2024年10月

2024年10月27日 (日)

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11月15日頃入荷予定!  完売御礼!

今年もサルデーニャ島より、初搾り(ノヴェッロ)のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルをノンフィルター(無濾過)でお届けいたします!

フィルターを通さず自然に沈殿 させて取り除く「ナチュラルデカンタ製法」を施し、
オリーブの味わいや栄養分を十分に残します。
収穫後すぐに搾油機にかけられた新鮮な美味しさがそのままボトルに詰まっています。
搾りたてのノヴェッロはアーティチョークや青い草を思わせる香りと、力強くフルーティーな味わい。

ノンフィルターEXVオリーブオイル ノヴェッロ 500ml  3,750円(税別)

2本セット送料無料!でお届けします! 限定価格 8,100円(税込、送料込み)

ご注文は info@lci-italia.com

ご氏名、ご住所、お電話番号をメールでお知らせ頂きましたらお支払いのご案内をさせて頂きます。

Novello


サルデーニャ北部のオリーブ品種 100%使用。
品種:ボザーナ、ビアンコリッラ、レッチーノ


主な使用品種は『ボザーナ』です。

『ボザーナ』品種の香りはよくアーティチョークやカルドンの野菜で表現されますが、味わいにおいてもこの野菜のきりっとした苦味を感じることができます。更にのど元を通る時に感じる辛味ー(ピッカンテといいます)ーがピリッとするのですが、このバランスが良いので心地良い味わいです。

この苦み・辛みを表現する成分がオレイン酸、リノール酸、リノレン酸でありオメガ3,オメガ6という体内を健康に守るために必須な脂肪酸なのです。 

 

サルデーニャ島で、オリーブオイル造りを手掛けるフォイス一家、アカデミア・オレアリア。

フレッシュな香りとオリーブの栄養素ポリフェノールが豊富

その秘密は、
収穫の時期: 熟成半ばのタイミングに行います! 収穫は10月から始まり、1月末まで続きます。
収量(搾られる油量)は完熟を待つよりも少ないので、大変貴重なオリーブオイルが得られます。 

健康なオリーブで 欠陥のない、オリーブオイル 

その秘密は、
1.畑で収穫してから、12時間以内に搾油!
2.連続方式の近代搾油機を使用!
  雑菌の入らない、酸化しない完全な環境で作ります
3.27℃未満の低温で圧搾!(コールドプレス)

オリーブの青々しい香りとアーティチョークのような苦味
これは品種『ボザーナ』の特性です。一般的に分類すると 中〜上程度の強さです。

後味に苦味や辛味をバランスよく感じる!

こんな使い方がお勧めです。
 ◇茄子やズッキーニ、パプリカの焼き野菜
 ◇白身魚のグリルはお醤油でなくて、塩レモンとこのオリーブオイルで!
 ◇お豆(白いんげんやグリーンピース、ひよこ豆)のスープをお皿に盛り付け後、上から掛けて!
 ◇マグロのお刺身の炙り焼き
 ◇エビやいかの塩焼き
 ※火に掛けずにそのままで味わってください。 

お料理の味わいに深みが増します!

地元のお料理では、
◇郷土料理の子豚の丸焼き
◇海沿いではアラゴスタ(伊勢海老)、カラスミ、ウニが豊富に採れますので、こういった郷土料理には欠かせません。   

 
 ◆ 生産者 アカデミア・オレアリア について ◆

サルデーニャ島のアルゲーロにある「アカデミア・オレアリア」
ボザーナ品種を主にサルデーニャの土着品種を栽培しております。

ジュゼッペ・フォイスは今や230ヘクタールの畑に約25,000本のオリーブの木を所有しておりますが、自ら栽培したオリーブを収穫して、自社の搾油場で、品質管理を完備した中でエキストラヴァージン・オリーブオイルを作っています。

太陽光を活かしたエネルギーの有効活用など、サステナビリティの考えをもつ生産者です。

アルゲーロの街はその昔スペインのカタルーニャに占領されたことがあり、今でも道の標識がカタルーニャ語とイタリア語の2つ言語で併記されています。海沿いの港町ですが、ヨットハーバーがとても素敵で、要塞から望む夕日は本当に美しいです。街の中心は旧市街です。そこには外れのないサルデーニャ料理を満喫できるレストランが沢山あります。
多くのレストランのテーブルには、このアカデミアオレアリアのオリーブオイルが置かれているのに気づきます。地元に愛される昔から続くオリーブ農家であり、オリーブオイルの生産者なのです。
 
地元の人からも愛されるアカデミアオレアリアのオリーブオイルを是非味わってみてください。

 

accademiaolearia

!! 数々の受賞歴 !! 

第20回コンクール『ELCORE ORIVARIO』 第1位

第4回コンクール 『ORCIOLO D'ORO』 第1位

第11回コンクール『TRICOLLE』 単一品種フルッタートMEDIO 部門

BIBENDA (イタリアオリーブオイルクオリティ2020)にて最高点 5 Gocce獲得!

2024年10月15日 (火)

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こちらのカンティーナで、アマローネが生まれたそうです。当時エノロゴが、伝統のワイン『レチョート 』甘口を造っておりましたが、ある日、開け忘れていた樽を味見したところ、’’アマローネ’’ (とっても苦い→渋い→辛口だ!)と言ったことが始まりです。つまり、すべての糖を酵母が食べつくしたため、辛口ワイン、それも重厚なワインへと変化していたのです。

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カンティーナは1500年代にこのValpolicellaに造られます、その後1700年代にこのフランス・シャトーの影響を受けたネオクラシック建築の館を直ぐそばに建てました。いわゆるパッラーディオ建築と言われ、16世紀に活躍した パドヴァ生まれの建築家アンドレーア・パッラーディオの設計から派生しヒントを得たヨーロッパの建築様式です。

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エントランスは木製の上にコーティングをし、いかにも大理石で造られたかのように見えます。

天井から壁にかけてフレスコ画があり、MUSE(ミューズ)が描かれています。ミューズはギリシア神話で、知的活動をつかさどる九人の女神です。4

1735年Abbazia di Negrar Valpolicellaに畑とこの館が建てられます。 1850年には Teuta di Piave di Colognola (Soave DOC)もGaetano Beratni当主の時代に所有することになります。1883年にはCorvinaの品種をグイヨ仕立てで栽培します。

ベルター二は現在、2つのワイナリーに分かれておりますが、引き継いだ兄弟の息子たち、つまり従妹同士が引き継いだ際に、それぞれの道を選択したようです。

一方はAngeliniホールディングスの傘下となり、こちら『テヌータ・サンタ・マリア』は、Gaetano Bertaniによって継承され、現当主は 兄弟の Giovanni Bertaniさんと Guglielmo Bertaniさんです。

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今回はGiovanniさんに招待を受けて、ワイナリーツアーに参加して参りました。残念ながらちょうどアジアにご出張中ということで、お会いできませんでした。

10名ほどのグループで見学ツアーが組まれており、最後に6種類のワインをテイスティングする90分ほどの内容です。

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エントランスの建物を抜けると『Giardino Inglese』イングリッシュガーデンが広がり、その奥にブドウ畑(グイヨ仕立て)が広がります。

英国風の庭はいろんな種類の木々、植物が自然に育ったように見えるのが特徴ですが、実際はそのように設計されたものです。小さな池のほとりにはお茶をする小屋が立っています。

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秋の庭には栗が沢山転がっていました。

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その脇からカンティーナへ、入口には昔使用していた、穴が残っています。ここから重力を使ってモストを地下の容器に流し込んでいたそうです。

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2階へ上がると、目に飛び込んでくるのが『Fruttaio di Appassimento』陰干し部屋です。

近年は湿度の高い日も増え、写真のように扇風機が備えてありました。

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通路には昔使用していたワイン醸造の器具が飾ってあります。

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1階に降りてくると、おおきな樽が並びます。今は使用していないもので、バリックとトノーを使用しているそうです。

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紋章の木彫りがある方がフレンチオーク、 大きく湾曲した方がスラボニア産オークです。

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更にセメントタンクが少し並んでいます。 昔はここで発酵させていましたが、今ではステンレスタンクに取って代わり、セメントでは最後のブレンドに使用しているそうです。

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最後はテイスティングの部屋へ。

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ここでスライドを見ながら、説明を受け、6種類テイスティングします。

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1本目は白、ソアヴェです。

LEPIGA SOAVE Doc: ネグラールの畑で3回に分けて収穫したものをブレンドします。シュールリーを施し、黄金色のエキゾチックなフルーツの香りとボディを生みます。

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Valopolicella Classico Superiore Doc 2022: アルコール度14.5%

Negrarの畑。2022年はとても暑かった年。

Corvina,Corvinone,Rondinella,Oseletaのブドウ。14か月以上、大樽で寝かせます。

酸がしっかり、若いチェリーやリコリスなどの香りを楽しめます。

 

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Valpolicella Ripasso Classico Superiore Doc 2020:  アルコール度15%

リパッソという手法で、Valopolicellaのワインを更にアマローネの搾りかす(Vinacce)に浸すことで生まれるアロマや柔らかいビロードのようなタンニンに仕上がります。フルーツだけでなく、シナモンや胡椒などのスパイスも感じられます。

Amarone Classico Riserva della Valpolicella DOCG 2018:  アルコール度16%

コルヴィーナ 65-75% コルヴィノーネ 10-15%

ロンディネッラ(スパイシーな香り)、オゼレータ(小粒で色が濃い)

9月から約3か月間、陰干しすることで、40%以下の重さになります。

スラボニア産樽で5年寝かせます。

マラスキーノチェリーのリキュール漬け、カカオ、たばこ、ナツメグといった風味が強くなります。


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その他2種類はメルローの陰干しをしたもので、2019年はバラの花びらのような華やかさが際立つのに比べ、2013年はルバーブやバニラのスパイス感が感じられ、全く異なるものでした。

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お帰りの際、ショップがあり購入頂けます。

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お天気にも恵まれ、気持ちのよいテイスティングツアーでした。

2024年10月12日 Kyoko Matsuyama LCIイタリアカルチャースタジオ、IVS Japann