョロッティ』を準備するそうです。ただ、今時はヴェジタリアンやヴィーガンのお子さんもいて準備がより複雑なんですよ、と話してました。

今日は近くで買ってきたという『LANGAROLI』(ランゲのパスタ、といった意味合いですね)

小さいサイズなので、ブロードにピッタリ。上から削ったパルミジャーノチーズは36カ月熟成でコクがありました。

Aldoさん、Lorenzaさんは素材にこだわる方がたでチーズもパンも近所の小さな農家が行うお店で買うそうです。うらやましい環境です。

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(左)アンチョビ(acciughe)と一言ではいえない、つまり缶で売られている塩漬けのイワシを買ってきて、それを処理してオリーブオイルに詰めているそうで、味わいが別格に違いました。

ここにはストーリーがあります。

チェルヴィアの塩田からローマに続くVIA SALARIA(塩の道)がありますが、北にもリグーリアの海からピエモンテを通ってフランスへ運ばれた塩の道があったそうです。塩は当時お金と同格であったほど高級品でしたから、税金がかけられるようになり、ある商人がイワシを運ぶのにイワシの下に塩を隠して運んだそうです。結果、イワシの保存ができるようになり、入手しやすくなったそうです。

ピエモンテでアンチョビがバーニャ・カウダなどよく登場するのはこういった歴史があったからなんですね。

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やはり知人のワイナリーのワインで ピエモンテ南部に位置するドリアー二『DOGLIANI DOCG』でドルチェットを頂きました。 Mondoviにあるそうで、ピノネーロも造っているそうです。

14.5%のアルコール度数で、こんなにボディあるドルチェットは初めて頂いたかもしれません。

しかしヴィオラ色で若々しいフレッシュさがあり、口当たりがよいです。

(右)コントルノ(付け合わせ) これはシンプルでおいしいので家で出来ますね。

カリフラワーとブロッコリーを軽く茹でて、チーズとパン粉をまぶしてオーブン焼き。香ばしい!

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(右)97歳のお母さま?お姉さま(土忘れしました)ワインも飲まれてお元気でした。食生活のおかげでしょうか。

(左)お礼に旅用の携帯お茶点てセットを使って、お茶を点ててみました。とても簡単なものでしたが、みなさん、たいそう気に入って下さったので良かったです。

(中)11月に彼らが参加したアスティでのイベント『BAGNA CAUDA DAY』バーニャカウダデイ&ダイで配られた前掛け。DAYはピエモンテの方言でAGLIO(にんにく)本場バーニャカウダはにんにくがたっぷり!最近はミルクで煮込む店も増えてマイルドなものが多いそう。

実は日本ともオンラインで繋いで開催したそうです。 1月もあるそうで参加してみようと思います!

※サクラ・ディ・サンミケーレのホームページはこちらをクリックください。Sacra_di_san_micheletorinoaviglian

Vorrei ringraziare a Lorenza e Aldo!

2024.12.1 (AVIGLIANA)LCIイタリアカルチャースタジオ Kyoko

2024年11月22日 (金)


ローマにあるBIBENDAの本部で盛大に開かれたパーティに招待され参加して参りました。
振り返れば2016年に第1回目のソムリエコースをこのBibenda(FIS/WSA)とコラボし、8回目のコースを来年2月に控えております。受講者は計147名になります。
  
そんな功績を称えて頂き、イタリアの国歌の演奏と共に開会後、直ぐに檀上に呼ばれ、日本でのIVS Japan日本イタリアワインソムリエの活動を紹介することが出来ました。

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BIBENDAも、ガンベロロッソのようにワインの評価をしており、ブドウの房(Grappoli)5つが最高点です。
5点(チンクエ・グラッポリ)を取った生産者を招き、700種類のラベルが並んでおりました。
会場には生産者、ビベンダ関係者など1200人が出席しておりました。

ビベンダは早くからデジタル化を取り入れており、分厚い辞書のような紙の本はもう作っておりません。

よって、5Grappoliのワインリストは、アプリで ダウンロードできます。

無料ですから、ぜひご覧なってみてください。

https://www.bibenda.it/bibenda-app.php

 
 
ビンテージは現行のものだけですので、例えばバローロは2020。今飲むより数年後により美味しく発展するだろうワインという事になります。
見覚えのあるラベルがたくさんあって、見ているだけでも楽しめます。

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パーティの受付は18-19時から徐々に始まり、イタリアですから、受付から席に着くまでに会う人、会う人に挨拶をして、20時ぐらいから始まったでしょうか。

参加者はBibenda関係者と生産者たちで 100テーブル以上あり、1テーブル10人以上なので、1200人はいらしたようです。
テーブルごとにグループABC。とアサインされ、ワインリストもグループABCに分かれており、アサインされたグループから選んで 注文できます。
各ビベンダのソムリエに頂きたいワインを注文するシステムです。
 

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ソムリエコースの講師、アントネッラ先生とエドアルド先生です。

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彼がBIBENDAのプレジデンテ、フランコ.M.リッチ氏です。招待ありがとうございます!

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別枠で『今年の素晴らしいワイン10点』が表彰されました。

見覚えのあるワインが。IVS Japanの会でも紹介させて頂きました。

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この方は、アルバーノ・カリージ、『フェリシタ』という歌で有名になった歌手です。
私を見て日本語で『愛あなたと二人、・・・・・世界はあるの・・・」と昔の歌謡曲を日本語で歌い始めました。
アルバーノさんもプーリアでワインを造っていらっしゃいます。

Tenute Al Bano

とにかく会う人皆、日本の文化や習慣のすばらしさを褒めてくださって、有難い事です。
 
  
バルべーラ・アスティで有名な『Giacomo Braida』のラファエラさんも参加されており、
お会いできました。 

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このホテルに入っているHeinz Beck の3つ星の店『ペルゴラ』のエグゼクティブ・シェフNicholas Cuomoのお料理を頂きました。 

・Vitello arrosto con fuhghi al rosmarino

・Insalata tiepida di seppie e ceci soffiati

・Gnocchetti al ragu' con granella di Lampone e olio

・Stinco brasato, patate e salsa al tartufo

・Sfera di torroncino , agrumi speziati

・Pan dolce e castagne

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テーブルの写真、向かって右から2人目はトスカーナにある、歌手スティングの畑の方。
左端の方は会場である、ホテルカバリエリ・ヒルトンのオーナーで、幼少期に田園調布に住んでいて、川奈ゴルフクラブで父親とゴルフをなさっていたと日本の思い出を語ってくれました。

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YouTube: BIBENDA 5 GRAPPOLI 2024.11

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(写真左)FONGARO  (ヴェネト州) 生産者タニータさんは今年6月に来日し、ソアーヴェのイベントに参加されたそうです。 品種DURELLOのメトドクラシコを造る(ソアーヴェ地区)

(写真右) cantina Oasi degli Angeli (マルケ州)『KURNI』モンテプルチャーノのワインで有名!彼も独特の衣装ですが、奥様は真っ赤なドレスでワインと同じく個性的です。

レポート:Kyoko Matsuyama ( 2024.11.15)
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IVS Japan 日本イタリアワインソムリエ http://www.ivsjapan.com/


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