ピエンツァ市街の歴史地区とヴァル・ドルチャは世界文化遺産に指定されています。
ヴァル・ドルチャはトスカーナ州シエナ県にある広い谷で、北東にはモンテ・アミアータ山とウンブリア州との州境があります。
シエナの南東部に広がるこの一帯は14〜15世紀にはシエナの領土となり、絵のような美しい景観づくりが大切にされてきました。のどかな美しい牧歌的自然が農家や集落、街道や沿道の修道院があります。
ピエンツァ、モンタルチーノ、カスティリオーネ・ドルチャ、サン・クイリコ・ドルチャ、ラディコファーニの5つの街とその全域は「ヴァル・ドルチャ美術・自然・文化公園」になっており、モンタルチーノにはブルネッロワインが、サン・クイリコ・ドルチャにはバーニョ・ヴィニョーニという有名な温泉があります。
東西に長い旧市街の真ん中に位置するのが、Piazza PIOⅡ(ピオ2世広場)。この町出身のピオ2世 は、シエナのドゥオモの図書室や、ピエンツァ大聖堂右横にあるお館のピッコローミニ家の出身。
1458年に教皇に選出され、この町を建築家に 「理想都市」 に作り変えるよう命じて、ピエンツァが出来ました。
Palazzo Piccolomini(ピッコローミニ宮)
食事の間、音楽の間、個室など当時の貴族の生活の様子が伺うことができます。南側に面したお庭や、入口から美しい柱廊で囲まれた中庭も素敵です。
Palazzo Comunale(市庁舎)
大聖堂の向かいに見えるロッジアの美しい建物。ユネスコ世界遺産登録(1996年)のプレートがあり、ルネサンス人文主義を初めて適応させた町、などの登録の由来が書かれています。
絶景ポイント
大聖堂の東側に進むとオルチャ渓谷のパノラマ広がっています。奥に見えるのはトスカーナ第二の山、アミアータ山。
この道に入ってくる路地の名前が素敵です!
1968年ロミオとジュリエットの映画撮影時、オリビア・ハッセイが散歩した様子の白黒写真です。
東西にまっすぐ伸びているのが、町を南北に分けるメインストリート・ロッセッリーノ通り。
レストラン、エノテカ、チーズ専門店などが軒を連ねます。
ピエンツァの名産はペコリーノチーズ。フレッシュタイプ(fresco)から熟成タイプ(stagionato)までいろいろあります。
ピエンツァの人気のレストランのひとつ【Da Fiorella】
その他、メインのロッセッリーノ通りを右折した路地を行くと城壁沿い道には陶器、靴の工房などが並んでいます。
またメイン通りの北側は住宅の多い地域ですが、マクラメ職人の工房やアート系の小さいお店がたくさんあります。 (マクラメとはアラビア語で縁飾りの房や紐(ひも)のことである。編んだり結んだりして、バッグやのれんなどにした製品をいう。ノッテッドレースとも呼ばれる。)
見ているだけでも楽しい場所です!