2014年6月18日 (水)

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5-6月は野菜やパスタの詰め物料理VERDURE RIPIENEをテーマにお送りしました。

ご参加の皆様有難うございました!
 
今回は先生からお野菜の種類や食べ方のほか、栄養価値のお話もあり、夏野菜の持つ力に感心した講座でした。
 
お野菜をくり抜く作業はお子様と一緒でも楽しめそうですgood
 
 
 
 
 
 
 
サルデーニャの伝統パスタ。麦の穂を形づくるのには苦労しましたが、先生がひとりひとり丁寧に教えてくれたのでとても上手にできましたhappy02 詰め物はじゃがいも、ミント、ペコリーノチーズ。
 
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shineMelanzane ripiene  なすの詰め物
ナス料理は南イタリアでよく作られるそうで、お肉にペコリーノチーズもタップリ入ってボリューム満点です。

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shinePomodori ripieni  ポモドーリ リピエーニ
 トマトの大きさで前菜にもメインにもなるお料理で冷やしても温めてもOK。家庭で大活躍しそうですね。焼くとトマトの栄養価が上がるそうです。お肉とトマトが合わさってフレッシュでジューシーな味わいでした。
shineZucchine ripieneズッキーネのリピエーネ
ズッキーニの器作りは手軽です。お魚の旨味もギュッと詰まったリピエーネです!
 
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Foto4今回の合わせたワインはピエモンテ州の

ERALDO VIBERTI の ドルチェット ディ アルバ 2010です。
 
ベリーやフローラルな華やかな香りがあり、口当たりも優しく、油分はすっきり流してくれるので、お野菜のリピエーニには良く合います。
 
 
 
 
 
 
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 カフェ・コレットにして頂きます。 
 入れたてのカフェに少し加えて、アニスの豊かな香りが
 広がります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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来月は アペリティーボのお料理です。皆さまのご参加をお待ち致しております。
https://lci-italia.com/cucina.html
 
EMAIL: info@lci-italia.com
 
LCI Assistant JUNKOより
 
 
2014年5月29日 (木)

5月25日(日)13:00~15:00  LCIイタリアカルチャースタジオにて

『イタリア文化セミナー第2回 ビザンティンとランゴバルド』を開催しました。

多くの皆さまにご参加頂き、イタリア史と民族、およびその文化を一緒に勉強しました。

 Grazie a tutti!

  

5

古代ローマ帝国の東西分割

西ローマ帝国 (Impero Romano d`Occidente) 

東ローマ帝国 (Impero Romano d`Oriente)

 

 

 

 

 

6

BARBARIの侵略

Visigoti (西ゴート族) 、Ostrogoti(東ゴート族),Vandali(ヴァンダル族) ,Unni (フン族)

d.C. 476 西ローマ帝国滅亡⇒イタリア王オドアケルの誕生。

 

 

 

 

 

Mappa del sito seriale unesco _i longobardi in italia. i luoghi del potere 568-774 d.c._

 

ランゴバルドの権勢跡地の7都市

2011年ユネスコ世界遺産に登録

     Cividale del Friuli 

     Brescia

     Catelseprio

     Clitunno

     Spoleto molto classico,come un tempio Greco.

     Castel S.Angelo.

     Benevento 

 

 

 

  ランゴバルド族は北欧から進出し、南下しながらランゴバルドの統治域を拡大していきました。

ローマ文化の影響でキリスト教徒に改宗され、遺跡に見られるように宗教装飾美術が多い。

チビダーレ(フリウリ州)にランゴバルドの遺跡として最古のものがあります(写真1)。漆喰を施した古典的風な建築。

べネベントのサンタ・ソフィア教会(写真2)。交差ヴォールトの天井。

 

Cividale del Friuli
(1)Tempietto Longobardo , CIVIDALE DEL FRIULI
Santa sofia
(2)Chiesa di S.Sofia, BENEVENTO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビザンティーニ =東ローマ帝国

ユスティニアヌス皇帝 ローマ帝国奪回を求め、ラヴェンナ(東ローマ帝国統治下にあった)へ

モザイクは1997年にユネスコ世界遺産に登録。

セミナーで勉強した遺跡は4つ:

BASILICA DI S.VITALEサンヴィターレ(写真4)

SANT`APOLLINARE NUOVO サンタポッリナーレ・ヌオヴォ(写真3)

SANT`APOLLINARE IN CLASSEサンタポッリナーレ・イン・クラッセ

MAUSOLEO DI GALLA PLACIDIA ガッラ プラキディアの廟堂

 Lotta Iconoclasta: イコノクラスム論争。東ローマ帝国では聖像の崇敬が皇帝より禁止されていた為、平面的で無表情に描かれています。 

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(3)Sant`Apollinare Nuovo,RAVENNA
S. vitale
(4)San Vitale, RAVENNA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シチリア

PALERMO パレルモ /CEFALU`チェファル /MONREALE モンレアーレ

Palermo
(5)Cappella Palatina, PALERMO
Interno cefalu
(6)Duomo, CEFALU`

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VILLA  ROMANA DEL CASALE ヴィッラ ロマーナ デル カサーレ(PIAZZA ARMERINA) 1997年ユネスコ世界遺産に登録。

 1950年に発掘が始まった3500m² の広大な私邸宅の遺跡です。敷地内には温泉、教会、寝室、食堂など様々な部屋があり4世紀の建造物たそうです。

ビキニを着てスポーツをしている女性のモザイクは良く知られています(写真7)。

ヨーロッパでは珍しい動物画があります。アフリカから運ばれ、ローマのサーカスで使われたと言われます(写真8)。

donne in bikini
(7)Villa Romana del Casale, PIAZZA ARMERINA
rinnoceronte
(8)Villa Romana del Casale, PIAZZA ARMERINA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは参加者の『日伊文化交流会』柴田さんよりレポートを頂戴しました。

 LCI主催『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回ビザンチンとランゴバルド』に参加してきました

次のイタリア旅行ではビザンティンとランゴバルドの跡地を訪ねてみてください。

LCIイタリアカルチャースタジオへまたお越しください。こちらへどうぞ。

 

Arianna Lo Giudice 

 

2014年5月17日 (土)

Varnelli6
Varnelli7
 

アニス(ANICE)は古くはエジプトやバビロニアで薬として用いられた植物で、フェンネルの香りとほのかなミントを感じられます。 
薬草商であったジローラモ ヴァルネッリ氏の発明によってアニスのリキュールが1868年に誕生する。
消化、利尿、清涼効果があり、食後に少量頂くだけでスッキリします。
その他、咳止め効果や抗免疫不全効果をもたらします。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レシピはヴァルネッリ家の家宝として今でも継承されています。
昔は周りの山で採取できた材料も今では制限されてしまい、外国から取り寄せることになってしまいましが、 今でもこの昔話に出てきそうなラボであらゆるハーブや木の実を調合し、煮たてて蒸留酒を作っています。
 
Varnelli 1Illicium Verum
 Frutto Anice Verde
 
 
 
 
 今は3世代合わせて女性4人で運営しており、宣伝担当のOriettaさん(右上)は素晴らしく社交的で楽しい方で、それぞれも持ち場があるようです。今ではニューヨーク、日本と海外至る所へ輸出してらっしゃいます。
アニスには3種類あって、ラテン語のANISUM(同じではない)が語源。
L'anice pepato ; コショウのようなスパイス。
L'anice stellato;星の形をした木の実。種部は油分があり、果実部分に芳香性や味わいがある。
L'anice verde;西洋のアニス、白と黄色の花を咲かせる。8-9月に卵型の小さな果実の収穫を行う。
 
VVarnelli2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
背景にあるシンボルの女神はSIBILLAといって、ヴァルネッリがあるMUCCIAに7万ヘクタールの国立公園指定された山があり、そこに住む女神だそうです。商品名にもAMARO SIBILLAと名づけるほど大切な存在です。
マルケのMUCCIAという場所は自然に囲まれ、空気、水の美味しいところにこの蒸留所があるのも納得です。
 
さてアニスのリキュールの簡単!お勧めの召し上がり方をご紹介します。
お勧め1. Espressoにお砂糖と ヴァルネッリを小さじ1杯垂らします。
お勧め2.チョコレートとの相性がいいので、添えて召し上がれ。
お勧め3.写真のように、レモンのシャーベットにアニスを加え、エスプレッソと一緒にどうぞ。
 
さて、LCIイタリア伝統料理とワイン講座では Espresso al Varnelliをご賞味頂けます。
 http://www.lci-italia.com/
 
Kyoko Matsuyama
 
 
 
 
 
 
 
2014年5月 7日 (水)


     サルデーニャの伝統パスタ クルルジョネス

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ルデーニャ南東にあるオリアストラの地域が発祥といわれる伝統の詰め物パスタ、クルルジョネス』!

レシピは様々ですが、伝統的なレシピは、じゃがいも、にんにく、ペコリーノチーズ、ミントで作ります。

形は麦の穂をイメージしています。その昔、バルバージャの地域では幸運を呼ぶパスタとして、8月の終わりに収穫の実りを願って食べていたそうです。

その他、感謝や友情の意を表します。

今ではサルデーニャ島全体の伝統的なパスタとして1年中親しまれています。

この不思議なパスタを一緒に作りませんか。

詳しくはこちらへどうぞ。

【5月~6月は野菜やパスタの詰め物料理VERDURE RIPIENE】

 

イタリア語の記事はこちらへどうぞ。

Nella zona dell`Ogliastra, in Sardegna c`e` un tipo di pasta fresca ripiena un po` speciale: i Culurgiones.

Esistono molte varianti alla ricetta originale ma tradizionalmente  si tratta di un tipo di pasta a forma di spiga ripiena di patate, pecorino e menta. 

I culurgiones nella zona della Barbagia portano fortuna cosi` si mangiano alla fine di agosto , per augurare un buon raccolto. Inoltre sono simbolo di amicizia e stima.

Per questo motivo hanno una forma particolare che ricorda la spiga di grano.

Oggi sono un primo tipico della Sardegna e si mangiano tutto l`anno.

Se volete imparare a prepararli o assaggiarli vi invitiamo alla lezione di cucina tradizonale LCI!

per i dettagli:イタリア伝統料理とワイン講座 5月~6月

 

 

 

 

2014年4月23日 (水)

Foto2『FORMAGGIO』 (チーズ)のテーマでお送りしました。

4月13日(日)17日(木)18日(金)20日(日)21日(月)

 ご参加下さった皆様、有難うございました。今回参加しましたJunkoさんよりレポートを送ります。

チーズを使ったお料理だけでなく、イタリアチーズの種類や熟成についてのお話、またチーズの食べ方や扱い方など知識が広がる料理講座でした。

 

 

 

 

 

 

Antipasto Carpaccio di scamorza スカモルツァのカルパッチョ

燻製タイプのスカモルツァを薄くスライスしてカルパッチョに。レモンとオリーブオイルのドレッシングがとても香りよく、便利ですね。スカモルツァはパンにのせてトーストするととろーりと溶けてお勧めだそうです。

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  Primo FRICO フリーコ

フリウリ州 ウーディネの伝統料理。農家の人が朝から食べて元気をつける一品。モンタージオチーズと、グリルして美味しさを濃縮したマッシュポテトを合わせて丸くこんがりと焼きます。フレスコ(1~2カ月の熟成)を使用しミルキーな味わいに。ポレンタを添えるのが伝統的な食べ方です。

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Secondo Torta di ricotta e carciofi リコッタとアーティチョークのタルト

南イタリアの伝統料理。アーティチョーク、リコッタチーズとグラナパダーノを詰め込んだタルトで、優しい味わいです。リコッタはチーズの中でも一番タンパク質が多くカロリーが低いので、体調を整えるのにお勧めです。

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 Dolce SEADAS セアダス

サルデーニャの伝統ドルチェ。羊のチーズ、ペコリーノを使用します。ディスク上の生地で、ペコリーノ サルド ドルチェとオレンジやレモンの皮を包み込みます。オリーブオイルで揚げて、蜂蜜をかけて頂きます。今回は栗のはちみつと頂きましたが、濃厚な味わいでお勧めです。サクサクした表面の食感と、溶けたチーズとオレンジの爽やかな香りがなんとも言えない素朴なお菓子でした。

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  フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の土着品種『VITOVSKA』ヴィトフスカは、トロピカルなフルーツやアーモンドのお花の香りが広がりますが、アルコールもあり、ミネラルがしっかり感じられる為、余韻も長く、チーズのお料理にも良く合います。

 

 

こちらは先生がトリエステで出会ったRUBBIAという生産者のワインで、日本にも入っているそうです。

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CI VEDIAMO ANCHE a Maggio! 

Aprile 2014

 

2014年4月16日 (水)

UDINE  は新石器時代から居住があったといわれるが、983年に皇帝オットー2世によりウーディネと呼ばれるようになった。また城をアクイレイアの総大司教に献上されたため、彼はこの地に居を構えるようになり、そこから発展を遂げ、重要な都市になった。

その後ヴェネツィア、フランス、オーストリアに支配されながら、1866年にイタリア共和国に編入される。

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UDINEのチェントロ(旧市街)は30分もあれば一周できそうなほど小さいですが、色とりどりのカフェや花屋、ファッションのお店が立ち並び、なかなか進めません。(^ ^)

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夕方だったせいか、どこのカフェも賑わっておりました。とても穏やかな空気が流れる場所です。

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こちらのBARも18:00を過ぎると賑わってきた。この時間になると、仕事が終わって、夕食前にワインを1杯頂きます。 昼下がりに頂く場合もあるようですが、これをTajut(タユートゥ)と呼びます。ちょうど100mlというワイン一杯のサイズのことだそうです。もちろんお替りOKです。

サンダニエレのプロシュートやポレンタにのせたサラミ、DOPモンタジーオチーズを少しトーストしたものなどを頂きます。

『AL CAPPELLO』(アル・カッペッロ)にて

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町のチーズ屋さん。あらゆる種類の土地のチーズが並んでいます。

でもやっぱりこの土地DOP『モンタージオ』は人気。 大きくは2種類あってFrescoは1-4ヶ月の熟成とSECCOは5-12ヶ月の熟成です。 セッコの方は上の写真のように、カリカリに焼いてポレンタと一緒に頂くので、フレスコとは全く味わいが異なります。 フレスコはFRICOという伝統田舎料理に良く使われます。

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そしてようやく陽が暮れ始めると、BARの外にもテーブルが並び、通り中 Tajut(タユートゥ)とおしゃべりがいつまで続くやら。

 

Marzo 2014     Kyoko Matsuyama

 

ウーディネの伝統料理は山と海に囲まれ以外にも食材が豊富です。まずはプロシュートで有名なサンダニエレですが、ここの自然の中で育てられる豚や牛のお肉を使ったステーキからハム・サラミ(インサッカーティ)類。

野菜も豊富で、3月終わり~アスパラガスの季節。

 

UDINEの駅から北へ車で10分程行ったところに4つ星のHotel La di More’tがあります。Spaなども備え、スタッフの対応も丁寧でお部屋も快適ですが、何と言ってもレストランがとても人気です。旅行者から地元の方まで通うここにはStefano Baselloというシェフがいらっしゃいます。とても真面目でシャイなフリウリ出身です。

 

彼のお料理を見てみましょう。

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1品目はいろいろTartine(タルティーネ)。右側から順に味わいが濃くなります。ラビオリの上に茹で卵と白トリュフ。フリーコ(ポテトとモンタジオを使用した伝統料理)を包んだラビオリ。土地のチーズのスフレ。フォアグラとチョコレートを包んで林檎のソースで頂く。

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  上はフォアグラとチョコレートを包んで林檎のソースで頂く。次にラディッキオ(チコリ)の苦みに合わせたラビオリ。フリーコStravecchio(熟成)をカリッと揚げてラビオリ、サラミと。 

 ワインは土着品種リボッラジャッラを併せました。リボッラの少し樽香のあるボディのあるフルーティでミネラル感のある余韻が続く。

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 土地のチーズ盛り合わせはペコリーノ(羊)、カプラ(ヤギ)のフレッシュタイプから熟したもの、青カビまで。基本的にミルク感がしっかりとしているので、オレンジやアプリコットのジャムを添えて。

ワインはピコリットのフローラルな香りが華やかではちみつを思わせる味わいがぴったりです。

子供の木のおもちゃに乗せてサービスかと思えば、こちらは石に刺さったマカロンやプラリネのチョコレートたち。彼のアイデアは確かにお客様を楽しませてくれます。

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サービスしてくださったCAMERIEREもとっても親切で、フリウリ料理の一部ですが堪能できました。

翌日ここのキッチンにて~。

キッチンでは研修生も含め、約8名の料理人が各担当に分かれてプランゾ(ランチ)、チェーナ(ディナー)の準備に平日から大忙し。つまりお客様が賑わっている証拠。

そんな中、私のリクエストに応えて郷土料理のフリーコを教えてくださいました。またタルティーネバージョンも。

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まずパスタ担当の彼に、ラビオリ生地を。それからイカ墨のペンネをリガーテにする為に本当のペンを使って巻いているところがとってもユーモラス。

 

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いよいよ『FRICO』を作ります。 玉ねぎをみじん切りにして炒めます。ジャガイモ(ORANDESI)は塩水につけた後、薄切りにして、オーブンで軽く焼くことで味わいを凝縮させます。その後マッシュにします。

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チーズはDOPモンタジオの2-4カ月のフレッシュなもの。細かく砕いたものに玉ねぎ、ジャガイモをとつに混ぜ合わせます。さらに、パルミジャーノや出汁、玉ねぎペーストなども加える為、濃厚です。

 フリーコは各家庭さまざまだがベーシックなものは、ジャガイモを使ったシンプルな農家のピアット ポーベロ(庶民の食事)。 分量はジャガイモとモンタジオが1:1。

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 この生地をフライパンで焼くとチーズの油分が溶けだし、両面が香ばしく焼ければ出来上がり。シンプルでボリュームのある農家で親しまれた一品である。チーズの風味が豊かで心もお腹も満たしてくれます。


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ドルチェはティラミス。さてティラミスの発祥地はフリウリとご存じでしたか?なぜならカフェの文化はトリエステにILLYがあることからもわかるように、アフリカとの交易が始まったときにこの港に入ってきたそうです。そこでこのレシピが考案されたそう。


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シェフStefano氏はティラミスのIeri (昨日)Oggi(今日)-Domani(明日)を表現した。

Ieriは過去で定番の形。

Oggiは現代の忙しさを表現しキャンディ型にして、簡単に食べ易く、持ち運びも出来る形にした。

未来は分からないから小さいが中身は濃く詰まっているとプラリネを宙に浮かべている。Ghiaccio Secco(マイナス20度の氷)にコーヒーを掛けて煙で未来感もたっぷり。

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彼らと一緒に頂いたPRANZOプランゾでは、今が季節のアスパラガスのリゾット。

シレーネ草、ポップを加えて更に春の風味満載。

 ここで日本人の方が修行されて、鎌倉にCoccolo というレストランを開かれていると伺いました。Hotel Ladi moret のお料理が味わえるに違いないですね。

Marzo/2014      Kyoko Matsuyama

 

2014年4月15日 (火)

イタリア伝統音楽の響き〜日本イタリアオペラ座コンサート

日時: 2014年5月23日(金)19:00 開演(18:30 開場)

会場:江東区文化センターホール  東京メトロ東西線「東陽町」駅下車 徒歩5分

指揮: アルド・サルヴァーニョ(Aldo Salvagno)

管弦楽: 日本イタリア・オペラ座管弦楽団 

歌唱指導・監修: 大前努(日本イタリア・オペラ座総監督)

入場券:※LCI特別優待¥2,000(先着15名様)  残りわずか

 お申込はこちらまでどうぞ。  Eメール:info@lci-italia.com   Tel :0422-24-8897 

 

イタリア式合奏団 ~日本イタリア・オペラ座の常任指揮者!

アルド・サルヴァーニョ氏は、あらゆる伝統音楽(クラシック)に造詣が深く、とりわけ「オペラ専門指揮者」として、ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアの劇場で活躍中です。サルヴァーニョ氏はイタリア人指揮者の中では珍しく、一年中オペラ劇場の公演で活動しており、オペラ演奏分野での指揮能力は国際的に高く評価されています。

 

Aldo Salvagno

●プロフィール

イタリア・サレルノ出身

国立ボローニャ大学音楽研究科修了(音楽史専攻)

国立ボローニャ音楽院作曲科卒業

ペーザロのロッシーニ協会で音楽文献学を研究

グスタフ・クーン、エルヴィン・アチェル、アラン・フランシス各氏のもとで指揮法を学ぶ

ピエモンテ・フィルハーモニー管弦楽団(イタリア)常任指揮者

 声楽演奏解釈のマスタークラスを、イタリア・オランダ・ドルドレヒト・フランスで指導する

アンセルモ・コルツァーニ国際イタリア声楽コンコルソ(ブドリオ市立劇場主催)芸術監督

 

 

毎年、世界的ソプラノ歌手、ジューン・アンダーソン氏とともに同コンコルソ入賞者のための実技講習会を指導、修了演奏会を指揮。2011年、ブドリオ市立劇場でジューン・アンダーソン氏の個人リサイタルを企画・指揮する。日本イタリア声楽教育アカデミー会員。

 

イタリア式合奏団「日本イタリア・オペラ座」は、イタリア人作曲家の音楽作品演奏を専門としている日本で唯一の管弦楽団です。 イタリア半島では19世紀末頃まで、ドイツ語圏ほどに大規模な「交響楽団・交響曲」は発達しなかったかわりに、歌と楽器の独唱・独奏者を主役とする楽曲や合奏団(オペラ劇場の管弦楽団も含めて)が形成されたことがイタリア式楽団の特色です。

2014年4月14日 (月)

     モザイクの文化はイタリアの北から南まで見られ、また、この技術はローマ時代に生まれ、ビザンティンや東ローマ帝国によって発展を遂げました。

特にビザンティンのモザイクはエミリア・ロマーニャ州RAVENNAに数多くの素晴らしいモザイク作品が見られます。2004年にはUNESCO世界遺産に登録されました。

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ラヴェンナ『サン・ブイタレ教会』
Ravenna, chiesa di San Vitale
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  ラベンナ『ガッラ・プアチデェア』
Ravenna, cappella di Galla Placidia

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シチリアにはモザイクを使用した有名なドゥオモが3つあります。都市はパレルモPALERMO,チェファルCEFALU‘,モンレアーレMONREALE。 

 

Palermocappella palatina
パレルモ 『カッペッラ・パラティーナ』
Palermo, cappella Palatina
Cefalu
チエファル『ドウオモ』
Cefalu`, duomo

 

 

 

 

 

 

 

 

   

  

 

実はモザイクは現代ファッションにおいても重要です。世界に名を馳せるシチリアのファッションデザイナードルチェ・ガッバーナDolce&Gabbanaはシチリアのチェファルにあるビザンティンモザイクをテーマにしてコレクションを完成させました。

 

Dolce e gabbana

Dolce e gabbana.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モザイクのルーツについて学びませんか。LCIイタリアカルチャースタジオにて、イタリア文化セミナー『ビザンティン&ランゴバルド』をお送りします。

日程:5月25日(日)13:00-15:00  参加費3500円(イタリア語生徒割引:3000円)

残席わずか。皆さまのご参加をお待ちしております。

 詳しくはこちらへどうぞ。『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回』

 

イタリア語の記事はこちらへどうぞ。

la cultura del mosaico e` un elemento presente sul territorio italiano dal nord al sud. Si tratta di una tecnica gia` conosciuta dai romani che poi e` stata

sviluppata dai bizantini , i romani d`oriente.

In particolare nella citta` di Ravenna, in Emilia-Romagna son presenti numerosi monumenti significativi per il mosaico bizantino.

Dal 2004 infatti sono stati riconosciuti patrimonio UNESCO.

Nel sud Italia si trovano tre duomi importanti per i mosaici: il duomo di Palermo, Monreale e Cefalu`.

Ma il mosaico non si limita solo all`arte sacra. Gli stilisti siciliani di fama mondiale Dolce&Gabbana hanno addirittura creato

una collezione unica richiamando il tema dei mosaici di Cefalu` e Palermo.

Il mosaico e` un argomento davvero interessante! 

Vi aspettiamo domenica 25 maggio per scoprire insieme le bellezze dei mosaici bizantini e dell`arte longobarda!

2014年4月12日 (土)

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 トリエステ(県)、スロベニアのとの国境に位置するSan Dorligo della Valleは北方の地中海の玄関に位置し、オリーブの品種『BIANCHERA 』(ビアンケラ)を栽培するのに適した気候と土壌である。このことは、実はローマ帝国時代に遡る。

GIOACCHINO FIOR ROSSO氏は、この地でオリーブのビアンケラ品種を一筋に栽培している。 この家族の生い立ちは面白く、実はジョアッキーノ氏はオリーブ栽培を行うシチリアの家庭で育つ。 その後奥様のADRIANAさんに出会う。彼女はトリエステ出身で、彼女の家族もまたオリーブ栽培を行っていたことから、曾祖父以来のオリーブ畑9ヘクタールを引き継ぐ。2001年にMontedoroの地に13ヘクタールを入手し、2000本のビアンケラとレッチーノとマウリーノを100本づつ植樹する。

全て手作業で行う為、収穫時は家族総出で、傷のあるオリーブは取り除きながら、非常に厳密にクオリティを追い続ける。 

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  彼の畑からはアドリア海が望める。『FACCIUMARI』シチリアの方言で(海を望む)と書かれた看板には彼の故郷AGRIGENTOの景色を重ねて観ていることがわかる。

海からの温かい空気と山からの冷たい空気がちょうどぶつかる場所ですから、雷雨や雹にさらされる事も少なくない。ちょうど私が訪問した時も突然の霰に降られ、危険を感じて車に逃げこみましたが、オリーブへの大惨事になりかねない厳しい現実がある。

BORA風が強いのはMOSCA(オリーブ寄生虫)が付きにくい利点もある。トリエステは行政が生産者と二人三脚で動いており、オリーブ畑に異変や変わった虫などを見付けると、必ず生産者は県に報告し、その後専門家から指示が出されるのである。

ビアンケラの葉は写真のようにEORICAといって、風に舞うような形をしているのが特徴です。

BIANCHERAはスロベニア語でBELICAトリエステの街ではスロベニア語と併記されている看板をよく見かける。土地の人たちは両方話している。

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彼のオリーブオイルのラベル付けの面白いことには、収穫時期を3つに分けて、ラベルも値段も変えている。

 10月20日~11月10-15日に収穫したものは INTENSO  濃厚 ・・・ここから DOPが作られる。

11月15日~30日 MEDIO ミディアム

12月 LEGGERO ライト

つまり、10-11月が香り、味わいが頂点である為、その前後の期間においては弱い方へ傾斜する。(クオリティが下がる) ならば値段も変わるべきと彼は考える。 

彼の作る DOP(原産地呼称保障制度)は『TERGESTE DOP』はあらゆるコンクールでも高い評価を得ているが、例えば、この春のGAMBERO ROSSOでは3フォッリ(最高点)を。

FRUTTATO MEDIO:フルーティ ミディアム 

刈ったばかりの草の香り、ほのかに青いトマトやアーモンドが香る。

最初口に運んだ時、優しいが、次第に辛み、苦みが現れ、持続性もあります。

 
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ローマ時代の遺跡が発掘された中に、オリーブ搾油の石臼と搾り機が出てきたことが証拠となり、この辺りにオリーブの栽培がなされていたことがわかった。

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土壌はカルソ地方の石灰岩で出来ており、雨に含まれる炭酸によって溶解する性質がある。更に水分を吸収する性質の為、山に降った雨は中を通って、各所に溜まり、そこから出来る沢山の洞窟GROTTEや、小川が見られる。

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地形、歴史から、トリエステのオリーブ栽培、そしてオリーブオイルの製造へのこだわりまで、熱心にGIOACCHINO氏は語って下さいました。

お昼はご自宅に招いて下さり、Adrianaさんが作ったパスタを頂戴し、本当に温かいハートフルな人達で、オリーブもこうやって大事に愛情を持って育てられてるのだと実感しました。

 

 この日の訪問はトリエステの虹に見送られて終了しました。

Kyoko M.  Marzo/2014