アブルッツォ州のアッペンニー二山脈からアドリア海に流れる丘にCollecorvino(コッレコルビーノ)という村がります。
CONTESAは、醸造家 ROCCO PASETTI によって2000年に始まるが、ルーツはイタリア王国時代のMiglianico村の2人の地主が諍いを起こしたことがキッカケとなる。
ROCCO氏の祖父が所有するブドウ畑の境目に隣人が所有する男5人分の腕を廻して届くような太い幹の樫の木があった。
その枝葉によって、畑に影ができる為、不快に思った彼は、自身の飼っている豚を連れてきて、ドングリの実を食べさせたのである。 そこで、隣人からドングリ代を請求されるという諍い(イタリア語のCONTESA)が起きたのである。
こちらの写真!『Spaghetto Giapponese』と呼ばれるフィルターです。 実は旭化成の製品で、ミクロ1までろ過できるというのですが、 一本50万円位するフィルターを使用し、澱を残さないのがコンテーザのワインのひとつの特徴です。
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コンテーザの白ワイン『ペコリーノ』は収穫したブドウを氷と一緒に圧搾機に掛けられますので、香りや風味を損なわず、ワインの仕上がりがエレガントです。日本にはモンテプルチャーノしか入っていないようですが、ロゼのチェラスオーロもテーブルを鮮やかに魅せる甘い色に対して、ドライなミネラル感のある味覚は新鮮でした。
Kyoko Matsuyama
LCI イタリアカルチャースタジオ