2014年7月15日 (火)

イタリア・オペラセミナー ~日本イタリア・オペラ座総監督をお迎えして

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 第1回好評に付き、第2回はイタリア人の指揮者と監督を迎えて、更に豪華版でお送りします。

イタリア・オペラコンサートをより深く楽しむために、興味あるポイントを分かり易く、楽しい内容でお送りします。                  17世紀の印刷譜(左)と15世紀の筆写譜(右)

 

オペラ指揮者の真実に迫る

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開催日: 9月24日(水) 13:00~15:00

場所: イタリアxカルチャースタジオ吉祥寺

参加費4,000円(イタリア語生徒割引:3,500円)

19名様限定の為、お早目にお申込下さい。

イタリア・オペラコンサートを9月26日(五反田)に控え、公演をより楽しく鑑賞する為に是非!

チケットの特別価格販売 2000円 

お申込み〆切:9月15日  EMAIL: info@lci-italia.com TEL:0422-24-8897

 

 日本イタリア・オペラ座常任指揮者 アルド・サルヴァーニョ氏、並びにイタリア音楽学者 大前 努監督をお迎えして

 
イタリア・オペラの魅力といえば何よりも独唱歌手たちの演奏ですが、彼らの歌がどんなに素晴らしくても、オーケストラの伴奏なしに聴くことはできません。
 
オーケストラ奏者たちをリハーサルから本番まで掌握し、歌手を含むすべての演奏者を一つにまとめ上げるのが、オペラ指揮者の役目です。指揮者は公演の実現において、きわめて重要な任務を果たしています。
 
今回のセミナーは、世界の劇場で活躍中のオペラ専門指揮者、アルド・サルヴァーニョ氏をお招きし、ご自身のお仕事について詳しく、そして分かりやすく解説していただきます。
 
修行から劇場デビューまでの道のり、稽古場でのしきたりや様々な出来事、歌手や楽団員との関係、それぞれの楽器奏者の特性など、オペラ指揮者ならではの観点から、とても興味深いお話を聞けることでしょう。
 
劇場では私たちに背を向けて、舞台下の楽団を黙々と指揮するサルヴァーニョ氏ですが、セミナーで間近にお会いする時には、ご本人みずから皆様のあらゆる疑問に答えて下さいます。
 
イタリア人現役オペラ指揮者の人柄と本音が明かされる、日本ではとても珍しい催しです。
 
この機会をお見逃しなく、ぜひお誘いあわせのうえ、お越し下さい。

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【プロフィール】
■アルド・サルヴァーニョAldo Salvagno氏 
 
国立ボローニャ大学音楽研究科修了(音楽史専攻)。国立ボローニャ音楽院作曲科卒業。ペーザロのロッシーニ協会で音楽文献学を研究。 グスタフ・クーン、エルヴィン・アチェル、アラン・フランシス各氏のもとで指揮法を学ぶ。
 
これまで、イタリア・フランス・ドイツ・スイス・スペイン・ハンガリー・アメリカ合衆国・オーストラリアの劇場で指揮したオペラとして下記作品が挙げられる。
 
『セヴィリアの理髪師』『ノルマ』『夢遊病の娘』『愛の妙薬』『ルチア』『ドン・パスクワーレ』『エルナーニ』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』『ルイザ・ミラー』『リゴレット』『吟遊詩人』『椿姫』『フォルスタッフ』『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』『西部の娘』『トゥーランドット』『田舎騎士道』『道化師』『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』 ボッテジーニ作曲『エロとレアンドロ』 パイジエッロ作曲『奥様女中』『カルメン』『オルフェオとエウリディケ(1774年版)』
 
アンセルモ・コルツァーニ国際イタリア声楽コンコルソ(ブドリオ市立劇場主催)芸術監督。毎年、世界的ソプラノ歌手、ジューン・アンダーソン氏とともに同コンコルソ入賞者のための実技講習会を指導、修了演奏会を指揮
 
ピエモンテ・フィルハーモニー管弦楽団(イタリア)常任指揮者。日本イタリア・オペラ座常任指揮者

 

 

■大前努(イタリア音楽学者)

 イタリア政府給費留学生に選ばれ、声楽実技を学ぶためイタリアに渡る。ヨーロッパ各地で独唱歌手として活動しながら、音楽文献学を研究。2000年、ヴェルバニア国際音楽コンクール声楽部門第二位。同年、フランチェスコ・チレア声楽コンクール入賞。2002年、国立パヴィア大学音楽学専攻課程を修了し、日本人で初めてイタリア音楽学の学位(Laurea in musicologia)を授与される。専門領域はイタリアの伝統音楽全般、とりわけ声楽実践教育史。帰国後、京都市立芸術大学大学院で博士(音楽学)学位を取得。イタリア人声楽教師の実技講習会や、音楽学者の講演会を数多く企画し、日伊両国の音楽文化交流に取り組んでいる。日本イタリア声楽教育アカデミー代表。アンセルモ・コルツァーニ国際イタリア声楽コンコルソ日本会場審査員長。