イタリアで過ごす Feed

2014年4月 3日 (木)

中世にオーストリア‐ハプスブルグの統治され、その後もユーゴスラビアなど多くの国に繰り返し占領されたトリエステ。 スロベニアと国境を背にし、言語はイタリア語とスロベニア語を話す。場所によっては道案内に両方書かれている。

 
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伝統的なカフェ デッリ スペッキではやはり定番のカプチーノにザッハトルテを頂きました。更に生クリームとチョコレートがトッピングに付いてきます。(^ ^)!

ILLYカフェはトリエステ発祥ですから、街にはILLYTECAという素敵なショップがあったり、バールや家でも良く使われています。

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海を望むとても美しい広場として有名なPIAZZA DELL'UNITA D'ITALIA! そして、写真の運河CANAL GRANDE! 脇にはカフェや春らしいお花屋さんが並びます。

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カフェ文化が息づくトリエステの町には広場から伝統的なCaffe degli Specchiの他に、PANE QUOTIDIANOはゴルドーニ広場に面してあり、多くの人で賑わっています。パンやドルチェが沢山並び、反対側にはバールになっており、ジャンドゥイヤ(へーゼルナッツ入りチョコレート)のフラッペが人気でした。もちろん、定番はカプチーノ in vetro! グラスに入れて出てきます。

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滞在は駅からゆっくり歩いて10分。ピアッツァやチェントロにはとても近い場所にあるHOTEL VICTORIAがお勧め。バスタブでその日の疲れを癒して、次の日も元気に食べて歩いて。このクラスで一泊110ユーロ程度。 もしリーズナブルにペンションをご希望でしたら、この近くにオリーブオイル生産者のGIOACCHINOさんの友人が経営してらっしゃいます。お問い合わせ頂ければご案内します。

Kyoko Matsuyama  , Marzo 2014

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年4月 2日 (水)

Prosciuto al forno Fior rosso

 

 

 

 

 

 

 

トリエステ空港近くMonfalconeのパレスホテルで開催された食のフェア。フリウリのワインやオリーブオイル、はちみつなどの生産者が集まった。

まずはプロシュートの塊をパンで包んで焼き上げた為、プロシュートの味わいが濃厚で適度な油分が旨味となって後をひきます。

『フィオール ロッソ』はトリエステでビアンケラの単一品種の品質の高いオリーブオイルを生産する。収穫時期によってラベルも変えるという。とてもこだわりと情熱を感じる。

Festa1 Grgic

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月曜にもかかわらず、徐々に人が増え、こちらはお勧めのワイン生産者のGRGIC。土着品種レフォスコやヴィトフスカ、マルヴァジアを取り扱う。各種1500本しか作らない。アグリツーリズモでは乗馬も楽しめるそう。ヴィオディナミを取り入れ、洗練されていない、素朴な味わいに強い印象をうけた。

 

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リゾットは隠し味にリンゴが入り、ピンクペッパーがスパイシーで軽い食感を与える。いよいよ部屋いっぱいになってきました。

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こちらのスタンドにいらしたシニョーラはお人形のようなお嬢さんを連れて参加。とても明るく親切な方で、話していたら日本に入っていることがわかり、道理で見覚えのあるラベルと実感した次第である。ヴィトフスカとテラーノは土着品種の特性上力強いにもかかわらず、とてもミネラル感のあるフレッシュなワインで、また頂きたくなります。 インポーターはMONACAさんです。 VINI ITALYにも参加されるそうですよ。 (24/3/2014)

 

 

 

2014年1月17日 (金)

Umberto-famulari-focacceria

シチリアで親しまれている『アランチーニ』ですが、メッシーナにアランチーニの種類が33以上あるというお店があります。

そう聞いて行かずにはいられず、メッシーナの旧市街から少し歩くとそのお店はありました。

右写真のFamulari氏は名物おじさんでいろんな有名人が訪れる為、沢山の写真が飾られています。

 

 

 

 

 

Menu` arancini messina 

 

 これがアランチーニのメニューです。

 魚が入ったり、Anduja(辛~い)ソースが入ったり、羊肉、ナス、チーズいろいろなど。

ひとつが大きいので沢山の種類は一度には頂けないので、通うしかありません。

時間関係なく、いつも混んでおります。

こんな想い出と共に、今回の伝統料理講座はお米 RISO をテーマにお送りします。

残席わずかですが、是非ご参加お待ちしております。

http://www.lci-italia.com/

1月27日(月)、30日(木)、31日(金)に少し空席ございます。

Kyoko Matsuyama

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年10月11日 (金)

イタリアはカンパーニャ州アヴェリーノのMontemaranoに『タランテッラ』の伝統を継承する学校がある。 

この度こちらの学校を訪れて、イタリアの民族舞踊タランテッラをご指導頂き、私共は日本の盆踊り『炭坑節』を披露して一緒に踊って頂いたという、イタリアx日本の文化交流会を催すことができました。

またこの村伝統の手打ちパスタを披露して下さり、新鮮トマトソースで頂いたパスタはシンプルで、とても印象深い美味しさでした。

彼らの温かい歓迎に感無量で、日本からの参加者計12名は心より楽しい時間を過ごすことができました。 

Viva Tarantella! Viva Tankobushi!


村長さんも協力して下さり、モンテマラーノのローカル紙に下記のように歓迎の為の記事が掲載されました。

リンクはこちら

Montemarano, giapponesi a lezione di tarantella e “maccaronara”

Lunedì, 30 Settembre 2013

 2013年9月30日(月) OrticaLab Web新聞の記事。

Il Giappone incontra l’Irpinia e tra le tappe maggiormente richieste dagli abitanti del Sol Levante è stata, senza ombra di dubbio, la comunità di Montemarano. Viaggio nel cuore dell’Irpinia, con una meta obbligata: la Scuola di Tarantella montemaranese. Domani pomeriggio, 13 persone provenienti dal Giappone saranno dunque a Montemarano. A partire dalle 17, per loro sarà una vera e propria full immersion nelle tradizioni, nei valori e nei sapori della provincia di Avellino e dell’entroterra campano.

 

カンパーニャ州イルピニア地域のモンテマラ-ノという町にて。

10月1日17:00~、日本人のグループがこの町の伝統タランテッラ・モンテマラネーゼという伝統の踊りを学びにやってきます。 カンパーニャの内陸アヴェリーノのエノガストロノミアを中心に文化交流のツアーをしているという。

 

Infatti, si parte con una lezione di tarantella. Ma non si finisce con la danza. Anzi, molto probabilmente i balli faranno venire fame. E dunque, subito dopo, parte anche la “lezione” di maccaronara. Presso l’auditorium scolastico, ci sarà anche il saluto del sindaco di Montemarano, Beniamino Palmieri. In “cambio, i giapponesi mostreranno la danza “Tanko bushi” che è nata nel Sud del Giappone dove c’era la miniera: una canzone di lavoratori delle miniere. Saranno, come detto, i 13 giapponesi che fanno parte dell’associazione LCI. Appuntamento domani a Montemarano.

よって、タランテッラ舞踊だけで終わらず、この空腹を満たすため、マッカロナーラという郷土パスタを披露する。場所は小・中学校の講堂で行い、村長のベニアミーノ パルミエリが挨拶に来る。

日本のLCI学校はそのお返しとして、’Tanko Bushi'という南部の炭坑で生まれた歌に合わせた踊りを披露する。 好ご期待。

 

2013年9月19日 (木)

Sabina1ローマから北東にあるファルファ イン サビーナの町をご存じでしょうか。 昔サビーニ族が居た辺りです。

ファルファ大修道院は有名ですが、そのすぐ裏の通りが町の中心で、お花や緑が手入れされ、とても可愛い通りです。

その中にリネンの工房があります。

LABORATORIO ARTIGIANATO TESSILE

 

 

イタリア国内でも数えるほどしかない機織りの伝統を今も家族で継承しています。

仕上がった生地はタオルやテーブルクロス、ナプキン、などに作られ、刺繍などで更に飾られます。

手触りがなんとも肌に馴染み、長く使えそうです。

Sabina2 Sabina3

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らの理念はローマ法王が変わる度に、一式を作り、献上されます。

 

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Di Gustavo Scipioni

Via Porta Montopoli 13

02030 Farfa Sabina -Rieti

Tel 0765 277134 Email scipioni@openaccess.it

 

Kyoko Matsuyama

2013年9月16日 (月)

Castelluccioマルケ州とウンブリア州の州境にカステルッチョという町があります。

丘にイタリアが浮かんでいるのがわかりますか?

 

実はここは レンズ豆の産地で有名で、この丘の裏側に、標高の高い場所にある山のレストランでレンズ豆のスープを頂きました。

LENTICCHE レンティッケといいます。

 

 

 

 

Lenticchie Castelluccio3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Castelluccio2 Castelluccio

2013年9月 9日 (月)

マルタ島!シチリアの南、イタリアからとても近い島ですが、別の国。公用語はマルタ語と英語。このシーズンは英語留学生とバカンスに来る人たちで賑わう。コミノ島ラグーンはこの時期透き通るブルー。地中海に浮かぶ島なのに伝統料理はウサギ。ウサギのソースのパスタは美味。そして訪れたい町はMdina.夜に行くと幻想的。XARAのテラスで頂くマルタのワインもなかなかです。  Mdina 1 ウサギ料理

Carro di fontanarosa

 

 イタリアはAVELLINOにあるFONTANAROSAの町では、8月に麦で高さ20m以上の塔を作る。

下部には貨車が隠れており、この町の細い坂道を牛たちが引いて教会まで運ぶのである。

麦で編んでいるとはいえ、細かい紋様が信じられない程細部に見られる。

 

有名なのは9月に行うMirabella。こちらは怪我人も出るほど激しいようである。

細い路地に『ルミナリエ』が飾られ、月の効果もあって神秘的な雰囲気たっぷり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日はマリア様を運ぶ行列(PROCESSIONE)もあって、大勢の人が参列していた。

楽団も一緒に練り歩くので、夜通し音楽は止まない。

 

 

Carro di fontanarosa7Carro di fontanarosa3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性は今でも忠実に裸足で歩いていた人も多く見かけた。

衣装も団体毎に違って、華やかでもある。 中には寄付金を集める係の人もいたり。

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こちらはかなりグロテスクですが、いわゆる牛の顔部分のトリッパ。 MUSSO e TORIPPA

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 Kyoko Matsuyama 

LCI イタリアカルチャースタジオ

 

 

 

2013年8月28日 (水)

マルケ州マチェラータにある小さな町 『SERRAPETRONA』 (セッラペトローナ)には珍しい赤ブドウのスプマンテDOCGがあります。 そのブドウ品種はVERNACCIA DI NERA(ヴェルナッチャ ディ ネーラ)。サルデーニャやサンジミニャーノにもヴェルナッチャはあるが、別品種である。ヴェルナッチャはラテン語でブドウの苗木だそうだ。この土地にしかないヴェルナッチャ ディ セッラペトローナを作り続ける家族Alberto Quacquarini のカンティーナを訪れた。

Serrapetrona500mの標高に位置する畑の8月上旬は緑の小粒の実を既に付けている。

ALBERTO QUACQUARINIのVernaccia di Serrapetrona DOCGは以外にも日本未入荷である。

インポーターには面白い一本に違いない。ドライ(Secco)は食前酒からチーズやサラミに合わせ、パスタまで合わせられる。ドルチェ(Dolce)は、やはりスイーツに合わせて頂きたい。

 

 

 

 

 

 

Serrapetrona11月まで待って収穫をするヴェルナッチャ・ネーラは3か月写真のようにカンティーナの一定温度内で吊るされます。

更に40%以上の干したブドウ(Uva passita)をモストに搾汁し、10月に収穫して、アルコール発酵させておいたワインとを合わせ、ステンレスタンクで二次発酵させます。更に3度目の発酵はシャルマ法で、スプマンテを作ります。 

最低でも収穫から1年半は掛かるワインなのです。

時期としては丁度パスクワの時期に出来上がるので、

 

 

 

 

Serrapetrona 3 パスクワに頂くケーキは、今ではコロンバですが、

 当時もっと素朴なシュガーパウダーがしっかりかかったドーナツのようなケーキで、この甘いお菓子と一緒に セラペトローナのスプマンテを頂いていたようです。

という話を熱く語って下さった MAUROさん。

日本のインポーターさん、是非輸入して下さい。

ご連絡はこちらまでどうぞ。 info@lci-italia.com

Kyoko Matsuyama

2013年6月13日 (木)

Mavi1
Mappaカンパーニャ州 ナポリの東に位置するイルピニアに このワイナリーMAVI'はあります。

イルピニアはオリーブやブドウ畑が広がる丘陵地帯です。

サンタ パオリーナという町は史実より1299年には存在し、その後ナポリ王国の管轄下にありました。

更に、1716年の史実ではサンタ パオリーナには203世帯あって、民はとても豊かな暮らしを送っていたようです。

豊かな土壌のおかげで、オリーブやブドウも栽培され、ワインも生産されていました。

時は流れ、40年程前から再びブドウ栽培、ワイン生産が始まりました。

生産者はこの土地を愛し、とりわけ土着品種のGRECO DI TUFOに執着していたので、伝統的にGreco di Tufoを栽培する土地サンタ パオリーナを畑に選んだ。

今日、ヨーロッパ規則によって、Greco di TufoDOCG の品質を保護している。

Achile12004年に南東向き1.2ヘクタールの土地から始まった。

今では3ヘクタールの土地に5つの畑を持ち、
Greco di Tufo以外に赤ブドウ土着品種アリアニコを栽培する

この土地は海抜400m、夏でも10℃~12℃という好条件。
土地は粘土質、石灰質、硫黄を含む。よって、ミネラル感たっぷり、しっかりとした構造も感じられます。

 
白ワイン: GRECO DI TUFO  グレコ ディ トゥッフォ DOP/DOCG 
TUFOという土地の名前からだけでなく、TUFO=石灰岩の地質も謂われである。
    confident MAVIのワインは紳士的なオーナーの人柄のようにしっかりしたミネラル感も優しく丸く感じられます。 アぺリティーボ~食事まで合わせて頂きたい。

赤ワイン: AGLIANICO アリアニコ DOP/DOC
        アロマティックで、熟したフルーツと優しいタンニンがバランスのとれたアリアニコ種100%のワイン。 ステンレス樽。
        ラザーニャやリゾット、白身のお肉、キノコのエスカロップ料理に合います。
        またチョコレートのドルチェにもお勧め。

赤ワイン:  TAURASI タウラージ DOP/DOCGC 

今や南のバローロとも言われるタウラージ。40年寝かしても美味しいのだそうです。

アリアニコ種100% オーク樽と瓶熟成を経るが、木樽の香りは控えめである。

タバコやスパイス香、口の中には余韻の長いアロマが広がります。

牛、豚、羊、ジビエのソースパスタ、または煮込み、ナスのパルミジャーナオーブン焼きなど


 
 
ギリシャ起源のブドウに対して、ギリシャ神話のラベルが素敵である。
TETI:テティス 海の女神であり、アキレスの母。
    
ACHILLEUS:アキレス ぺーレウス王とテティス女神の息子。トロイア戦争のヒーロー。アキレス腱の謂われ。
RE PELEO: ペーレウス王 ギリシャ神話の英雄。
Mavi_PELEO Achile2
                                                                Titolo-contatti                                                                                                                diamonddiamonddiamonddiamonddiamond                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
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Tenuta Mavì
83030 Santa Paolina (AV) Italia