2016年5月 7日 (土)

プーリア州レッチェ郷土料理の会レポート

4月は、レッチェ出身のLUCAさんを迎えて、彼の家庭料理を一緒に作って頂きました。

今回ご参加下さった沢山の皆様、有難うございました!!!

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上の地図のように、レッチェは、イタリア半島のかかと(ヒール部分)の端にあります。旧市街には、レッチェ石という柔らかな彫刻にむいた白い石を用いた、細かい装飾のバロック様式の建物が数多く、『南のフィレンツェ』と称されるほどです。

プーリア州は農業がとても盛んで、お野菜、トマトやオリーブオイル、チーズ、海の近くでは魚介などの素材を活かしたシンプルなレシピが多くございます。

パスタは耳たぶの形のオレキエッテなどは日本でも有名ですが、今回は、まだまだ知られていないサーニェンカンヌラーテに挑戦しました。

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LUCAさんは料理好きの生粋のLeccese(レッチェーゼ)。イタリア人の男性は結構お料理が得意な方多いんですよ。イタリア語も飛び交い、賑やかなレッスンとなりました。

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Primo: Sagne ‘ncannullate “手打ち”パスタ  サーニェ ンカンヌッラーテ

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プーリアの手打ちパスタSagne ‘ncannullateはトマトのソースが絡み、もっちりと美味しい!

ラザーニャの語源Sagneはパスタを引き伸ばした生地の事で、ncannullateはくるくる巻くと言う意味の方言です。

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生地をカットしたら、手のひらで巻いていきます。これをしっかり乾燥させることで、茹でても形が崩れません。

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手打ちパスタやお菓子作りなどは、お子様も一緒に参加し、楽しめる料理講座です。

小さい手で一生懸命作りますshine

Secondo:   Bombette pugliesi ボンベッテ(カチョカバッロのお肉巻き料理)

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ボンベッテは、豚肉でチーズや野菜を巻いたグリル料理。

カチョカバッロチーズだけでなく、ナス、きのこ、挽き肉などのご家庭にあるいろんな具材を巻いてみて下さい。

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ひと口サイズで小さいのですが、かなりボリュームを感じる一品です。

Dolce:   Pasticciotto  パスティチョット

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パスティッチョットは、レッチェにしかない郷土菓子で名物。街のバールやお菓子屋さんの店先には必ず置いてあります。サクサクの生地の中には、カスタードクリームが詰まっています。

カスタードクリームはコンパクトにまとまり感があり、流れ出たりしないのは、片栗粉で固めるというポイントがございます。

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~ 今月のワイン ~

Lucaさんの住むエリアであるサレント地方では定番のテーブルワイン。ネグロアマーロ品種は口当たりがよく、フルーティですが、アルコール度もあるのでボディを感じます。今日のワインのヴィンテージは若いので、より爽やかに頂けます。このワインもボトルで親しむようになったのはこの20年程だといいます。ネグロアマーロやプリミティーボなどブレンドの補助品種だったと言います。確かに広い土地のプーリアはワイン生産量も1番ですから、クオリティが見直され始めたのは近年のことなんですね。

VINI :  Neguroamaro Salento   生産者:Itynera 

品種: Neguroamaro(ネグロアマーロ)100%

写真右から3番目のボトルがItyneraのワインです。

ほかには、夜の会(ワイン持ちよりの会)では皆さんがお持ち下さったワインが今回もずらり。

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試食タイム・歓談の様子の一部をご紹介clover

皆さんの熱心さと温かさにLucaさんも大変感激していらっしゃいました。

普段イタリア語レッスンで勉強されている方にとってはイタリア語を話す良い機会になったようです。 Bravissimi!

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Lucaさん、講師、生徒さんと記念に!



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Grazie!!!

次回、6月の郷土料理とワイン講座は北イタリア湖水地方をテーマを行います。
5月には実際にピエモンテ北部へ行き、美味しいレシピと食材・ワインを探してまいります。
是非是非、ご参加お待ちしております。
会費6,000円(イタリア語生徒割引5,500円)回数券あり。

お申し込みはこちらまでどうぞ。 Email: info@lci-italia.com Tel 0422-24-8897

次回もKyokoがお送りしますお料理講座で一緒に楽しいひと時を過ごしましょう!

LCI イタリアカルチャースタジオ

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