2014年1月28日 (火)

ROMA&LAZIOイタリア雑誌に紹介されました!

ROMARIVISTA
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記事の訳はこちらです。

 

50万人の日本人がダンテの言葉、イタリア語を学ぶ!

 

日本人の旅行先として人気の高いイタリア。魅了するイタリアで安全に確実に希望するプランを企てる為に、その国の言語であるイタリア語を学んでいる。数年前に『FORMEZ』 というウェブサイトに掲載された記事によると、イタリア国立東方学研究所(ISEAS)の校長であるSilvioVita教授が「日本はイタリア語を話す。30万人がテレビの教育番組にて、16万人がラジオ、7万人が大学にて学んでいる。またテレビやラジオ教育が販売する教材は23万部購入されている。この数字は日本人が学ぶ言語のランキングとして、英語、中国語に次いで3位に当たる。イタリアであれば十分首位となる数である。更に言えば、日本中の小さな語学教室は含まれていない為、この数は一部なのである。イタリア文化会館でも盛んに語学コースが催されているように、イタリア文化への興味は旅行だけでなく、商業に関しても益々増進している事が分かる。

 

イタリア語・文化コースを開催する『イタリアカルチャースタジオ』代表の松山恭子は、他にもイタリアの語学学校レオナルドダヴィンチの東京窓口を担ったり、イタリアに関する事業に情熱を費やしている。

航空会社を後にしてから、シエナ、フィレンツェへ留学し、そこでダンテの言語、マンツォーニがアルノ川で洗濯したい、つまり洗練させたイタリア語を学んだ。  ここで得た経験からイタリアの歴史、文化に魅了され、日本で2004年に『LCIイタリアカルチャースタジオ』の原型が誕生し、2009年よりレオナルドダヴィンチ校との提携が始まる。

この『LCI』の哲学では、言語をイタリア文化や生活をより身近に感じられる環境を提供し、理解するための一つのツールである。実際に生徒たちの関心は芸術や歴史、更に伝統料理、特産物などへ広がっている。そこで、LCIではエノガストロノミアのコースも開催している。またイタリアのASSAMとOLEAが開催したオリーブオイル鑑定士のコースを受講したり、2013年のイタリア商工会議所による世界のオリーブオイルコンクール『Olive Oil Day』の鑑定メンバーとして参加するなど、日本人消費者に真のオリーブオイルを普及する為に力を注いでいる。

伝統料理講座では、レシピだけでなくその土地の話や食材、生産者について語りながら、体感できる内容になっている。このような強いイタリアへの期待を伺うと、イタリア人として、イタリアでのサービスの在り方や料理の品質などを再考せざるを得ないだろう。

 

日本でイタリア語を学ばれる方というのはどういう人達であろうか?40~50歳代の女性が多く、文化芸術に造詣が深い。その他、若い方から80歳代までと幅広い。初めてイタリアへ旅行される方や再び行かれたいが次回はご自身で企画したい方、または少しの空いた時間を使ってイタリアの雰囲気を味わいたい、文化に触れていたい、イタリア語を忘れないように継続されたいなどの理由で通われる方が多いようである。旅行という形態が言語を学ぶ動機となっていることがわかる。以前にこの雑誌で紹介したように日本人の文化や習慣の違いからか、言語から準備するという習性は世界でもここだけではないだろうか。

LCI松山恭子もカンパーニャ州のエノガストロノミアツアーを企画している。いつかラツィオ州での旅も開催することだろう。

 

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