イタリアで過ごす Feed

2023年6月20日 (火)

マレンマ地方の美しい海を守るために働くイタリアのさかなクンこと、PaoloさんのPescaturismo!(ペスカツーリズモ)

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快晴に恵まれ、我々一向はPaoloさんの船で彼が愛するマレンマの海をクルージング。

彼は代々続く漁師だが、近年違法漁によって、魚が激減してきた為、自主的に海を守る活動を行っている。

観光客を呼び、クルージングをしながら海の大切さを伝え、またその日釣ったお魚料理とワインを振舞ってくれます。

こうして得られる収入をその活動に充てているそうです。

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以前に日本のテレビ番組【アンビリバボー】でも取り上げていたことを後に知りました。

この近海の海底では「ポシドニア」という海藻が「海底草原」を形成していて、海の生態系を保っていたのですが、

底引き網漁によって海藻などを痛めてしまうため、被害は深刻でした。

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そこで、アーティストたちに協力を呼びかけ、彫像を制作して、海に沈めるというプロジェクトを行っているのです。

こうすることで、底引き網漁はできなくなり、ダイビングする人たちにとっても海中博物館となって、楽しんで頂けます。

日本の有名な彫刻家に是非造ってもらいたいと、パオロさんの希望です!

どなたかご紹介ください!!!Cercasi uno scultore giapponese!

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海の上で、釣った魚を調理してくれました。

カツオのカルパッチョやクロスティーニ、それに白ワインはやはりヴェルメンティーノ・トスカーノ!

軽やかながら塩味の効いた爽やかなタイプがぴったり合いましたね。

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ユーモアたっぷりの明るいパオロさんですが、海を守りたいという情熱がとても伝わってきました!

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今日も大漁! Kyo mo Tairyo!  Viva! Paolo!!!

25 Maggio 2023  

2023年5月 LCIイタリアカルチャースタジオ Kyokoと行くエノガストロノミアの旅より

2023年6月 6日 (火)

中世の貴族気分を味わう~

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『ライフ・イズ・ビューティフル( La vita e bella) 』の映画の舞台でも有名なArezzo(アレッツォ)の街と『トスカーナの休日』の映画の舞台となったCortona(コルトーナ)の町の丁度間に位置する【カスティリオン・フィオレンティーノ(Castiglion-fiorentino)】という村があります。新市街も含むと13,000人規模であるが、旧市街(Centro-Storico)は標高の高い山の頂のように立っているとても小さな村である。

その昔エトルリア人によって造られ、てっぺんにはエトルリア遺跡博物館があるほどです。

また広場にあるヴァザーリの回廊が素晴らしく、そこから見下ろすように望む景色は夕陽の色に染まって、とても美しかった。

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さて、今回お邪魔したのは、バンケット・メディエヴァーレ(中世の饗宴を再現する)お祭りです。

カスティリオン・フィオレンティーノには3つのRIONE(区画)があり、各地区の旗を持っている。

6月の第3日曜日にはシエナで有名なパリオ(競馬)を、やはりここでも、3つの地区で争うそうだ。
●Terziere di Porta Fiorentina
●Rione Porta Romana
●Rione Cassero

このうちのテルツィエーレ・ディ・ポルタ・フィオレンティーナが主催するお祭りで、200名ほどの予約限定のとても思考を凝らした内容であった。

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この 門が開くと入場します。女性にはバラの花を渡して、席まで案内されます。

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サルティンバンコ(道化師)が、席に着くと、前で演奏してくれます。

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当時の僧侶の恰好をした人がキャンドルを灯して、出迎えてくれます。

若い女性たちはMadama(貴婦人)を装っています。実際には15歳と20歳の町の女の子たちでした。

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このテルツィエーレ・ディ・ポルタ・フィオレンティーナの旗のデザインは、緑とオレンジ色をベースに白いユリの花が描かれています。

主催者Rossano氏に伺ったところ、メディチ家によって支配されたフィレンツェは赤いユリの花です。つまり、赤いユリの花は教皇側、白いユリの花はローマ皇帝側を意味するのです。

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お料理は中世のシニョリーエSignorieや貴族たちがパーティで頂いていたものを、史実に基づいて再現しています。

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Banchetto Medievale Menu~
PRIMA MISSIO

ヤギのチーズと羊のチーズのはちみつ添え
Formaggio caprino e pecorino con miele


中世初期、メディチ家がチーズは微量しか食べてはいけないと指示していました。というのも、ミルクが凝固し発酵するメカニズムが解明されてなかったためだそうです。
中世後期になってこのバンケット(饗宴)が出来た時代、チーズが貴族たちの間で重宝されるようになり、宗教的断食の時期や四旬節にはお肉代わりに食されていました。


お肉とアロマティックホワイトソースのラザーニャ
Lasagna rustica con sugo bianco aromatico di carni
ラテン語で『ラガヌム』は、小麦粉で作った薄い生地をオーブンか直火で焼いたものです。その生地にお肉を挟んだ、今日のラザーニャの代の有名なグルメな料理人、アピシウスのレシピに既にあったようです。13世紀には普及し、大変好まれた料理であったため、いろんな記述が残っているそうです。その中にはチェッコ・アンジョリエーリという詩人がいて、美食、女性、ワインが大好きで『他人の小麦粉でラザニアを作る者の城には壁も堀も存在しない』と説いています。

SECONDA MISSIO
ウサギの詰め物、クローブとレンズマメのほんのり酸っぱいクリームのオーブン焼き
Coniglio ripieno al forno insaporito con chiodi di garofano su crema acidula di lenticchie
クローブは古代から豊かさの象徴です。中世ではこの貴重なスパイスは牛の半頭分または雄羊1頭分に値したそうです。ダンテ『神曲』地獄篇29章(浪費家に向けた)にその価値を説いています。世界の終わりに近づいている知らせを聞いた、登場人物ニッコロ・デイ・サリンベーニは裕福を誇示するために持てる金すべてを浪費すると決めた。そこでお肉のクローブの炭焼きを用意させたのです。
レンズ豆は一般的には貧しい食材であるが、貴族の宴の料理のように仕上げのソースとして活用し、シンプルなオリーブオイルとアロマだけではないアレンジを施したのです。


煮詰めた玉ねぎのホワイトソースにからめたイノシシ肉にフィノキエットとオレンジを添えて
Cinghiale della vallata in bianco accompagnato da cipolle caramellate e arancia con finocchietto fresco 


中世の料理ではお肉の2度焼きして、たくさんのスパイスと和えるのが重宝されていた。マエストロ・マルティーノはイタリアのガストロノミアに関する書物の原点となった料理作家であり、『料理芸術の本』では「野生の豚肉は調理され、ブイヨンで煮込む。」とある。狩猟肉を水と酢(またはワイン)で茹でて、オリーブオイルとスパイス(とりわけローリエ)で火にかけていた。
ローリエは貴重な植物で、園芸家クレシェンツィが「どんな食材も胃や脳のために、ローリエと火にかけるべき」と説いた。

TERZA MISSIO

リコッタチーズ、シナモン、アーモンドのタルトとヴィン・コンチョ
Torta rustica con ricotta, cannella e mandorle accompagnata da vin concio

ドルチェとヴィン・コンチョのスパイスの主役はシナモンです。中世の貴重で高価なスパイスのひとつで王宮で使用されていました。一族のご夫妻がお客様にこの貴重なのスパイスを捧げたいと選びました。更にはアーモンドは酔い止めに効果があります。著述家プルタルコスの話ではローマ皇帝ティベリウスの息子の客人である医者はいろんな人から果敢にワインを飲ませられても酔うことはありませんでした。翌日分かったことは彼は食事の前にアーモンドを食べていたのでした。

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日々練習をして披露するSbandieratori(ズバンディエラトーリたち)はこの村の若者たち。旗を投げて演技するのだが、かなりレベルの高い技術を持っていた。こうして若い衆が村を盛り上げる慣習は素晴らしく、微笑ましい。

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こちらはこの館の領主であり王様、王女様に扮しています。

 宴の終わりの方に、ある儀式が行われます。それは、6月に行われるパリオに向け、つまり戦いが始まることを意味するので、その間は指揮権を軍の隊長に引き継ぎます。 

よって、この領主から隊長へ剣を献上する儀式があります。

 饗宴の終わりを告げるのも、王様。彼のひと言で皆さん順に退席します。

 といっても12時半は過ぎておりました。



門をくぐると、ブラスバンドのみなさんと旗手たちに旗を振ってもらって、見送られます。

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(写真左下)今回お世話になったテルツィエーレ・ディ・ポルタ・フィオレンティーナのリーダーROSSANO氏

記念撮影。 

(写真右下)その夜泊まらせて頂いたResidence SantucceのオーナーLuisellaさんはモニカ・ベルッチのような美しく気さくな方でした。またチェントロ・ストリコを案内してくださり、本当に親切にして頂きました。『この村ではみんな顔見知りなので、鍵もほとんど掛けてないのよ。』

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2023.5.27  Castiglion-fiorentino        LCI-kyokoといくエノガストロノミアツアーより

     LCIイタリアカルチャースタジオ

2023年4月18日 (火)

LCIイタリアカルチャースタジオが日本窓口を担う、イタリアの語学学校Scuola Leonardo da Vinci ミラノ校の校長が来日しました。
スクオーラ・レオナルドダヴィンチは老舗の学校で、フィレンツェ・ミラノ・ローマ・トリノ に校舎があります。

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毎年来日しLCIやその他の場所で文化&留学セミナーや交流を開催しておりましたが、今回はコロナ流行から実に3年半ぶりの来日となりました。

文化セミナーとしてバルサミコ酢のテイスティングやレクチャーを行った他、イタリアの学校と直接会って話せるとても貴重な機会に、来場された皆様喜ばれておりました。

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(写真は日伊学院, a domani で開催した際の様子)



イタリアへ渡航できるようになり、留学のお問い合わせもぐんと増えてまいりました。
信頼できる入学先をお探しの方は是非、ご相談ください。


LCI イタリアカルチャースタジオ

スクオーラ・レオナルドダヴィンチ東京窓口 
学校HPはこちら

2023年3月 1日 (水)

ピエンツァ市街の歴史地区とヴァル・ドルチャは世界文化遺産に指定されています。

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ヴァル・ドルチャはトスカーナ州シエナ県にある広い谷で、北東にはモンテ・アミアータ山とウンブリア州との州境があります。

シエナの南東部に広がるこの一帯は14〜15世紀にはシエナの領土となり、絵のような美しい景観づくりが大切にされてきました。のどかな美しい牧歌的自然が農家や集落、街道や沿道の修道院があります。

ピエンツァ、モンタルチーノ、カスティリオーネ・ドルチャ、サン・クイリコ・ドルチャ、ラディコファーニの5つの街とその全域は「ヴァル・ドルチャ美術・自然・文化公園」になっており、モンタルチーノにはブルネッロワインが、サン・クイリコ・ドルチャにはバーニョ・ヴィニョーニという有名な温泉があります。

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東西に長い旧市街の真ん中に位置するのが、Piazza PIOⅡ(ピオ2世広場)。この町出身のピオ2世 は、シエナのドゥオモの図書室や、ピエンツァ大聖堂右横にあるお館のピッコローミニ家の出身。

1458年に教皇に選出され、この町を建築家に 「理想都市」 に作り変えるよう命じて、ピエンツァが出来ました。

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Palazzo Piccolomini(ピッコローミニ宮)

食事の間、音楽の間、個室など当時の貴族の生活の様子が伺うことができます。南側に面したお庭や、入口から美しい柱廊で囲まれた中庭も素敵です。

Centro Storico Pienza - Centro Storico - Marco Rubino / Shutterstock.com

Palazzo Comunale(市庁舎)

大聖堂の向かいに見えるロッジアの美しい建物。ユネスコ世界遺産登録(1996年)のプレートがあり、ルネサンス人文主義を初めて適応させた町、などの登録の由来が書かれています。

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絶景ポイント

大聖堂の東側に進むとオルチャ渓谷のパノラマ広がっています。奥に見えるのはトスカーナ第二の山、アミアータ山。

この道に入ってくる路地の名前が素敵です!

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1968年ロミオとジュリエットの映画撮影時、オリビア・ハッセイが散歩した様子の白黒写真です。

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東西にまっすぐ伸びているのが、町を南北に分けるメインストリート・ロッセッリーノ通り。

レストラン、エノテカ、チーズ専門店などが軒を連ねます。

ピエンツァの名産はペコリーノチーズ。フレッシュタイプ(fresco)から熟成タイプ(stagionato)までいろいろあります。

ピエンツァの人気のレストランのひとつ【Da Fiorella】

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その他、メインのロッセッリーノ通りを右折した路地を行くと城壁沿い道には陶器、靴の工房などが並んでいます。

またメイン通りの北側は住宅の多い地域ですが、マクラメ職人の工房やアート系の小さいお店がたくさんあります。 (マクラメとはアラビア語で縁飾りの房や紐(ひも)のことである。編んだり結んだりして、バッグやのれんなどにした製品をいう。ノッテッドレースとも呼ばれる。)

見ているだけでも楽しい場所です!

映画「トスカーナの休日」の舞台 Sotto il sole della Toscana

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地図

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Museo Diocesano del Capitolo(教区博物館) HP:https://www.cortonatuseibellezza.it/museo-diocesano/

ルカ・シニョレッリの生誕地

フラ・アンジェリコの傑作のひとつ『受胎告知』

参考資料:長野氏のブログ美術館訪問記より  https://redrb.heteml.net/naganoart/nagano_art_333.html

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Vicolo Iannelli(建築)

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Accademia Etrusca

HP:https://cortonamaec.org/it/

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LUCA SIGNORELLI

参考:https://www.meisterdrucke.jp/artist/Luca-Signorelli.html

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Piazza Repubblica

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Via Nazionale

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Piazza garibaldi

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Piazza Santa MargheritakViaggio_in_toscana_11

LCI- Kyoko

2022年12月22日 (木)

 3年振りのLCI-Kyokoと行くエノガストロノミアの旅! 

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日程:2023年 5月23日(火)~5月31日(水)【8泊 9日現地】

≪12名様限定≫

テーマは『トスカーナ州≪Viaggio Lento≫スローな旅で豊かな時間を過ごしましょう。』

◎トスカーナ、そしてイタリアを代表するブドウ品種:サンジョヴェーゼを探求。キアンティ、モンタルチーノ、モンテプルチャーノ、モレリーノ・ディ・スカンサーノなどエリアによって原産地呼称が変わるように、ワインも個性が変わります。

◎ワイン造りの歴史から、現在に至るまでの変遷。ビオ、ビオディナミ、VINI Naturali といったそれぞれのワイン造りを体感しましょう。

◎ローマ人よりも前にエトルリア人が住んでいたトスカーナ。エトルリア人の生活、技術力の高さなどを垣間見ることのできる遺跡やその町、ピティリアーノなどを現地ガイドが案内してくれます。

◎村祭りに参加!『中世時代の饗宴』

◎オリーブオイルの生産者を尋ねる。

◎オリーブの木で工芸体験。お菓子作り体験。釣り体験。夜空の星観測。

◎サトゥルニア:自然温泉でゆったり。

◎ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを深く知る。

◎日本文化交流を行う。

◎マレンマ地方の美しい海を守るために働くイタリアのさかなクン?とクルージング。

◎映画『トスカーナの休日』の舞台になったコルトーナへ。

 LCI 松山恭子が案内します。 

 ※料金にはチャーターバスでの移動費、滞在先、イベント参加費、工芸、料理体験、お菓子作り体験、食事は一部を除く、通訳ガイド費用は含まれます。詳細は最終調整後の案内となります事をご了承ください。


 ≪旅程(予定)≫  

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【5月23日(火)】12時頃 ローマ・フィウミッチーノ空港集合。チャーターバスで出発。Capalbio (最近人気の小さな村、絶景とアンティークやファッションのショップなど楽しめます。)ーSovanaソヴァーナ村:エトルリア人の作ったヴィエ・カーヴェ(vie cave 道)ーPitiglianoピティリアーノ村:凝灰岩で出来た村は圧巻の景色、郷土菓子sfrattoの謂れ、ガイド付き案内ーCentro storico(旧市街)散策後:自由行動。 ーMontemeranoモンテメラーノ:素材にこだわる伝統料理の隠れ家的レストランで夕食≪モンテメラーノ泊≫

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【5月24日(水)】(午前中)マレンマ地方:ワイナリー『La Maliosa』:Lorenzo Corino氏の教えを尊い、本来の【Vini Naturali】造りを目指し、実現させている。ーSaturniaサトゥルニア:棚田状の美しい公衆温泉へ。 リラックスした後はワイン・バールで夕食。ー19:30 StarBox 広大な自然の中を散策、ワインとガイド付きで星を観る!≪モンテメラーノ泊≫

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【5月25日(木)】9:00Talamone タラモーネ:PescaturismoのPaoloさん(イタリアのさかなクン)とクルージング(釣り体験)ー一緒に魚料理(昼食)ー15:00ワイナリー『Castello Banfi』バンフィー見学・テイスティングーPienzaピエンツァ散策・買物(自由行動)ー夕食(自由)≪ピエンツァ泊≫ 

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【5月26日(金)】9:30チーズ工房見学、セミナー、試食(軽ランチ)ー12:00モンタルチーノ村自由行動 ー15:00 ワイナリー『Col d'orcia』畑、テイスティング、伯爵と過ごすーパスタ作り体験ー夕食までゆったりと。ーPienza(自由)≪ピエンツァ泊≫ 

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【5月27日(土)】11:00 Montepulcianoモンテプルチャーノ:ワイナリー『Avignonesi』Occhio di Perniceのヴィンサント造りを観る、テイスティングーCortona コルトーナ散策ーCastiglion Fiorentino村祭り:中世の宴『il Banchetto medievale』ー夜中まで≪カスティリオン・フィオレンティーノ泊≫  

【5月28日(日)】10:30 Greve in Chianti オリーブ工房ものづくり体験 ー14:00 メルカティーノ(自由行動:買い物、ランチ)ー17:00 Radda in Chianti  陶器工房 ー19:30夕食(地元のお勧めレストラン)≪キアンティ‐アグリトゥーリズモ泊≫

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【5月29日(月)】9:30オリーブオイル生産者訪問ー12:00 San Gimignanoサンジミニャーノ(伝統老舗店でお菓子作り体験)ー(自由行動:買物、昼食)ー16:00 Incisa インチーザ(アウトレット)でショッピング ー18:30 アグリのオーナーと一緒にトスカーナ野菜中心の夕食作り(日本の料理も作って文化交流)20:00-夕食 Cena ≪キアンティ‐アグリトゥーリズモ泊≫

【5月30日(火)】9:00チェックアウトーフィレンツェ:自由行動(買い物・昼食)ー14:00 (Scuola Leonardo da Vinci) 美術史の講師と街歩き 16:30-自由行動 18:30-アペリティ―ボ 19:30自由行動(夕食)  ≪フィレンツェ泊≫

【5月31日(水)】 チェックアウト&解散。   

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【お問い合わせ・お申込み】LCI イタリアxカルチャースタジオ

Email: info@lci-italia.com

 【滞在先はどれもトスカーナの素敵な宿です】

( 1-2日目)ワイナリー経営のアパートとホテルに分かれます。

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(3-4日目)ピエンツァのホテル4つ星

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(5日目)カスティリオン・フィオレンティーノ(コルトーナとアレッツォの近く)

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(6-7日目)キアンティのアグリトゥーリズモ

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(8日目)フィレンツェ 旧市街(Duomoのそば!)Hotel Due Fontane

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 毎年恒例となりましたLCI-Kyokoと行くエノガストロノミアの旅! 

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日程:2019年 9月27日(金)~10月6日(日)現地発 10月7日(月)成田着

≪12名様限定≫

今年のテーマは  

◎エミリアの食文化~本物バルサミコ酢の造り、パルミジャーノチーズ、クラテッロ、プロシュット、サラミの本場を知る。

◎エミリア:フェラーリ、マセラッティ、パガーニなど世界で一流の車、テノール歌手パヴァロッティが生まれた街 モデナ街歩き。 

◎トルテッリーニ パスタ作りに本場で挑戦。 

◎ベルティノーロ:Borghi Autentici Italiani:ホスピタリティ溢れる理由を尋ねる。

◎ロマーニャ:温泉でゆったりくつろぐ優雅な滞在先。

◎ブドウ畑とワイナリー訪問:ブドウ収穫体験。

◎ロマーニャ伝統の歌を唄う。日本文化交流を行う。

◎野菜の種研究所訪問

◎塩田ツアーとアドリア海でシーフードを満喫。

◎1800年後半のグルメ、料理本を作ったPellegrino ARTUSIの家、ダンテが逃避した場所を尋ねる。 

◎ブリジゲッラの高品質なオリーブオイルなどなど、毎年恒例の盛りだくさんの旅。

 LCI 郷土料理研究家松山恭子がご案内。 ホテルは全て4つ星ホテル!アグリツーリズモ泊あり。

 

※料金にはチャーターバスでの移動費、滞在先、朝食、通訳ガイド費用は含まれます。電車賃、お食事、入館料などは基本的には含まれておりませんが、詳細最終調整後ご案内となります事をご了承ください。


 ≪旅程(予定)≫  *プログラムの変更はご了承ください。

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【9月27日(金)】18時頃 ミラノ・マルペンサ空港~ミラノチェントラーレ側のホテルへ移動。≪ミラノ泊≫

【9月28日(土)】ラノで午前中、観光・お買物お楽しみください。列車でモデナへ移動。モデナの町歩き、バルサミコ酢伝統工房、陶器、伝統あるBARでアペリティーボ、トルテッリーニパスタ作り(夕食含む)!≪モデナ駅前4つ星ホテル滞在≫ 

【9月29日(日)】パルミジャーノ工房⇒ランブルスコのワイナリー・フェラーリコレクション⇒パルマ街散策⇒Zibello近郊でクラテッロを堪能(Museo他)⇒とっておきのレストランで夕食 ≪モデナ4つ星ホテル≫ 

【9月30日(月)】ボローニャ:午前中散策:地元の方のガイド⇒自由行動(FICO含む)≪モデナ4つ星ホテル≫ 

【10月1日(火)】チェルヴィアへ列車でいく。塩田ツアー、Stamperia(伝統染物体験)⇒アグリツーリズモでFesta! 農家伝統祭り(文化交流) アグリ泊

【10月2日(水)】近郊村のサルミ屋、小麦挽工房、古城訪問⇒ ピアディーナ作り!⇒Bertinoroの宗教的、歴史的、ホスピタリティの町と言われる理由を探る観光⇒ 

 【10月3日(木)】ブドウ収穫体験⇒ロマーニャのチーズ工房(squacquerone)⇒ ダンテの跡を辿る観光⇒(Bertinoro) 

【10月4日(金)】ブリジゲッラのオリーブオイル生産者⇒必見Zerbinaのワイナリー⇒野菜種研究所⇒1800年代レシピ本作家アルトゥージの家訪問⇒ (Bertinoro) テルメ泊

【10月5日(土)】ラヴェンナ街歩き:モザイク祭典ビエンナーレ(プレイベント)、自由行動あり。

【10月6日(日)】 ミラノ・マルペンサ空港 フライト。

【10月7日(月・祝)】 成田空港着

 

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第1次お申込締切 2019年3月31日

【お問い合わせ・お申込み】LCI イタリアxカルチャースタジオ

Email: info@lci-italia.com Tel:  0422-24-8897 

 

2018年11月18日 (日)

当LCIでイタリア語を学んで2年のChikaさん、Toshimichiさんが、LCIで毎年開催するイタリア語コンテストのPremio(賞品)で1週間のミラノ留学をなさってご帰国されました。

イタリア語スピーチコンテスト "Sogno nel cassetto"の様子

Chikaさんより留学の感想を頂きました。

留学先: Scuola Leonardo Da Vinci Milano校

10月にミラノのレオナルドダヴィンチ校へ1週間、語学留学へ行かせて頂きました。
短い期間ですが、この経験が私の価値観を変えたと思います。
 
それは出会ったホストファミリー、イタリア人、留学生から
夫婦愛の素晴らしさ、
丁寧に作られた手作りの料理の大切さ、
食事の時間を楽しむ事、
伝えたいという気持ちで積極的に質問したり喋れば会話出来るという事を学びました。
 

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3年前イタリア旅行の時に出会ったイタリア人が人懐こくて、
次イタリアに来る時は英語ではなく、イタリア語で喋ってみたいという気持ちからイタリア語を学び始めました。
 
夢だった語学留学が決まってから9ヶ月間、私はLCIでのレッスン以外にラジオや本で勉強していました。
 
しかし語学学校でクラス分けテストが行われた時、ほとんどわからず唖然としました。
そのあとに先生と面談してクラス決定、Livello 2の初級クラスです。
初級だから安心、と思っていたらクラスメイトはまあ良く喋るし、
イタリア語の文章を作るのも簡単そうで、彼らと語彙力が全然違いました。
 

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先生が説明する単語がわからないから言っていることがわからない
こんな事、日本ではないので悲しくなりましたが、
まだ私はイタリア語を勉強して2才だからOK!と気持ちを切り替えて
先生にその単語はどういう意味ですか?
これはイタリア語で何て言うんですか?
5日間の授業でたくさん質問しました。
先生はわかりやすいイタリア語で根気よく説明してくださりました
授業内容は恋愛についてやグループでゲームをしたり、現在進行形の作り方など学んだりとても興味深いものでした。
クラスメイトにはグループでゲームする時に沢山助けてもらいました。
メンバーはフランス2名、スイス1名、台湾1名、オーストラリア1名、ロシア1名、
日本3名(私たち夫婦を含む)9名でした。
皆仕事や音楽・芸術を学ぶ為、恋愛の為など目的は様々でした。
私は今はただ好きだから、というだけで学んでいますが、
もっと深めていくために強い動機が欲しいなと留学生の友達から影響を受けました。
 

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今回夫と一緒に留学したので自由なアパート滞在を希望していましたが、都合によりホームステイになりました。
大人になって夫婦でホームステイは有りなのか?と思っていましたが
結論:有りです。
凄く楽しかったです。
お世話になったお宅は、イタリア人ご夫婦(私たちの両親くらいのご年齢)と子犬のお家です。
とても優しい方達で滞在中よくおしゃべりしました。
ここで大活躍だったのはgoogle翻訳です。
英語を使ってはいけないというルールだったので、言いたい単語を沢山調べながらイタリア語で必死に喋りました。
2人の娘さんやそのお孫さんなどお家に来た時も一緒に交流したり電話で話したりと家族の繋がりが深い家庭でした。
私たちを歓迎してくれてとてもありがたかったです。
はじめご飯なしを希望していたのですが食べたほうが買うより安いという、
お父さんの提案でご馳走になったら、こちらの家庭料理の美味しい事、
すっかりお父さんの料理に夢中になりました。
ジェノベーゼソースを乳鉢ですり潰してつくってくれたり鶏肉の丸焼きやサフランリゾットなど美味しすぎでした。
 

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帰る前日お母さんから乳鉢や作ってくれたサフランや出汁をお土産に頂きました。
貴重なものを頂いたので早速バジルをすり潰してジェノベーゼソースを2度作りましたが
お父さんの味とは全然違います。
メールで分量や作り方をお父さんやお母さんに確認して味は徐々に改善しつつあります。
 

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ホームステイする事でイタリア語が間違っている時は言葉を直してもらえたり
イタリア人家庭のいつもの生活を覗かせていただけたのは凄く貴重な体験でした。
いつもの長期休暇はただのんびりしたり、遊んだりという過ごし方でしたが
1週間同じ町に滞在して半日勉強して半日観光するという暮らすような生活は新鮮でした。
 

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これからもイタリア語を使ってホストファミリーや友達になったクラスメイトと
交流を続けていきたいと思います。留学は旅行とはまた違ってたくさんの深い出会いがあるなと
思いました。引き続きイタリア語を学びまた留学に行けたらいいなと思っています。
 
留学前から大変お世話になったkyokoさん、kumikoさん、sara先生本当にありがとうございました。
みなさんのお陰で楽しい時間を過ごすことができました。
 
 


★LCIイタリアカルチャースタジオでは、イタリア語学留学や、イタリア家庭へホームステイ、アグリ滞在などのアレンジ、お手続きなど無料サポートしております。

語学力向上を目指す方、イタリアに行って習ったイタリア語で楽しみたい方、普通のツアーでは体験で

きない特別な旅行をしてみたい方は是非LCIへお越しください。

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2018年9月 1日 (土)

Trenitalia_2



I treni italiani permettono di percorrere l'intera penisola, isole comprese, e altri paesi europei.

La rete ferroviaria italiana e' gestita da Trenitalia.

イタリアでは電車で、イタリア国内や島、またはヨーロッパの他の国へと行くことができます。イタリアの鉄道はトレニタリアという元国鉄だった会社が運営しています。

Questi sono i vari tipi di treni:

列車の種類を見てみましょう!



Regionali_4

Treni regionali:

I treni regionali effettuano servizio all'interno di una medesima regione, o in alcuni casi a cavallo tra regioni contigue.

レジョナーリ:

レジョナーリ(日本での在来線のようなもの)は、同じ地域内で、または場合によっては隣接地域間で運行されます。



Intercity

InterCity:

Collega le principali citta' come Firenze, Milano, Roma e Venezia. E' piu' rapido e con meno fermate dei treni regionali. La prenotazione e' consigliata in alta stagione (maggio-settebre) e durante le festivita'.

インターシティ:

フィレンツェやミラノ、ローマ、ヴェネツィアなどの主要な都市間を運行しています。

レジョナーリよりも速く、停車駅も少ないです。ハイシーズン(5月~9月)や祝日などは予約をお勧めします。

               

Treni nazionali ad alta velocita':

I treni ad alta velocita' Le Frecce sono moderni e confortevoli. Hanno aria condizionata, portabagagli, prese di corrente, spuntini e in genere un vagone ristorante.

国内高速列車

高速列車のレ・フレッチェは新しくて快適な乗り心地です。エアコン、荷物棚、電源コンセントもついていて、また一般的に食堂車もあります。



Frecciarossa

Frecciarossa- Collega le principali citta' italiane da Nord a Sud e la prenotazione e' obbligatoria.

フレッチャロッサ - イタリアの北から南まで主要都市間を結ぶ列車で、予約が必要です。



Frecciargento


Frecciargento-
Collega Roma alle principali citta' nord-orientali e meridionali dell'Italia. La prenotazione e' obbligatoria.

フレッチャアルジェント - ローマとイタリア北東部および南部の主要都市を結ぶ列車で、予約が必要です。



Frecciabiancqa

Frecciabianca- Collega Torino e Milano a citta' italiane nord-orientali. La prenotazione e' obbligatoria.

フレッチャビアンカ - トリノとミラノからイタリア北東部の都市を結ぶ列車で、予約が必要です。

Treni notturni nazionali:

夜行列車



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Intercity Notte- Milano- Genova- Pisa- Livorno- Salerno- Catania (Sicilia). Il treno attraversa lo Stretto di Messina viaggiando sul traghetto.

インターシティ・ノッテ - ミラノ、ジェノバ、ピサ、リヴォルノ、サレルノ、カターニアを繋ぎイタリアを縦断する列車です。シチリア島に行くために、列車はフェリーに乗せられメッシーナ海峡を渡ります。



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