2023年10月 6日 (金)

LCIが東京窓口を担う イタリアの語学学校 Scuola Leonardo da Vinci 来日! 

留学説明会&文化セミナー:2023年11月10日@ 日伊学院(渋谷)

イタリア留学フェア:
東京:2023年11月11〜12日@ イタリア文化会館東京(九段下)
大阪:2023年11月13日@ イタリア文化会館大阪(中之島フェスティバルタワー)
   *大阪は要予約 (https://iicosaka.veloce.jp/ryugakuFairSchools)

年に一度の『イタリア留学フェア』が11月11日(土)12日(日)、イタリア文化会館で開催されます。
沢山の学校が集まり、直接説明を聴いたり個別質問をする機会です!交流会などのイベントも開催されます。
LCIは例年通り、語学学校スクオーラ・レオナルドダヴィンチの日本の窓口として、ミラノ校長と一緒に参加いたします。
1977年創立の老舗語学学校であるダヴィンチ校では、語学だけでなくボランティアコースやアート、ファッション、料理、大学準備など様々なコースがございます。
校舎も、ミラノ、トリノ、フィレンツェ、ローマ、ヴィアレッジョと各地にありますのできっとぴったりの留学プランが見つかります!

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また、11月10日(金)には、来日したScuola Leonardo da Vinci ミラノ校の校長を迎え、個別説明会・文化セミナーを開催します!(会場は、渋谷の日伊学院にて)
イタリアへ留学や旅目標や予定あるかた、イタリアの食文化に興味がある方、お集まりください!ご参加は無料で、どたでもご参加頂けます。

セミナー内容

イタリア学校校長教える 「イタリアの栗」】
名産の栗をテイスティング!会話、交流しら楽しく進めてまいります。

イタリア留学について】
ミラノ・ローマ・フィレンツェ・トリノへ留学にご興味ある方も、直接ご質問いただける機会です!
他、新コース「イタリア語+ボランティア」イタリア事情やワーキングホリデーVISA、トビタテ留学Japan奨学金情報ど。

【申込方法】メールで、スクオーラ・レオナルドダヴィンチ東京窓口 へ事前ご予約必要です。

下記からどうぞ。

▶︎ ホームページからお申込み https://www.scuolaleonardo.com/jp/seminario-ryugaku.html

▶︎ メールでのお申し込み
下記内容を明記上お申込みください。
メールアドレスはこちらです(スクオーラ・レオナルドダヴィンチ東京窓口) infojp@scuolaleonardo.com

①氏名:漢字とローマ字両方
②生年月日
③留学に興味ありますか。
④イタリア学習経験はありますか。
⑤Email
 
イタリア留学をお考え方は
フィレンツェ・ミラノ・ローマ・トリノ・ヴィアレッジョ
イタリア学校 スクオーラ・レオナルドダヴィンチ
https://www.scuolaleonardo.com/jp/
2023年10月 2日 (月)

『永遠の都ローマ展』セミナー
 L'incontro d'autunno 2023
 東京都美術館(上野)で特別展開催中!

毎年好評いただいておりますLCIの文化セミナー!
時代背景や展示作品の注目ポイントなど、『永遠の都ローマ展』をより楽しく鑑賞頂ける内容です。

セミナーは3部構成で、LCIのSara先生、Mariaelena先生、Veronica先生がお届けします。
第1部:『ローマ誕生の神話』
第2部:『王政ローマ・7人の王』
第3部:『カピトリーノ美術館と代表作品 』

VIDEOや画像も沢山、分かり易く解説いたします。また日本語サポートもありますので、どなたでもご参加頂けます。

【日程】10月 22日(日)12:30~14:00
    10月 25日(水)11:30~13:00

(同じ内容のセミナーを2回行います。)

【参加方法】ZOOMオンライン参加、または教室のどちらでも可。
【参加費】LCIイタリア語生徒割:3,000円 一般:4,000円  
 ※事前のご予約とお支払いが必要です。
▶︎ お申込みはこちら
 

IVS Japan ランチタイムテイスティング
『トレンティーノ・アルト・アディジェ州郷土ワイン飲み比べ』  ワイン解説付き

こちらをご覧の皆さまへ特別料金5,000円でご招待!(5席のみ)

ご紹介する生産者 Kettmeir(ケットマイヤー)
アルプス地方オーストリアとの国境近くのカルダーロ湖を見下ろす美しい丘の上に位置するケットマイヤー社は、この地域のブドウ栽培における重要なブランドです。
ブドウ栽培に適したこの地でジュゼッペ ケットマイヤーにより1919年に創立された同社の哲学はけがれ無きワイン造り、土地に根ざした品種、製品ごとの個性に重きを置く事です。この地の土壌の構成と涼しい気候、特に昼夜の極端な温度差が特別なフレッシュさと、類まれなリッチなアロマを持ったワインを生み出します。

今回テイスティング頂く品種はこちら:
ゲヴェルツトラミネール、ミュラートルガウ、ピノビアンコ、ピノネロなど5種類
彼らの素晴らしいワインとランチをご堪能ください。

【日程】10月14日(土)12:00~14:00 受付開始11:45~
【会場】MAREA @中野富士見町  
   
中野駅からバス停『中野車庫』バス8分
        丸ノ内線 中野富士見町駅 徒歩1分
イタリアで12年修行したシェフのお店MAREAでは、パスタはSaloneグループのカラヒグ麺など素材にこだわっています!
お申込みは Email: ivsjapan.reg@gmail.com 
▶︎ IVS Japanホームページはこちら
 

イタリア伝統料理とワイン講座
10月 バルサミコ酢ミニセミナー&使い方レシピ

イタリアでも唯一エミリア=ロマーニャ州で造られるバルサミコ酢-Aceto balsamico DOPの伝統や造り方についてご紹介します!
さらにバルサミコ酢を合わせるお料理を作って試食しましょう。


Menu : 
Primo:Fagotttini alla zucca カボチャ入りファゴッティー二
Secondo:Involtini di carne e zucchini ズッキーニと 牛肉のインボルティー二
Dolce: Gelato ジェラート

Abbinamento:おすすめイタリア
ワイン2種と合わせます
お楽しみに!Vi aspettiamo!
▶︎ 料理講座の詳細・お申込みはこちら
 

イタリア語ポッドキャスト

〜Curiositalia: i mesi dell'anno〜
← 画像をクリック!リスニングにチャレンジしてみてください。
9月を意味する"Settembre"という単語には"Sette=7"という数字が含まれているのはなぜかご存知ですか。

ミラノ、ローマ、フィレンツェ、トリノにあるスクオーラレオナルドダヴィンチでは話せるイタリア語にフォーカスしたレッスンを展開しております。そこで生まれたのがこのポッドキャスト!早速聞いてみてください。
 
SaraとFedericoのおもしろイタリア語会話 SaraとFedericoのおもしろイタリア語会話
LCIのYouTube !くすっと笑える2人の会話シーンを観ながら、イタリア人が日常会話でよく使うフレーズを学べます!動画ご覧ください⇨

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イタリア留学『スクオーラレオナルドダヴィンチ』東京窓口

イタリアワインがお好きな方へ
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2023年9月29日 (金)

今夜日本料理に合わせるイタリアのワインは、アブルッツォ州で造られるモンテプルチャーノ・ダブルッツォとペコリーノです。

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アブルッツォワイン保護協会とピアーヴェチーズ保護協会が来日され、
「トップ・テイスト・オリジナルDOP、ハイ・クオリティー・プロダクツ・フローム・ヨーロッパ」キャンペーンの一環としてアブルッツォ州のワインとピア―ヴェチーズについてプレゼンが開催されました。

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モンテプルチャーノ・ダブルッツォワインの発展


モンテプルチャーノ・ダブルッツォのワインは日本市場に早くから低価格ながら、果実味を感じるワインとして根付いてきましたが、2023年今年から、原産地呼称Denominazioneにサブゾーンの考えを取り入れ、細かく分けられるようだ。

DOCGは2つ、DOC8つ、IGT7つ

そのほとんどのDOCにおいて、4つの県に従って、キエーティ、ペスカーラ、テラモ、ラクイラのサブゾーンが設けられた

例えば、Abruzzo DOC »

Sottozona Terre di Chieti »
Sottozona Terre Aquilane »
Sottozona Colline Pescaresi »
Sottozona Colline Teramane 

更にSuperioreやRiservaも追加したDOCもある。

こうして、Cruの発想と同じく、より郷土性、標高や土壌、気候によって表現されるミクロクリマによる差別化、個性をワインに打ち出したのです。

アブルッツォ州のブドウ栽培面積は33,000ha、もう直ぐ34,000haに届く勢いです。そのうち、半分以上がモンテプルチャーノのブドウ。

ワイン生産量は3億2,000万リットル、イタリア国内でヴェネト、プーリア、エミリアロマーニャ州、シチリアに次いで5,6位の生産量です。

日本料理とのアッビナメント

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車海老と無花果の白和え(マスカルポーネ使用)

笹小鯛押し寿司

鰻焼き(黒胡椒)

蟹の砧巻き(土佐酢ゼリー)

蛸旨煮(橙辛子味噌)

≪合わせたワイン≫ 

''Becco Reale'' Pecorino Terre di Chieti IGP 2022

 ★★★とりわけ小鯛の押し寿司がペコリーノとよく合いました。やはりペコリーノのミネラルと酸だけでなく、豊かなボディのおかげで寿司とのバランスが良かったのでしょう。

トレッビアーノのファミリーであるペコリーノのブドウは、50年代まで一般的に栽培されていたが、高地で早熟、収量が少ないため、栽培されなくなっていた。

ところが80-90年代になって、ペコリーノの酸やボディがあることから、長期熟成にも向いているため、再発見品種として、再び栽培されるようになったのです。

10haほどしかなかった栽培面積が今では2,500haにまで広がっています。



『ペコリーノ』の名前の由来

羊のチーズを意味しますが、アブルッツォ州では羊たちを9月半ば頃、山から低地へ移動させるTransumanza(移牧)があり、このブドウがまさに熟して美味しい時期と一致します。

ですから、羊たちはこぞってそのブドウを食べたのです。羊飼いはそのお礼にペコリーノ(羊乳チーズ)をブドウ農家に差し上げたのです。

   Zuppa 椀物Img_9250

 鱧の玉子締め フライドオニオン

 花穂 柚子胡椒風味の餡

≪合わせたワイン≫ 

''Rosa-ae'' Cerasuolo d'Abruzzo DOC 2022

''ロザーエ'' チェラスオーロ・ダブルッツォ

<Torre dei Beati>

アブルッツォ州のロぜワイン’’チェラスオーロ’’は90%が国内で消費されているため、日本食にも合わせられることもあり、まだまだ日本市場に広がる可能性があります。

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Sashimi-造り

真鯛の薄造り、車海老、あしらい、山葵、酢橘、岩塩

岩塩に酢橘をひとかけすると、少し溶け始め、お刺身を付けて召し上がるという演出が素晴らしかったです。

岩塩の甘さも感じられる塩味には深みがあり、お刺身と酸と果実味のあるチェラスオーロとのアッビナメントは良かったです。

モンテプルチャーノの色素がかなり濃いため、数時間、果皮との浸漬をしておくだけで、濃いロゼ色に仕上がります。

≪合わせたワイン≫ 

''Fosso Cancelli'' Cerasuolo d'Abruzzo DOC 2022

''フォッソ・カンチェッリ'' チェラスオーロ・ダブルッツォ

<Ciavolich>

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 In umido - 煮物

 豚の角煮

≪合わせたワイン≫ 

''Spelt'' Montepulciano d'Abruzzo DOC Riserva 2019

''スペルト'' モンテプルチャーノ・ダブルッツォ リゼルヴァ

<La Valetina>

 Carne alla brace - 炭火Img_9256_2

  飛騨牛もも肉の朴葉焼き

 椎茸、蕪、獅子唐 朴葉味噌(赤味噌)

 ≪合わせたワイン≫ 

''Marina Cvetic San Martino Rosso'' Montepulciano d'Abruzzo DOC Riserva 2019

''マリーナ・クヴェティック サンマルティーノ・ロッソ'' モンテプルチャーノ・ダブルッツォ リゼルヴァ

<Masciarelli>  

 少し南の内陸に入ったところに畑を持つ、旦那様が他界された後、奥様がこのワイナリーを引き継いだ情熱がワインにも感じられます。

''Testarossa'' Montepulciano d'Abruzzo DOC Riserva 2019

''テスタロッサ'' モンテプルチャーノ・ダブルッツォ リゼルヴァ

 <Pasetti>

グランサッソという3,000m級の山の麓、標高450-500mに畑があります。 24か月バリック熟成。香り、風味共に複雑性があり、エレガントでバランスの良い仕上がり。

確かに、このレベルのモンテプルチャーノ・ダブルッツォが市場に出回るとダブルッツォワインの評価がぐんと高くなるでしょう。

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アブルッツォワイン保護協会会長アレッサンドロ・ニコデーミ氏、事務局長ダヴィデ・アチェッラ氏

ピアーヴェチーズ保護協会事務局長のキアラ・ブランダリーゼ女史

☆彡☆彡☆彡

 ピア―ヴェチーズDOP     ヴェネト州北部にあるベッルーノ県のDOP指定チーズ

この辺りにピア―ヴェ川が流れており、その川の名前から名付けられたそうです。酪農家から新鮮なミルクを毎日運んできて、農業協同組合コペラティーバBuscheでチーズを製造します。

原材料は 牛乳、レンネットと塩のみ。

牛の種類:ブルーナ、グリージョ・アルピーナ、ペッツァータ・ロッサ、フリージアン

Consorzio per la Tutela del Formaggio Piave DOP

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 左側がフレッシュタイプ:2-6ヵ月の熟成(メッツぁーの)

 ⇒ミルクや藁、バターの香り、フレッシュでほんのり甘い、生クリームのような味わい

 右側:12か月以上熟成(ヴェッキオ・セレツィオーネオーロ)  

 ⇒ナッツやドライフルーツの風味、余韻が長い

 5種類の異なる熟成タイプがあり、そのうちの2種類を試食しました。

【ピア―ヴェチーズの特徴】

★グルテンフリー ⇒ アレルギー耐性

★ラクトース(乳糖)を含まない ⇒ アレルギー耐性

★風味が熟成しても、辛みや強さがない。⇒ほんのり甘さが残る

★栄養分:必須アミノ酸、カルシウム、リン

お子様にとっても栄養面からと味わいの面から親しまれるはずですので、日本に輸入されることを期待します。

#abruzzo
#piave

#vini italiani
#formaggio

#TOP Taste Original 

アブルッツォワイン保護協会、及びピアーヴェチーズ保護協会 プレゼンテーション・ディナー

期日:2023年9月25日(月) 19時~21時半

会場:明治記念館 懐石料亭「花がすみ」

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“TOP Taste Original PDO, high quality products from Europe” Abruzzo Wine By The Glass
「トップ・テイスト・オリジナルPDO、ハイ・クオリティー・プロダクツ・フローム・ヨーロッパ」アブルッツォワイン・バイ・ザ・グラス・キャンペーン2023 And Formaggio Piave DOP

           

マスタークラス

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2023年9月25日 (月)

Vincisgrassi 手打ちパスタで作るヴィンチスグラッシ

ヴィンチズグラッシはお祭りや日曜日に人が集まった際に頂きます。

肉はボッリートやロースト用以外の残りの部位を使い、ベシャメルもかけない、というのがポイント。  

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(ヴィンチズグラッシの名前の由来について)
有力な説は、1776年にマルケ州マチェラータ市出身のアントニオ・ネッビアが書いた、『Cuoco Maceratese』という本に出てくる料理に“Princisgras(プリンチスグラス)”があった。 Princisgrasとは、grasso da principi(領主の脂肪分豊かな料理)。

数年後に、オーストリアの Alfred Von Windisch-Graetz将軍が、1799年にアンコーナで勝利し、この料理をふるまわれ、その味を褒め称えた。そこでこの料理を彼の名前で呼び、ヴィンチズグラッシになったという説。 

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Frecando’ フレカンド 野菜のコントルノ

フレカンドの料理は、付け合わせ(コントルノ)としてマルケ州の夏野菜を使った1皿料理(ピアット・ウニコ)として召し上がります。      

 Il Frecandò( Lu Frecando’)che vi racconto oggi è un piatto unico marchigiano di verdure estive.

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Dolce: Ciambelloni アニスのチャンベッローニ

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Semifreddo al pistacchio ピスタチオのセミフレッド

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マルケ州のアニス’’Varnelli’’で caffè corretto

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【日程】

9月24日(日)11:00〜14:00  

9月25日(月)11:30〜14:30

Menu :

 restaurantVincisgrassi  手打ちパスタで作るヴィンチスグラッシ

 restaurantFrecando’ フレカンド 野菜のコントルノ

cake Dolce: Ciambelloni アニスのチャンベッローニ

 更に、Semifreddo al pistacchio ピスタチオのセミフレッドも試食できます!

マルケ州のアニス’’Varnelli’’で caffè corretto しましょう!

マルケ州を代表するヴェルディッキオのイエージとマテリカ!今回はマテリカをご用意します。

赤はモンテプルチャーノを主体とするロッソ・コーネロ。

2023年9月16日 (土)

ガンベロロッソ&オルトレポ・パヴェーゼ特別ディナーのレポート

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オルトレポパヴェーゼは、ミラノがあるロンバルディア州に位置し、ポー川の南側に広がる三角形に象った地域を指します。

Oltrepò' paveseのワインは、全体的にまだまだ素朴さが残り、気軽に楽しめると思います。

特に近年ピノネロのメトド・クラシコはとても洗練された造りになっていますので、これからがもっと楽しみです。

ブドウ品種は主に、Pinot Nero, Croatina, Barbera、Riesling。
その他にUva Rara, Ughetta/ Vespolina, Pinot Bianco, Pinot Grigio, Cortese Bianco, Moscato, Malvasia, Müller-Thurgauと多様性に富んでいます。

Oltrepo3Aperitivoで頂いたワイン:

Oltrepo' Pavese DOC Pinot Nero Spumante Brut 2022 Le Bolle'

生産者:Losito&Guarini



Oltrepo4

Oltrepo' Pavese Docg Metodo Classico Extra Brut Cuvee' 59

生産者:Tenuta Travaglino

15%ほどシャルドネをブレンドしたエキストラ・ブリュットは、気泡は細やかで持続時間が長く、繊細で優しい酸があり、カボチャのほんのり甘さを感じる風味とエスプーマやスフレの軽やかさとしっかりマッチしていました。

お料理:Spuma di zucca con fegato grasso

カボチャのエスプーマ、フォアグラ添え

Sformatino di Zucca

カボチャのスフレ



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(左)Oltrepo' Pavese Docg Metodo classico Pinot Nero Rose' Extra Brut

生産者 Ca' di Frara

お料理:Salmonte affumicato con panna cotta di finoccchi

 燻製サーモン、ウィキョウのパンナコッタ

(右)Oltrepo' Pavese Doc Riesling Bio 2021 Gli Orti

生産者:Freccirossa

お料理:Ricciola con Kiwi e salsa allo Yogurt

炙り焼きにした鰤とキウィ、ヨーグルトソース

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Bonarda dell'Oltrepo' Pavese Doc Frizzante 2022

生産者:Travaglina

お料理:Maltagliati al ragu’ di faraona e funghi

マルタリアーティ、ホロホロチョウと茸のラグー

≪よく勘違いするポイント≫

ボナルダ・デッロルトレポパヴェーゼDOCのボナルダは品種ではなく、ワイン名です。

ブドウはクロアティーナが主体です。

それに対して、ピエモンテのボナルダ DOCはボナルダというブドウで造られます。



Oltrepo8 Oltrepo9



(左)Pinot Nero dell'Oltrepo' Pavese Doc 2021 Tiamat

生産者:Cordero San Giorgio

お料理:Ravioli con guancia di manzo stufata al tartufo nero

牛ホホ肉のラビオリ、黒トリュフ風味

(右)Pinot Nero dell'Oltrepo' Pavese Doc 2021 Umore Nero

生産者:Castello di Luzzano

お料理:Mano di carboni bianchi''Binchotan'' con melanzane e salsa al sugo di carne e balsamico

和牛炭火焼き、備長炭風味ナスのローストとスーゴ、バルサミコ風味

和牛は鹿児島産『4%の奇跡』という希少なお肉で、とても柔らかく、程よい脂の乗った赤身でした。

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Sangue di Giuda dell'Oltrepo' Pavese Doc 2022

生産者:Berte’& Cordini

Composta di fichi allo zabaione e gelato di vaniglia
イチジクのコンポート、スパイス香るザバイオーネとヴァニラのジェラート

ドルチェに合わせた【Sangue di Giuda】とはユダの血という意味ですが、

ユダの血によってパヴィアで起きたブドウ樹の病を克服した事がこの名の由来たそうです。

優しい甘さと酸のバランスがよく、フルーツとの相性が良い、おそらく、フルーツベースのソースの前菜にも合わせられそうで、アッビナメントが拡がります。



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日時:2023年9月14日(木)
会場:リストランテ イタリアーノ エトゥルスキ
講師:ガンベロロッソ『ヴィーニ・ディタリア』編集長 マルコ・サベリコ
   オルトレポ・パヴェーゼ協会 ディレクター カルロ・ヴェロネーゼ氏
通訳兼コメンテーター:宮嶋勲氏
シェフ:リストランテ イタリアーノ エトゥルスキ 料理長 前田拓也氏 
https://etruschi.jp/restaurant/staff/
アイテム:計8種(泡3、白1、赤4) とペアリングディナー

#oltrepopavese
#gamberorosso

Oltrepo14

2023年9月 2日 (土)

 
Ciao a tutti!
夏の終わりにこの曲をお届けいたします。
"L'estate sta finendo"  (夏も終わろうとしている)

1985年 晩夏によせる想いを明るいパフォーマンスで歌い、ヒットしたRigheira(リゲイラ)の曲。8月から9月にかけてイタリアでよく流れる曲のひとつ。

Allora, 9月もLCIと一緒にイタリアを満喫しましょう!

イタリア伝統料理とワイン講座
9月 マルケ州の郷土料理とワイン

【日程】
9月24日(日)11:00〜14:00
9月25日(月)11:30〜14:30

Menu : 
Vincisgrassi  ヴィンチスグラッシ マルケ風ラザーニャ
Frecando’ フレカンド 野菜ベースのコントルノ
Dolce: Ciambelloni チャンベッローニ
マルケ州のアニス’’Varnelli’’で caffè corretto しましょう!

Abbinamento:おすすめイタリア
ワイン2種と合わせます
お楽しみに!Vi aspettiamo!
▶︎ 料理講座の詳細・お申込みはこちら
 

IVS Japan ディナータイムテイスティング  
『Tutta Sicilia! シチリア満喫!
シチリアの郷土料理と5種類の土着品種のワイン』 

シチリアのワインを学びましょう!
昨年好評だっため、内容新たに開催します。シチリアを知り尽くしたPeriperiの谷口さんが、ワインやシチリア文化について語ってくれます。

【日程】9月 30日(土)17:00~19:30 (受付開始16:45~)
【会場】PERI PERI  @五反田
     品川区西五反田1丁目15−10
【会 費】会員 9,000円 ビジター11,000円 

※キャンセルチャージ: 9月23日(土)~100% 
お申込みは Email: ivsjapan.reg@gmail.com 
▶︎ IVS Japanホームページはこちら
 

WSAイタリアワインソムリエコース 残り1席!
「イタリアワインだけ」に特化したソムリエ資格コース

「ワイン」「イタリア語」初心者でも受講できます。

イタリアワインの特徴を州ごとに系統立てて学び、豊富な土着品種のワインテイスティングや料理との合わせ方についても実践的に身につけるコース内容です。
【日程】2月3日(土)〜2月7日(水)全5日間
オンライン説明会(事前予約制)
9月7日(木)  19:00 / 9月17日(日)  11:00


コースが満席となった場合はキャンセル待ちでお受けいたします。

▶︎ コース詳細はこちら
 

『永遠の都ローマ展』セミナー
9/23〜 東京都美術館で特別展がはじまります

LCIイタリアカルチャースタジオでは、時代背景や展示の注目ポイントなどなど、事前に勉強できるセミナーを行います!
『永遠の都ローマ展』をより楽しく鑑賞頂けることでしょう。

セミナーは3部構成で、LCIのSara先生、Mariaelena先生、Veronica先生がお届けします。
第1部:『ローマ誕生の神話』
第2部:『王政ローマ・7人の王』
第3部:『カピトリーノ美術館と代表作品 』

VIDEOや画像も沢山あり、分かり易く、また日本語サポートもありどなたでもご参加頂けます。

【日程】10月 22日(日)12:30~14:00
    10月 25日(水)11:30~13:00
(同じ内容のセミナーを2回行います。都合の良い方の日程にお申込みください)

【参加方法】ZOOMでオンライン、またはLCI教室対面どちらでも可。
【参加費】LCIイタリア語生徒割:3,000円 一般:4,000円  
 ※事前のご予約とお支払いが必要です。
▶︎ お申込みはこちら
 

イタリア語ポッドキャスト

〜Vuoi un caffe'?〜
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イタリア人は1日に何回コーヒーを飲むと思いますか?

ミラノ、ローマ、フィレンツェ、トリノにあるスクオーラレオナルドダヴィンチでは話せるイタリア語にフォーカスしたレッスンを展開しております。そこで生まれたのがこのポッドキャスト!早速聞いてみてください。
 
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2023年9月 1日 (金)

LCI恒例の楽しいイタリア文化セミナー

今秋、東京都美術館で開催される『永遠の都ローマ展』をより深く、楽しく鑑賞するためのセミナーを行います。

Seminario_roma2023

 
Si intitola "Roma, la Città Eterna", la mostra che si terrà dal 16 settembre al 10 dicembre  al Tokyo Metropolitan Art Museum.
I suoi oltre 2000 anni di storia e cultura hanno ruotato attorno al Campidoglio, dove si trovano i musei Capitolini. Considerati tra i musei più antichi del mondo, sono stati aperti al pubblico nel 1734 sotto Papa Clemente XII. 
 
永遠の都ローマ(Roma, la Citta' Eterna)と題して9月16日から12月10日まで東京都美術館で開催されます。
2000年以上の歴史文化がカンピドーリオを中心に繰り広げらました、そこにカピトリーノ美術館があります。世界でも最も古い時代に創立された美術館のひとつです。
 
Il nostro seminario parlerà delle origini mitologiche di Roma, i primi re, la nascita dei Musei Capitolini e le opere più famose. Un ottimo modo per studiare insieme prima di visitare la mostra su Roma.
 
LCIのセミナーではローマ誕生の神話、初代のローマ皇帝たち、そしてカピトリーノ美術館の創立とその偉大なる作品群について話していきます。
ローマ関連の美術館を訪れる前に、このセミナーで予習しておくことをお勧めします。
 
 
セミナーは3部構成で、Sara先生、Mariaelena先生、Veronica先生のコラボでお届けします。
 
第1部:『ローマ誕生の神話』Le origini mitologiche di Roma

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第2部:『ローマ王政~7人の王たち』I primi Re di Roma

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第3部:『カピトリーノ美術館と代表作品 』 I Musei Capitolini e le opere piu‘ importanti 

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VIDEOや画像も沢山あり、分かり易く、また日本語サポートもありどなたでもご参加頂けます。

【日程】

2023年 10月 22日(日)12:30~14:00

    10月 25日(水)11:30~13:00
(同じ内容のセミナーを2回行います。都合の良い方の日程にお申込みください)

【参加方法】ZOOMでオンライン、またはLCI教室どちらでも可。

【参加費】LCIイタリア語生徒割:3,000円 一般:4,000円  

 ※事前のご予約とお支払いが必要です。

【講師】Sara Franzoni , Mariaelena Vazzoler, Veronica Serrao
 セミナーは3部に分けて講師がそれぞれ担当します。
 

 お申込みはEMAIL: info@lci-italia.com

またはWEBフォーム:http://lci-italia.com/contact.html

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Vi aspettiamo!
 
LCIイタリアカルチャースタジオ
2023年8月26日 (土)

今夜の日本料理に合わせるイタリアのワインは、プーリア州南部サレントで造られるカンティーナ『リッツァーノ』。

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イタリア踵部分にあたるプーリア州の南部サレント地方。

ターラントからほど近い場所で、石灰質の岩層に赤土が広がる土壌、イオニア湾に近い位置にあり、地中海ハーブやオリーブといった、マッキア・メディテラネアの香りを乗せた風が、乾いた石壁を通り抜けて舞い、太陽をしっかり浴びています。そこに、ブドウの樹は根を深く伸ばしています。

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ブドウの品質を最大限に表現し、世界に広める役割としてのCOOPERATIVA(農業組合)
創業は1959年、医者であり、農家であったLuigi Ruggieri氏が、この地のブドウ農家たちと団結し、農業協同組合を興したのです。 ブドウのクオリティを表現するために、近代的な醸造技術を導入して始めたのです。

1961年にファーストヴィンテージとしてスタートしましたが、当時111の組合員が参加し、このエリアでは先駆けでありました。やはり農業政策や販売条件などにおいて、農家側が苦しい立場に置かれていたわけですから、大きな前進でした。

今では400以上の組合農家さんがいて、500ヘクタールもの広いブドウ畑があります。

☆彡4種類のブランディングを行っており、今日のシリーズは『Macchia(マッキア)』

染み、色付けるといった意味合いがあり、名付けた一つの理由には、プリミティーボやネグロアマーロといった黒ブドウのワインはグラスに注ぎスワリングすると、グラスに色が付くほど、色素が濃いことから。

ーーーーーーーーー☆彡アッビナメント☆彡ーーーーーーーーー

微発泡)Baylon 175 Puglia IGP Bianco Frizzante

バイロン175 プーリアIGP ビアンコ フリッツァンテ

ブドウはピノビアンコ、マルヴァジア・ビアンカ、シャルドネのブレンド。

アルコール度11.5%も感じさせないほど、果実味が芳醇で、優しい泡が喉の渇きを癒しつつ、徐々にマルヴァジアのアロマが口の中にフワッと広がります。

程よい糖度によって、和食の前菜、特に茶豆のムースとのマリアージュは絶妙でした

お料理は 北海道産紫雲丹、新潟県産弥彦茶豆のムース、いくら、キャビア、鼈甲餡ジュレ、天本山葵の取り合わせ

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白)Macchia Bianco DOP 2022

マッキア ビアンコ DOP   Alc. 12.5%

トレッビアーノ50%、シャルドネ50%

バランスの良いミネラルと酸、また後味にやさしい苦味が感じられます。こちらも口当たりの優しいタイプです。

どうしても、プーリアというと、赤ワインが主流となり、白の地ブドウは少なく、ヴェルデカなど軽いものとなり、お食事に合わせるには物足りなさがあります。このリッツァーノでは、ピノビアンコ、シャルドネ、マルヴァジア、トレッビアーノ、ソーヴィニヨンなど国際品種も含め、幅広く造っている事で、アッビナメントの幅が広がりますし、いろんなシーンで楽しめます。

秋田の甘鯛 松笠焼き、蕪、生海苔餡 

鯛や蕪の香ばしい塩味を生海苔のスープで包み込んだ胃に優しい味わいに、バランスの取れたミネラル感のワインとアッビナメントはしっくり来ました。

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八寸)三陸のあかもく(ぎばさとも呼ばれる)吸い酢、長芋、岩手の合鴨葱串、タスマニア産粒マスタード、

鳥取産けんさきいか明太子纏い、ビゴールドノワール豚生ハム無花果、海月(くらげ)梅肉和え

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今回来日されたGiuseppa Maisiniさんは、日本料理もお好きなようで、モズクよりも粘りが強いあかもくや、明太子、

海月の梅肉といった独特な食感や風味のお料理も、平らげていらっしゃいました。

明太子纏のような少しピリッと辛みがあるものは、フリッツァンテの方が合わせとしては好ましいことも体感できました。

赤)Macchia Negroamaro  Lizzano DOP 2020

マッキア ネグロアマーロ リッツァーノ DOP   Alc. 13.5%

ネグロアマーロ 100%

色も濃く、ベリー系の小さな果実、森の下生え、スパイス香が特徴的ですが、タンニンは少ない為、若いヴィンテージの場合お魚との相性もよいでしょう。2020年ですが、フレッシュなフローラルがあり若さを感じます。バルサミックな芳香とミントなど複雑な香りが出てきます。

基本的にステンレスで醸造していますが、一部大樽で熟成しており、柔らかく余韻が長めです。タンニンは少なくアロマが感じられるので、特に夏場はサービス温度は低めが望ましいです。

花咲蟹の天ぷら、群馬のとろ茄子陶板焼き、芽葱、卸生姜

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赤)Macchia Primitivo di Manduria DOP 2020

マッキア プリミティーボ ディ マンドゥーリアDOP   Alc. 14.5%

プリミティーボ 100%

温度管理下で7-10日間のマセラシオン、発酵。フレンチオークの大樽で5-6ヶ月熟成。

少し低い温度でサービスすると、アルコール度数も感じず、非常にエレガントな滑らかに口の中を

包み込むように芳醇な風味が広がります。

茨城県産黒毛和牛`常陸牛’ 頬肉甲州煮、もろこしピュレ、インカの瞳、サーベル隠元

常陸牛の甲州煮やジャガイモの厚みあるお料理に対して、ワインのボディとのバランスがよかったです。

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浜名湖の鰻 鰻重、愛知の浅蜊 清まし汁、香の物

石焼ビビンバのように熱した石器に盛り付けられ、鰻をくずして、ご飯とかき混ぜて頂くと絶品でした。

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赤)Macchia Primitivo di Manduria Dolce Naturare DOCG 2021

マッキア プリミティーボ ディ マンドゥーリア  ドルチェ・ナトゥラーレDOCG

プリミティーボ 100%

サレント地方で唯一のDOCGがこのドルチェ・ナトゥラーレ。 自然な甘さ、つまり過度な糖分を感じない、上品なドルチェワイン。

水羊羹との相性が良いことに驚きでした。

9月末頃まで、畑で熟させ、干しブドウのように糖度が上がってくる頃に遅摘みしたうえで醸造します。その後、フレンチオークの大樽で6-8カ月ほど熟成させてから、ステンレスタンクへ移し替えます。 

水羊羹 自家製 

滑らかな食感と塩と甘さの加減が素晴らしい一品でした。

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日本食とイタリアワインのアッビナメント・イベントはSoloitlaiaの運営で開催されております。

今回のプーリアのワインは、アッビナメントのポテンシャルを非常に強く実感致しました。非常に勉強になる機会を有難うございました。

こちらのアッビナメントの日本料理は 神田明神下 みやび本店 黒澤料理長の素晴らしい、数々の施行を凝らしたお料理でございました。地元のお祭りにもかかわらず、途中ご説明にいらして下さって、堪能させて頂きました。

Cantine Lizzano主催
#プロモーション、
 
 
 
LCIイタリアカルチャースタジオ Kyoko Matsuyama

イタリアの夏料理を集めてみました! 余り火を使わないレシピで、涼しく作りましょう。

やはり南イタリアの郷土料理が中心となり、合わせたワインもサルデーニャやカンパーニア州のもので、ミネラルと熟した果実感のバランスがとても良く、お料理との相乗効果が感じられました。

 Melanzane ripiene con ''Nduja'' ナスのリピエーニ(カラブリアのウンドゥイアを加えて)

ナスに、トマトソース、モッツァレッラチーズ、ナスの中身、ひき肉をぎっしり詰めてオーブンで焼くというシンプルな料理。ズッキーニやトマトのリピエーニもいいですね。

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ナスは米ナスの大きなタイプの場合、オーブン時間が10分~15分長くかかります。仕上がりは食べ応えのあるメイン料理に。

中サイズのナスの場合は、詰め物のソースを吸収し易く、2、3個食べてしまえる感じです。

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今回はカラブリア州を代表する食材、Ndujaンドゥイヤをソースに溶かし、風味にぐっとコクが増し、辛みも程よく感じられます。

ンドゥイヤの主な原料は、豚肉と唐辛子と塩。 貧しい庶民の食べ物として生まれたもので、豚肉の残った内臓や頭部の肉などを唐辛子と一緒に豚の腸に詰めたいわゆる保存食です。

最近では内臓部分を使う事も少なくなってるようです。腸詰めにした後、乾燥させ、熟成させます。

確かにやみつきになるような独特の風味があります。 日本でもネットショップなどで販売しているので是非試してみてください。

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Pasta fredda con salumi サラミと野菜の冷製-手打ちパスタ(2色のファルファッレ)

『パスタ・フレッダ』冷製パスタの意味で、パスタをサラダ仕立てにして頂くお料理です。ですから、バリエーションは際限なくできます。 

今回はまずファルファッレという蝶々とい名前のパスタを作ります。ビーツを使って赤いパスタ生地を作ります。

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ビーツはイタリア語でBarbabietola(バルバビエトラ)といいますが、根菜で食べる輸血と言われているほど、栄養価の高いスーパーフードだそうです。

生でも薄切りにして召し上がれますが、30分程茹でると、程よい食感でサラダにぴったりです。

クタクタに茹でてペースト状になったビーツをパスタ生地に練りこんで赤パスタを作ります。

後は棒状にカットし、白いベース生地に載せて、カットし、リボンの形に整えていきます。


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パスタ・フレスカをサラダ仕立てにして頂くので、味の決め手はオリーブオイルです!

今回はプーリア州のVarieta’ コラティーナのオリーブオイルを使用しましたが、コラティーナはダントツにポリフェノール値が高く、苦み、辛みもしっかりあるので、栄養価が高く、風味も素晴らしい。

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あっという間に沢山の蝶々パスタが出来上がりました。

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Pane cunzato パーネ・クンツァート(シチリア)

パーネ・クンツァートはシチリアの郷土レシピです。昔から、地元にある食材でお腹を満たしてくれる人気の一品でした。

今では暑い夏、食欲もないような時に、アペリティ―ボやランチに、パニーノのように挟んだり、上にたっぷり野菜を掛けたりといったスタイルで、海辺で頂いたりします。

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Granita di pesche 桃のグラニータ

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隠し味にローズマリーが入っており、大人の味わいに仕上がってます。

グラニータをそのままで頂いた後、ソーダ水を加えるとまた美味しい!



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8月 夏のイタリア郷土料理とワイン講座
8月20日(日)11:00〜14:00 

8月21日(月)11:30〜14:30 

Menu :

 Pasta fredda con salumi サラミと野菜の冷製-手打ちパスタ

 Melanzane ripiene- Nduja ナスの詰め物(カラブリアのウンドゥイア)

 Pane cunzato パーネ・クンツァート(シチリア)

 Granita di pesche 桃のグラニータ

2023年7月30日 (日)

 

夏に楽しむシチリアワイン 特別販売
カンティーナ 『ASSULI』より土着品種6種類セット

『ASSULI』シチリアの言葉で「太陽に向かって」という名のBIOワイナリー。
シチリアでバリオと呼ばれる18世紀の古い農場を改築し、地場の品種のすばらしさを伝えたいという熱意でワイン造りを行っています。

今回は、シチリアの土着品種のワインが楽しめる、白・赤3本ずつ6本セットを特別価格で販売いたします。

白ワイン
 ① Inzolia インツォリア ② Grillo グリッロ ③ Zibibbo ズィビッボ
赤ワイン
 ① NeroDavola ネロダーヴォラ ② Perricone ペリコーネ
 ③ Villacarume シラーとネロダーヴォラのブレンド


6本セット 17,800円(税込) →  9,800円(税込・クール便送料込)
※関東外のエリアは送料別途。
㈱クオレサルドより発送致します。
ご購入希望の方は、配送先住所を明記の上ご返信ください。
 

WSAイタリアワインソムリエ
2024年2月 基礎コース お申込み受付開始

「イタリアワインだけ」に特化したソムリエ資格コース

イタリアワインの特徴を州ごとに系統立てて学び、豊富な土着品種のワインテイスティングや料理との合わせ方についても実践的に身につけるコース内容です。ワイン初心者〜プロの幅広いレベルの方に!

【日程】2月3日(土)〜2月7日(水)全5日間の集中日程
【会場】 日伊学院 (渋谷)/Ristorante ACQUAPAZZA(外苑前)
 ※各会場への問い合わせはご遠慮願います。

オンライン説明会:8/2(水) 10時、8/5(土)11時 (事前予約制)
コースの詳細、団体、よくあるご質問はホームページもご覧ください。
http://www.italia-vino.com/