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2016年6月

2016年6月25日 (土)

イタリアホテル学校 Scuola Alberghiera a Gattinara

イタリアには国立のホテル学校が各街にあるといっても良い程、沢山存在します。ここでは料理人コース、更にバーテンダーコース、ホテルのレセプションコースと学科が分かれ、専門に5年間学びます。アルバイトで実践経験を積む生徒もいて、多くの生徒が卒業後、直ぐに就職するそうです。



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ここガッティナーラはピエモンテ州北部、オルタサンジューリオ湖の南に位置する約8000人程が住む街である。1242年建国され、ローマとフランスを結ぶ道中にあることより、兵士を休ませる場所として使用され、その代償に免税Borgo Francoであったという。ローマ皇帝管轄であったことから、道は碁盤の目のように整っています。また、この町で生まれた歴史重要人物として、Mercurino Arborioは神聖ローマ皇帝カール5世の書記官を務めている。

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さて時を現代に戻すと、1906-1999年トリノ生まれのMario Soldati(マリオ ソルダーティ)は

小説家、映画監督、脚本家として活躍したが、1959年『Un sorso di Gattinara(ガッティナーラを少し)』でワインや町並みを愛情たっぷりに物語っている。

また、食文化を研究したイタリア内、更にシカゴのイタリアンレストランなど10年掛けた旅物語は«Da leccarsi i baffi»という題が付いており、イタリア語表現で《口ひげをなめる程美味しい》。  

Gattinaraに貢献度が高いことで、この町から愛されている。

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この日、ホテル学校に招かれ、あるクラスに交じって調理実習を体験することになった。Scampi(あかざ海老)はパスタのソースに。

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パスタ作りを少し手伝っていると、学生(未来のシェフ?)になかなか手つきが良いと褒められました。(^^) 

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こちらはOrata(クロダイ)。如何にも泳いでいる鯛を表現したのか、ちょっとリアルでした。

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彼女達は餃子の皮のようなシートを焼いてお皿にし、小エビGamberettiのサラダを盛り付け。

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フルコースを3時間程で仕上げ、今度はサービスを勉強する生徒さんがレストランへご案内下さり、メニューの説明、更にワインのサービスを提供。

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校長Casarotto氏は日本や日本料理にも大変関心を寄せられ、交換留学しましょう!とご提案頂きました。いつか実現させてみたいと思います。

ピエモンテは日本人にも人気の州ですが、ほとんどの方が南部ランゲに集まります。こちら北部は未だ知られていない事もあり、とても落ち着いた環境です。

Gattinaraはワインだけでなく、あのLavazzaコーヒーの工場もあります。

こんな場所でゆっくり滞在しながら、イタリア料理を学ぶというのは素晴らしいですね。

次はTORINOへ続く⇒

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2016年6月15日 (水)

オリーブオイルテイスティングランチ講習会 6月レポート

6月11日(土)オリーブオイルテイスティングランチ講習会も盛況で、ご参加頂きました皆様有難うございます。

【テーマ】 

◎欠陥オリーブオイルについて 体験。

◎ティスティングの正しい方法と、品種の違いを比較。

    Leccino品種 x Bosana品種

◎お食事との合わせ方を体験。 

      Menu: vincis glassi(マルケ州ラザーニャ、Gelato レモンジェラート)

欠陥オリーブオイルについて、ほぼ皆様が美味しいのでは?と感じていらっしゃいました。

その後、EXVオリーブオイルをティスティング頂くと、先程のオイルとの違いを実感し、驚きの声があがりました。こうして、実際に真実を知る驚きと発見はとても大事な体験です。

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【今回ご紹介したオリーブオイル】  

①Poldo Service(Varieta':Leccino) 生産者ポルドサービス 

イタリア・マルケ州  単一品種:Leccino(レッチーノ)  

特別価格 100ml 800円(税別) 200ml 1500円(税別)

②Accademia Olearia  Furuttato  生産者アカデミア・オレアリア 

イタリア・サルデーニャ州  単一品種:Bosana(ボサーナ)  

250ml 1700円税別

   お求めはinfo@lci-italia.comへどうぞ。

  

ジェラートにもオリーブオイルをひとかけすると、味わいが深まり、美味しくなります。

是非皆さんも、正しくEXVオリーブオイルの知識を身に付けて、健康で美味しい生活をしてみませんか。

本当に美味しいEXVオリーブオイルの魅力を沢山の方に知っていただきたく、また次回も開催します。

7月10日(日)12:00~13:30

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次回をお楽しみに。

ご案内ご希望の方は「オリーブオイルランチ講習会日程案内希望」と書いてご連絡先とお名前を送ってください。: info@lci-talia.com

LCI イタリアカルチャースタジオ

イタリア文学セミナー『イタロ・カルヴィーノの世界』レポート

6月12日(日)開催しましたイタリア文学セミナー イタロ・カルヴィーノの会にご参加有難うございました。

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イタリアでは、小学校や中学校で必ず学ぶ国民的、世界的に有名な作家 『Italo Calvino』。 

童話や、幻想的な物語の中に、社会的メッセージや現代人への寓意が込められている作品が多く、大人でも考えさせられます。

セミナーでは、関連作品のビデオなどを一部ご覧頂きながら、彼の人生と作品を照らし合わせながら、彼独特の不思議な世界をご紹介しました。

日本人作家『宮沢賢治』との共通点について、イタリア人講師の解釈を用いながら比較説明したので、日本人受講者にとってはまた新たな発見だったようです。

宮沢賢治の作品同様、イタロカルヴィーノの作品を今一度、読み直してみると面白いかもしれませんね。

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ご参加者の柴田様が、こちらのセミナーの感想をブログにご掲載下さいました。有難うございます! ブログ記事はこちら 「LCI文化セミナー「イタロ・カルヴィーノ(Italo Carvino)」セミナーに行ってきました(2016.6.12)@吉祥寺LCI

Grazie Mille!!

また、来年の文化セミナーもご期待くださいませ!

LCIイタリアカルチャースタジオより

2016年6月 7日 (火)

Anzivino ~Alto Piemonteワイン Gattinara DOCG

ワイナリーCantinaはチェントロ直ぐ側にある生産者Anzivinoをご紹介します。ここは偶然の出会いでしたが、人が本当に素晴らしかったことが第一印象にございます。

Nebbia(霧)が深くなる10月中旬~収穫が始まるということで、語源とされたNebbiolo品種は、イタリアの中でも基本的には限定されたエリアで生産される。ここ北ピエモンテでは、Biotipi(同遺伝子型)としてSpannaという別名を持つ。

ピエモンテ州北部でネッビオロ品種を栽培するエリアGattinara とBramaterraに畑を持ち、ニーズに合わせて、少量ながらも。泡Bollicine~ロゼ、白、Gattinara DOCG,Riserva, Bramaterra DOCと幅広くラインナップされています。

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彼女はElena、器量と愛想が良いだけでなく、本当に冴えた方です。E' veramente in gamba, non solo la bellezza di apparenza!

Gattinara DOCGは規定では発酵後2年樽、1年ボトルで寝かせる。ボトリングする前の樽からの試飲はワインの生命を感じ、いつもドキドキします。

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地下に熟成させる樽が並び、こちらの部屋にはボトリングされたワインが年代毎に並ぶ。石造の彼がAnzivinoの創始者。Anzivinoはイタリア語の意味として、『やっぱりワイン!』なので、すっかり会社名と後付けしたのかと思っていたら、なんと、先祖から受け継ぐ姓だそうで、驚きました。

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商品『FATICATO』(苦労した~の意)に使われるぶどうは収穫後12月頃まで網棚に並べて干しから醸造していきます。よって手間が掛かる分、風味もひと際。

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この辺りは古代アフリカ大陸が南米大陸より離れヨーロッパに寄せてきた際に、沢山の火山が出来上がった。この辺りValsesiaは直径15kmほどのカルデラが見られる。よって、土壌は火山岩であることも最近の研究でより明らかになった。

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現オーナーEmanueleさんは元ミラノで銀行マンだったようで、とてもエレガントで余裕の感じられる知識人。リタイア後に奥様のご実家Anzivinoを引き継ぐ事になったそうですが、未だ高校生の子育て中のパパでもある。

確か5部屋ほどだが、可愛いらしい伝統家具を備えたアグリツーリズモを併設しており、ワインも直ぐに手に入りお勧めです。

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実はオーナーの計らいで、郷土料理に興味のある私に、タイミングよく訪れた彼の親友であり、名シェフがレシピを伝授してくださった。今はスペインでレストランをなさっているそうですが、10年以上も前に皇居で1ヶ月腕を振るった経験もあるという。

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メニューはCarne Battuta(生牛肉のタルタル)、BagnaCauda(バーニャカウダ)、Polenta a concia(ポレンタにゴルゴンゾーラやパダナチーズ、バターをたっぷり混ぜて煮込んだもの、もちろん冬の料理です。)その他、Risottoなどいろいろ準備しましたが、結局食べきれず。

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Gttinara1988はとてもFINE!洗練されており、ついつい頂いてしまいました。

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 すっかりお喋りと美食、ワインで夜はふけて...  その翌日もホテル学校にアポを取ってくださり、

こんなプログラムまで用意してくださいました。 E' stata l'ospitalita' eccellente! ( ovviamente anche i vini!)

因みにこちらのワインはアビコさんが輸入なさってます。

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  18/maggio/2016   Kyoko Matsuyama

次はホテル学校 Scuola Alberghiera di gattinaraへ

2016年6月 4日 (土)

Orta San Giulio イタリア~オルタ・サンジューリオ湖

ピエモンテ州の湖の中でも落ち着いた趣のある湖『オルタ・サンジューリオ』

ほとりにあるチェントロやミシュラン星付きレストランVilla Crespiのご紹介の前に、こんな場所をご存知ですか。

オルタには鉄道が走っています。駅前の町Legro では町興しで始めたこの辺りを舞台にした映画を題材に''Paese Dipinto''壁に描かれています。

Riso Amaro(苦い米)は有名ですね。 

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Parodia sul caso Matilde(左下)

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una spina nel cuore(右下)

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さて、駐車場で車を置いて、徒歩でチェントロに差し掛かる頃、独創的な屋根と、真中に浮かぶ小さな島、そして、向こう岸にSantuario della Madonna del Sasso(断崖に立つ教会)が見えます。

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町はピンクや黄色の壁に色彩りどりの花が飾られ、散歩も楽しくなります。

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Stresaの島群よりショッピングの規模は小さいが、落ち着いた雰囲気は否めない。

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ここもボート motoscafiで島に渡れる。素敵な水夫Marinaioが出迎えてくれます。

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小路に入り、階段を結構登っていくと、眺めのいい所にはやはり素晴らしいお屋敷が建っています。

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そして、やはり教会も見晴らしの良い、立地好条件にありました。

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ここまで来たら、必ず訪れたいレストランはここ、Villa Crespi!

ご希望であれば宿泊もできます。

この大きなシェフ Antonio Cannavacciuoloは今やテレビ番組で引っ張りだこ。よって賛否両論ありますが、試す価値ありです。

とにかく、建物はムーア様式で、天井の高さといい、内装も鮮やか。小室で5組といった空間で、もサービスも至れり着くせり。向かいのテーブルのun Signore(男性客)が、最初から最後まで嬉しそうに完食なさっていたのが印象的でした。

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前菜はピンクのスープに生牡蠣。確かラディッシュで作っていました。

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いわゆる郷土料理Carne Battutaを鮮やかにアレンジした一品。

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ワインは車だったので控え目でしたが、実は日本人のソムリエの方が働いてらっしゃって、

いろいろ面白いワインを提供してくださいました。

こちらはBarbarescoで初老の方が1人で作っているそうで、ラベルも可愛く、味わいも人柄が出ているように感じました。

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鱈のお料理もファンタジー溢れるお皿に。

カンノナウをマルサラ風に造ったというサルデーニャはSerra&Moscaのワインはデザートに合わせます。お料理の数も写真を撮るのを忘れる程あり、デザートは後ろ髪を引かれながらも、完食は無理でした。

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Villa Crespiは早めの予約をお勧めです。水曜日ランチというのに、2週間前で満席でした。

次はGattinaraへ移動します。

⇒カンティーナAntoniolo訪問

18/5/2016 Kyoko Matsuyama

Isole Borromee イタリア~ボロメエ諸島(マッジョーレ湖)

ミラノ(マルペンサ空港)から車を走らせると1時間程でマッジョーレ湖のほとりにあるストレーザの町に着く。いくつか乗り場はあるが、Piazza Lidoからボートmotoscafiに乗る。お勧めは3つの島巡り(Isola Bella-Isola Madre- Isola dei Pescatori).

どの島も5分位で着く。島間のボートは30分毎にある。

Isola dei Pescatoriは唯一住民がいる島で、レストランの数も多い。 

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ボート乗り場のすぐ前にRistorante La Pescheria(写真右)がある。気になっていた店だが月曜日は定休日らしい。

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お土産屋さんも充実しており、ショッピングも楽しめます。 本屋ではこのマッジョーレ湖出身の作家Piero Chiaraの本が並ぶ。私はアンティークポスターに惹かれ、3枚程購入。

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小さな島ですから、何度か周って、パノラマの良い、落ち着いた雰囲気のRistorante Belvedereを選んだ。 

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パスタはマッケローニのオリーブ、ツナのソースに、川魚のグリル、ドルチェはmille foglie フルーツたっぷりミルフィーユ。ワインは良く冷えたアルネイス。

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次はIsola Bellaへ。    

本当に小さな島で、見応えは素晴らしいガーデンである。16世紀に購入した

Carlo ⅢBorromeeが奥様のIsabellaの名前を付けて、Isola Bellaと呼ばれる。

17世紀に入ってこの建物とお庭を造った。

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やはりBorromee家に16世紀に購入され、建物とガーデンを造った。 

この階段は藤棚がとても美しい事で知られる。

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Piazza Lidoに戻ったら、このままもう一つの湖 Orta San Giulioへ。

車で20分程です。 Stresaはやはり観光客が充実しており、賑わっていました。

Ortaの方が落ち着いた印象ですね。後で地元のワイナリーの人に聞くと、Ortaの方が

観光客の食に対するこだわりが強いそうで、Gattinara,Ghemmeのワインも好まれるそうです。 確かにミシュランのレストランもOrtaですね。

次はOrtaへ⇒

16/5/2016  kyoko Matsuyama