ラヴェンナの旧市街へ入っていくと、BASILICA DI SAN VITALEのレンガ色のファッサードに魅了されます。サン ヴィターレ聖堂は6世紀前半に建設されたビザンティン建築物であります。
中庭Cortileでは 素敵なロマンスが生まれるのでしょうね。さて中の聖堂に入りますと、絶句するほどの荘厳な雰囲気に圧倒されます。 高く聳える天井に一杯のフレスコ画とモザイク。
特にモザイクは今も色あせず、タイムスリップの空間です。
アーチ部分には、中央頂部にキリスト、その左右に12使徒のメダイヨンが配置されています。
大天蓋には、蔦模様とさまざまな象徴が紺地と金の組み合わせを基調として画かれていて、中央頂点には金の光背をもった子羊(これはキリストをあらわしている)が配置されています。更に、4天使が支えています。
そして、福音記者マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカが描かれ、その下には預言者モーゼとエレミヤ、モーゼとイザヤが描かれています。
旧市街の道は点在する重要建造物を結び、カフェやバールやレストランが並びます。
なんと素敵なモザイク仕立ての通り標識。
BASILICA di SANT'APOLLINARE NUOVO
中に一歩入ると、こちらもまた色褪せないモザイクで描かれた聖書が甦ったかのようです。
Battistero Neoniano (ネオニアーノ洗礼堂 5世紀)
中央にはヨハネによる洗礼を受けるキリストが描かれています。またヨルダン川に浸かっています。周りには12使徒が配置されています。
Centro Storico 旧市街の中に こんな可愛い劇場がありました。
Cena は車で15分程走ったところ、スローフードのガイドで見つけたトラットリアへ。
サービス、雰囲気はかなり不安だったのですが、このカチュッコにような魚介のスープは盛りだくさんで、出汁が効いて絶品でした。
ワインはVenzia Giulia ヴェネツィアジューリア州 JERMANN VINTAGE TUNINA 2007 13.5%
ブドウ(Vitigno) : Sauvignon, Chardonnay, Ribolla Gialla, Malvasia Istriana, Picolit.
魚介にしっかり併せられるアルコール度もあり、フルーティな香り豊かで、風味はミネラル感たっぷりに、白桃を思わせる。