2022年1月31日 (月)

レシピ:マルケ州郷土料理 CANNELLONI カンネッローニ

 
郷土料理レシピ ご紹介!
Primo (プリモ):手打ちパスタ
CANNELLONI カンネッローニ 
きのこたっぷり、ポルチーニとリコッタソース

イタリアで人気のこのレシピは、古くは1600年頃にドルチェ、今のカンノーリに似たものが登場します。
その後、いろんなお肉を巻くレシピが生まれ、1800年中盤に今のレシピに近いものが誕生し、トスカーナ風やシチリア風などヴァリエーションがありました。
1970~1980年代にイタリアでは日曜に家族が集まるという習慣が強まり、その際に好まれて作られたのが
カンネッローニだったので、イタリア中にレシピが広まりました。

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材料(6〜8人分) Ingredienti 

【生地 L’impasto】
・小麦粉 200g  farina 00
・卵  2個  Uova
・塩  少々  Sale

【ベシャメッラソース Besciamella】
・ミルク 500ml  Latte
・バター 50g  Burro
・小麦粉 50g Farina
・ナツメグ 少々 Noce moscata
・塩 ひとつまみ Sale

【具材 Ripieno】
・マッシュルーム Champignion 100g
・エリンギ  Funghi 100g
・乾燥ポルチーニ Porcini secchi 10g
・玉ねぎ Cipolla 1/2個
・リコッタチーズ Ricotta 250g
・パルミジャーノチーズ Parmigiano Reggiano (パウダー) 40g
・白ワイン Vino bianco  50ml
・ミルク 適量 Latte(ベシャメッラソースを伸ばすため)
・エキストラヴァージンオリーヴオイル Olio EXV d'oliva 適量
・タイム Timo 適量
・塩、コショウ  適量 Sale e Pepe

手順   Preparazione

【ベシャメッラソース Besciamella 準備】
①小鍋にミルク、ナツメグ、塩を入れ、火に掛けます。
②別の鍋にレンジで少し溶かしたバター、小麦粉を一度に入れてダマが出来ないよう泡立て器で力強く混ぜます。
③先に用意したミルクを加え、5分を混ぜて中程度の濃度に仕上げます。

【生地 Impasto】
①ボールに小麦粉、卵を中心に割り入れ、フォークでかき混ぜます。塩を加え捏ねていきます。
②10分ほど捏ねて生地の表面がツルっとし弾力が出てきたら、ラップをして涼しいところで1時間ほど寝かせます。
③パスタマシーンで2mmほどの厚さに伸ばし、型に合う適当な大きさ大きさにカットします。
④塩入りのお湯で2-3分アルデンテに茹でます。

【具材、ソース:Ripieno】
①玉ねぎをみじん切り、マッシュルームをスライスしてオリーブオイルで炒めます。乾燥ポルチーニは戻しておきます。
②白ワインを加えアルコールを飛ばし、塩とタイムを加えます。
③戻したポルチーニもカットし、戻し汁と一緒に和えたら、一旦火から下ろします。
④パルミジャーノ(パウダ―)と黒コショウを混ぜておきます。
【仕上げ Finale】
①ボールにキノコソースにリコッタチーズとベシャメッラソースを半分加えて、混ぜます。
②オーブン皿にオイル、又はクッキングシートを敷き、茹でたパスタにリコッタソースを乗せて巻いたものを並べます。
③並び終えたら、残りのベシャメラソースに牛乳を加えて倍ぐらいに伸ばし、掛けます。パルミジャーノチーズを掛けます。
④予熱で温めたオーブンで180℃ 40分焼いて出来上がり。

BUONAPETITO!  


Kyoko Matsuyama

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