2026年7月17日 (金)

カタラット、グリッロ、ジビッボ、ネロダーヴォラ、ピニャテッロ(ペリコーネ)を栽培し、マルサラ地域のTerritorio(土壌、郷土)とそこで生まれた土着品種を表現したいと2004年に創業。

Angelaさんはオペラ歌手のような通る声で熱く語ってくれました。

ここで紹介するBarracoのワインは新しいラベルです。現在のニーズに合ったアルコール控えめ、酸があってシチリアの海を感じられる幅広い層に親しんでもらいたい。

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1)BIANCAMARE  ビアンカマーレ

元は『Vigna a Mare』の名で親しまれたが、 他社が既に登録済みと分かり変更を要した。2人目の子供の名前 Biancaに因んで付けた。

畑は、ホームページのトップ写真にもあり(写真下)海から30mという近さ、海岸は岩場で道路を渡れば畑、飛び散る海水salsè di acquaを浴びる距離。元々Angelaの家族所有のマルサラの畑で植え直し、99%グリッロの南向きの若い畑です。

2011年、長女誕生を祝って泡を作ることにしたそうで、ブドウはPrematura、酸が高いうちに早期収穫。

ところが、この辺り特有の海藻の香りが太陽光で発酵し始め、炭化水素idrocarburi (ペトロ―ル香)、還元臭のような香りを生み、2年目からはスティルワインへと切り替えた。

早期収穫であるため、11.5%の低アルコールになり非常に豊かなミネラル、酸、フレッシュ感を表現しています。2025年からBIOのSolfitiを添加、気候変化の煽りで、自然酵母の発酵に時間が掛かるなど、ワインを保護する目的で50ml(Bio規定の半量)だけ施すことにしたそうです。

テイスティングは2025年、 2026.3月にボトリングしたばかり。

レモンやヨウドの香り、口に含むとしっかりと酸、ミネラルが海を感じさせ、グリッロ品種の豊かなグリセリンによってまろやかさも交互にリピートされ、最後はミネラル感の余韻が強い。

【NINO BARRACOのホームページ】

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2)ROSAMMARE ロザンマーレ

2024年から黒ブドウNERO D’AVOLAでも始めた。完熟する前に収穫して アルコール度11.5%に抑えています。

ブドウとしてはグリッロより酸が高いため、若いうちはベリー系の赤果実の香りと酸のバランスが面白い。野イチゴのような酸っぱさと熟した甘さが相まって、若いのか熟しているのか分かり難い感覚を覚えます。

ネロダーヴォラのステレオタイプなジャミ―な感覚と異なり、フレッシュ感を際立たせることでアルコール度も低く軽やかなワインに仕上がっている。硬さに偏りを持たせたワインなので好き嫌いはハッキリするでしょう。

アッビナメントはピッツァ、サルミ、ムール貝のトマト入りスープ。脂分を酸が流してくれます。

Nero D'Avoraのステレオタイプなイメージとはかけ離れているため、初めは苦労したそうです。この辺りはビアンキスタ(白ワインが主流)の為、受け入れ難かったのも分かります。 樽を使わずステンレスやセメントタンクを使用するため熟成にはより時間がかかります。

なぜ、ブドウはネロダーヴォラを起用したのか。ピニャテッロはタンニンがあり、早期収穫ではタンニンが熟す前でBarracoの醸造では扱いづらい。

テイスティングは2024年、 後味にも酸の印象が続く、一般的なネロダーヴォラの印象は薄く、海を感じる赤ワインとして面白い。

Barracoでは2022年初めてネロダーヴォラとピニャテッロのブレンドを作ります。

ピニャテッロは歴史的には、酸が強く果実味が強いネロダーヴォラの補助品種でした。ピニャテッロのタンニンがネロダーヴォラの甘味を緩和していったのです。

その昔はピニャテッロは白ワインを琥珀色にしてマルサリスティカ(マルサラ地元好み)の白ワインにする手段としても使用されていた。ピニャテッロ100%のワインは歴史的には存在しなかったのは、おそらく樽や長期マセレーションが必要なことが分かっていたからだろうと。最新のヴィンテージは木樽も使用しています。

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3)Fior Bianco  フィオール・ビアンコ 2025 ✦最新ラベル

このワインは5種類のブドウたちが元気に燥いでいるようなシチリアを感じられる若さ溢れる一本です。

この地域を表現することを目的としたワインで、白品種のブレンド:50%はGrillo,その他は inzolia, cattarratto, Grecanico, 5%未満はZibibbo

『ようやくブドウ畑24haになり海外市場への二―ズに応えられる規模となった。初めはCantina sociale(組合)の醸造所を間借りしていた時代もあり、やっと各品種ごとの研究成果をボトリングして商品化できるようになった訳です。』

このラベル『フィオール・ビアンコ』はシチリアの海を感じるだけでなく、アルコール度12% と控えめ。価格帯も低めに設定しており、若い人たちや、ワインに詳しくない人にもアプローチできる、Barracoにとっても単一品種ではない新しいスタイル。

Zibibbo は5%未満なのにアロマがしっかりと感じられる。『不思議な事にZibibbo100%で造るよりブレンドされた方が強調されるんですよ。』

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とにかく、哲学が原動力の彼らのワイン造りは研究の積み重ねなのです。ですから、ワインの種類(ラベル)が多い。 そしてオリーブオイルも素晴らしかった。この辺りで栽培されるノーチェッラーラ・ベリチェ主体でビアンコリッラのブレンド。ここも高品質で作る為の人手やコストが掛かり、なかなか大変そうでした。

 次の記事では、この地の品種、カタラットとグリッロについて語って頂きました。

グリッロ4種から作られる『ALTOMARE(アルトマーレ)』セミオッシダティーボ(一部酸化)のワインもご紹介いたします。

シチシチリアのワインNino Barraco①- Marsalaにあるマルサラ酒ではない伝統的なワイン

シチリアのワインNino Barraco③ グリッロとカタラット

2026.06 Kyoko LCI

ALTOGRADO アルトグラード Vini Ossidativi

名前の通り、高アルコール度のワイン。 Alc.16.5%, 18% と聞くと今時、抵抗を感じるかもしれませんが、テイスティングすると、酸とミネラルによってバランスを取り、また特有の軽い酸化により風味に深みが感じられます。

さて、この謎めいたAltogrado (アルトグラード)をご紹介します。

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西シチリア、海から内陸に拡がるMARSALA(マルサラ)の町で昔から親しんできたワインがある。

酒精強化ワインのMARSALA DOCではない、確かに1773年イギリス人がアルコール添加して出来たマルサラ酒は当時Madeila Sicily Wineと呼び、英語という事も手伝って世界へあっという間に発信されたました。高値で売られた事もあり商業的な成功を収めました。

一方、マルサラの地元の人たちが作って飲んでいたのはシチリア方言もあり、また各家で呼び方も違って広まらなかったこともあり、今も専用のカテゴリーはなく、ブリティッシュ、オッシダティーボ(酸化酒)、など混乱している。

そこでNinoことAntonio Barracoは 『Altogrado(アルトグラード)』と登録、商品化しこの伝統維持に努めている。

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海を遠くに臨み、ファビニャーナ島も見える。周囲に遮る建物もなく常に風が吹いている。南東からシロッコ、北西からマエストラーレの風が通る場所です。マルサラの旧市街から離れた場所にカンティーナはあり、この絶景を望みながらのテイスティングはとても心地よかった。

今回は奥さんのAngelaさんに案内して頂きましたが、二人とも醸造を勉強した経験はなくNinoさんは政治、Angelaさんは法律と異なる分野の経験を経て、生まれ育った郷土マルサラの伝統を未来に繋ぎたいという想いで【哲学的】にワイン造りを行って20年以上が過ぎた。

参考までにこちらのYoutubeでNinoさんが語っています。『ワインもPolitica政治です、どの政党(方針)を選ぶかなど』


YouTube: Ep.36 - NINO BARRACO e i suoi VINI raccontati da NINO BARRACO

2004年創業、ようやく点在する畑は24ヘクタールまでになった。醸造所は組合(Cantina Sociale)に間借りしていた期間も長かった。

Altogrado アルトグラード4種類について

ピニャテッロ、ジビッボ、カタラット、グリッロの単一品種で作っている。

すべて9月末頃の遅積みで時には畑上で乾燥が始まっていることもあるほど、完熟状態のブドウを使用します。 ですから良い年にしか作れません。乾燥も一部する事からモストの量は減少しますので、一定量は収穫できる年となります。

栗の木の大樽で発酵から醸造、熟成まで行います。初め2年間はワインの充填を施しながら熟成、後の5年は充填無しで、ミクロオッシジェナツィオーネ(ミクロ酸化)を行います。栗の木はより目が粗く酸素通過が良く、この辺りでは伝統的に使用されています。

蒸発する分、濃度が高まりアルコール度数も高くなり16.5%以上になります。カタラット、グリッロは大樽ですがジビッボ、ピニャテッロはバリック使用した為アルコール度数は17.5%,18%とより高めです。これも小さなカンティーナ事情でその時使用できる樽を選んでやり繰りしているためです。

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2009年からグリッロで造り始め、研究を重ねて2015年から多品種も始め、ようやく今のレベルのワインに到達した。黒ブドウ Pignatello(ピニャテッロ)はペッリコーネのことで、元々この辺りではマルサラ酒用のブドウであり、またネロダーヴォラのブレンド用品種として西シチリアにだけ栽培されてきた。 

モデルとしてはMarco De Bartoliの Vecchio Samperi(ヴェッキオ・サンペーリ)で、グリッロ100%で造るPerpetuo(アルコール添加せずに異なるVTのワインの継ぎ足しを繰り返す製法)のワインであったが、

Nino Barracoは同じヴィンテージで継ぎ足しは行わない、マルサラ地域の農家で彼らの祖先が行ってきた伝統を継承しつつ、海水を吸収して育つブドウ栽培や醸造技術を駆使して、ミネラル、塩味とのバランスが取れたワインに仕上げている。

初年度はVolatile (揮発酸ー酢酸の鼻にツンと来るような香り)がピニャテッロにはあったり、Zibibbは予想外にこの造りに合っていて、今後の発展が興味深い、というように努力を惜しまない姿勢が素晴らしい。

Grilloから始めたが、グリッロは近年のカタラットとジビッボの交配品種なのでおそらく昔はカタラットを使用していただろうと思うとやはりカタラットで作ってみたくなったのです。そうして、更に地場品種のジビッボ、ピニャネッロと研究していったそうです。

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Altgradoアルトグラードはアッビナメントを楽しみたい。

①Pignatello ピニャテッロ

  羊乳のリコッタのブルスケッタ、イチゴとモディカのチョコレート 

②Zibibbo  ジビッボ 

  羊乳のブルーチーズにジンジャーのジャムを添えて

③Catarratto カタラット

  ペコリーノチーズにタマネギの甘酸っぱいジャムを添えて

④Grillo グリッロ

プリモサーレ(塩味があるフレッシュチーズ)にアンチョビを合わせて。 実際、Tutto pasto 前菜からドルチェまで合わせるのもお勧めで、アンチョビのブルスケッタ、(プリモ)ボッタルガのパスタ、(セコンド)マグロに甘酸っぱいタマネギソース(Tonno in agrodolce) , ムール貝のフリット(ほんのり苦み) ,ドルチェは甘すぎない羊乳リコッタクリームのカンノーロ

酸やミネラルが強いため、アルコール度数を感じさせず口の中はスッキリさせてくれます。


ー☆ーマルサラーAngelaさんの家ではー☆ー


『私の祖母はパンに付けていた、私は砂糖を入れておやつ代わりに小さい頃から親しんでいた。』
『マルサラ酒は家で飲む事はない、ボトルに入っていてお祝事やお遣い物に使うものであった。日常的に飲んでいたのはこちらのアルトグラードのような少し酸化させたワイン。

このワインは栄養食品としてオリーブやペコリーノチーズ、塩味の効いたサルミと一緒に飲んでいました。
伝統料理マタロッコ Matarocco (シチリア風トマトペースト) やZuppa fredda(フレッシュな羊乳リコッタとホエイのスープ仕立て)に硬くなったパンを浸して頂く料理との相性も良い。羊乳は風味が濃厚なのでこのワインにマッチします。
そうそう、祖父はリモナータで薄めて飲んでいましたね。』

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テイスティングは2017年、抜栓してから10日ほど経っていたが、酸とミネラル感がしっかりと感じられ、各品種それぞれの風味を味わう事が出来ました。 

カタラットやグリッロは明るいアンブラ色で、アーモンドなどナッツ類や燻製のような香り、黒ブドウのピニャテッロは色も焦がしたようなレンガ色、除光液のアセトン系の香りとナッツやスパイス香が楽しい。

特に気に入ったZibibboはアロマティックな香りと相まって複雑でバルサミックな香りがそそられます。



『Ossidativo(酸化)の香りは苦手な人もいらっしゃるでしょうけれど、この風味に慣れ親しんだこの土地の人たちには付加価値なのです。このタイプのワイン造りは廃れてしまったので私達は伝統を守りつつ改善しより美味しいワイン造りを目指し日々経験を積んでいます。』

この風景と一緒にゆっくりと味わいたい、Angelaさんが熱く語った情熱を想いながら頂きたい、そんなワインです。

この情熱はAltogradoだけに終わりません・・・マルサラへの想い、新しいチャレンジについても語ってくれました。こちらもご覧ください。

シチリアのワインNino Barraco② ニーノ・バッラコ

シチリアのワインNino Barraco③ グリッロとカタラット

2026.06 Kyoko LCI

2026年7月 8日 (水)

Roma non fu costruita in un giorno!

これはとても有名なことわざですが、わかりますか?

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このことわざの意味は『大事を成し得るには時間が掛かるものです。

成功を求めるには、長い時間かけて努力する必要があります。』

ローマという都市は何年にも渡って実現された訳です。

時代背景が全く異なる中で、多くの人が携わって創造された都市ローマの史跡を現在は垣間見ているに過ぎないのです。

そう、『ローマは一日にして成らず』ですね。

ですから、このことわざは、イタリア語を学ぶという事において考えると、直ぐに出来るものではなく、また上達するためには更に時間、練習、そして忍耐が必要なんだという事を示唆しています。

≪イタリア語で読んでみよう≫

Questo proverbio significa che le cose importanti richiedono tempo. Per avere grandi risultati è necessario faticare a lungo.

La città di Roma fu realizzata in molti anni: quello che vediamo oggi sono le tracce di epoche molto diverse e dell'impegno di moltissime persone.

Nello studio dell'italiano ci può aiutare a riflettere che non si può imparare tutto subito. Per migliorare, servono tempo, pratica e pazienza.

Studiamo insieme!
体験レッスンはこちら
https://lci-italia.com/iscrizione.html

LCIイタリアカルチャースタジオ吉祥寺

2026年7月 5日 (日)

Filippo Drago氏にマイレンタカーを運転して頂いて、セリヌンテへやってきました。

カステルヴェトラーノのパン屋も気になったのですが、土曜日でみんな暑い時期は海で過ごします。村の細い小道も結構なスピードで走らせ、教会やピアッツァなど紹介して下さいましたが、確かにVUOTO、人が全然いませんでした。

セリヌンテ・パルコ・アルケオロジコには古代ギリシャ時代の神殿、アクロポリスが点在しています。

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15分ほどでセリヌンテのパルコ・アルケオロジコに到着し、入口に居た人たちはみんな知り合い、顔パスで入っていく。 「今日は日本から来た人を案内してるんだよ」

側を観光用トロッコ列車が走っていく。セリヌンテ考古学公園は270ha, 車がないと到底周れないほど広大なのです。 「考古学地区としてヨーロッパ最大なのですが、ユネスコである為か小さなアグリジェントの方が有名なんだ」と残念がっていました。

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公園を暫く走ると広く抜けた谷があり、そこには古代小麦が栽培されていました。6月末なので丁度収穫時期です。

3種類:TUMMINIA トゥンミニア、RUSSELLO ルッセッロ、PERCIASACCHI  ペルチャサッキ

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そして、目の前に現れたのは羊たち、今回の旅ではドライブ中に3回も羊の群れに遭遇しました(^^)

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羊飼いはなんとフィリッポさんの幼馴染で小学校の同級生。ここでお喋りが弾み、牧羊犬が3匹いたのですが、フィリッポさんが今飼っている犬はまさにPASTORE SICILIANO!「幼馴染の彼に必要だったらあげるよと、友達だからね。」

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Nocellara del Beliceなどカステルヴェトラーノはオリーブの名産地でもあります。 この公園にも沢山栽培されていました。フィリッポさんも購入したかったようですが機会に恵まれなかったようで、

この近くの場所にオリーブ農園を持つことになったようです。テーブル用オリーブと搾油用両方あり、

どちらも手摘みで、網を張って地面に落とさないというきめ細かい配慮がここにも表れています。

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カルタゴ(現在のチュニジア)からやってきたポエニの人たちの住居跡。

次々と発掘されているようですが、人手と費用が掛かるので余り進んでないようです。

聴いたところによるとギリシャ劇場が未だ出てきていないとか、これだけの規模のアクロポリスなので出て来るでしょうと。

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セリヌンテ考古学公園公園は海に面しており、すぐ側にMarinella di Selinunte、フィリッポさんが現在お住まいの町です。

家の前にはビーチが広がり、長閑な風景が続いています。

ビーチにいた男の子は自ら写真に写りに入ってきてくれた。

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この脇に釣り船がいくつか停まっていて、毎朝『競り』があるそうです。

フィリッポさんの次のプロジェクトでは家の横にオープンキッチンを作って、

友人やお客が来た際に、獲れたての魚を買ってそこで調理するという企画なんだそうです。

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【CASTELVETRANO カステルヴェトラーノ】の地名は、ラテン語の "Castrum Veteranorum" 、つまり''Castello vecchio''に由来します。Vecchioと言っても古代ギリシャ時代の「セリヌンテの退役軍人たちの要塞」を意味するようです。

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Filippo Dragoさんの名前からドラゴンをデザインした特注のVespaです!このほかにも2台のVespaがあり若い頃から愛用していて、ひとつは息子さんに譲ったそうです。

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新しい製粉所は準備中で、Carretto Sicliano シチリアの二輪荷車はいくつか飾ってありました。

シチリアの有名なお米のコロッケ?

「西側は『アランチーナ ARANCINA』、東に行くと『アランチーノARANCINO』と呼ぶんだよ。製粉所から近いここのBARのアランチーナがとっても美味しいですよ。」

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Filippoさんの話を伺っていると、シチリアを皆に紹介したい、シチリアを良くして未来に繋げたいといった情熱から、いろんなアイデアが沸いてくるようで、シチリアの発展に大切な人だなと感じました。

日本には2回いらしたそうで、日本人のゴミを持ち帰る姿勢やルールを守るところなど素晴らしいと。

日本を含め、パリ、ニューヨーク、ロシアなど大都市に行くと洗練された部分は持ち帰るようにしているそう。 「自分1人ではなかなか解決しないが、例えば製粉所や家の周りに散乱しているゴミは拾って掃除も心掛けている。正直、市長には日本人を迎える必要があると思っているんだよ。」

「シチリアにも規定はあるが人はそれを守らない、また行政にも責任はあって、高い税金を払っていても子供の通う学校にエアコンがない。」  

「歴史的にイタリア王国統一の際、サヴォイア家ではなく、両シチリア王国の方が豊かだったのです。ワインを始めてボトリングしたのはCorvo Duca di Salaparutaで場所はBagheria(1824年)! 初めての蒸気機関車が走ったのはナポリ!」

これからの展開が楽しみなフィリッポさんの小麦粉は日本に輸入されております。

輸入社:株式会社小川正見&Co.

シチリアの古代小麦の製粉所 Molini del Ponte 訪問記録①

シチリアの古代小麦 Molini del Ponte 訪問記録②

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2026年7月 4日 (土)

シチリア西部に位置するCastelvetranoにある、古代小麦の製粉所を営むFilippo Ignazio Drago氏を訪ねるため、朝トラパニを出発するとGoogleナビに従って約80kmのAutostradaは快適で約1時間で到着した。4

どんな方だろうと緊張していたが、10年前の写真と殆ど変わらず、また礼儀正しい人でした。次の記事でフィリッポさんについて、書きたいと思います。

今回は小麦粉について、

前の記事:シチリアの古代小麦の製粉所 Molini del Ponte 訪問記録①より、彼は製粉する前の段階で異物混入を防ぐために、最新の機器を投入したり、工場の完全清掃など徹底し、いかに品質を保持しているかが伺えた。

基本的に彼が栽培する古代小麦は主にこちら:

TUMMINIA トゥンミニア
RUSSELLO ルッセッロ
PERCIASACCHI  ペルチャサッキ
MAIORCA マイオルカ

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写真:クスクス用のセモリナ全粒粉です。レシピをサラっと裏に書いてくれました1。
 1kgのセモリナ粉に対して、水 300ml(3回に分けて)、塩 20g、オリーブオイル 60g
これはロール式製粉機で挽いたものです。
なんとSelinunteのギリシャ遺跡が点在する広大な国立公園の中でも栽培しています!
次の記事でご紹介します。

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彼の代に変わって新しい試みもどんどん増えている。

LA SICILIAを愛し、土地、人、産物を維持、改善、未来への継承を追求するフィリッポ・ドラゴ氏は語ります。

「スローフードの黒パンの為でも、パネットーネ用のマニトバ粉を作る為でもなく、シチリア州への忠実心において、シチリアの小麦粉を生産すること。

そんな中、この6カ月ほど前からAzienda agricola FILIPPONEとのコラボでシチリアの小麦だけで出来た『LIEVITATI』という商品が完成した。パネットーネやコロンバなどが作られるFORZA(タンパク質の多い、W値が高い)強いタイプの小麦粉です。

一般的な小麦粉との違いを分かって頂きたい、決して大手メーカーに対抗するつもりではない。生産量は石臼で1日8,000㎏ほどしかないので、国民の主食である小麦粉の量を賄うには、大手メーカーは必須である。

Grandi D'autore- Lievitati  新商品

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Il Mulino autorizzato per il Farro in Sicilia 

その他、Molino del Ponteでは、FARROファッロの製粉所としてシチリアで唯一認可されているそうです。

ファッロは古代小麦のひとつで、3種類あります。一粒コムギ(Farro Monococco)は最も古くから存在し、エンマーコムギ(Farro dicocco)、スペルト小麦(Farro spelta)はエンマーと他の交配種でイタリアより北東ヨーロッパで栽培が多い。

ここではFarro MonococcoとFarro Dicoccoの2種類を9月から製粉し始めます。

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写真左:カステルヴェトラーノの黒パン用のTUMMINIA、石臼で1分間に100回転のスピードで挽いたとあります。 

写真右:シチリア州の硬質小麦、Semola Rimacinata より細かく挽いたタイプ、ロール式製粉機を使用。

早速、パン作り、クスクス作り試してみます!上手く行ったら記事にします(^^)

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古代小麦TUMMINIAで作られたパスタ、BUSIATEブジアーテとPACCHERIパッケリ!

収穫~脱穀 Trebbiatura~休ませるRiposo ~製粉 Mulinaturaの時期

1年に一度の収穫で、6月に始まり、6月、7月、8月の間、脱穀して休ませます。

脱穀して直ぐに製粉しない、休ませる必要があるそうです。

9月に製粉 Molinareが始まります。

ひとつのサイロにまとめる際に、昨年のものを10%混ぜるそうです。

「古いものにはEsperienza 経験値があり、若いものにはForza 力がある。」FILIPPO氏より

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2026.06  Kyoko LCI

シチリアの古代小麦の製粉所 Molini del Ponte 訪問記録①

セリヌンテ-考古学公園の古代小麦 Selinunte Parco Archeologico

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Il Presidio Slow Food del Pane Nero di Castelvetrano 2008

カステルヴェトラーノの黒パンは2008年にスローフードに認定される。

2つの石臼はFilippo Drago氏の祖父、父親から譲りうけたもので、1970年代終りにこの製粉所へ運ばれてきた。ところが、当時歴史的な製粉所が、産業構造の変化とともに姿を消していく。そんな中、唯一ここMolino del Ponteが扱う古代小麦Tumminiaは、郷土の黒パンを作るためにパン工房から求められたのだ。

写真右はBAKERの計量器、祖父の代から使っている、その後ろに見えるのが最新式ロール式製粉機たちです。

伝統的製法の石臼と近代的な石臼製法の違い2

Antico Mulino a Pietra (伝統的な石臼製法)はどんな仕組み?

石はフランスのLa Ferté-sous-Jouarre(ラ・フェルテ・スー・ジュアール)地域で採掘された、非常に硬く耐久性に優れた珪石で、上下石が摩耗しない仕組みのため長期に使用できます。

下側の研石はMacina dormiente(眠る臼)と呼ばれ固定している。

上側の石はMacina danza (踊る臼)と呼ばれるように、リズミカルに上下運動もしながら回転します、つまり上下の石の間には遊びがあり、触れない仕組みです。

この仕組みにより胚芽やふすまも含まれたまま、パンやパスタ製造に直ぐに使用できる品質の高い製品に仕上がります。

近代的な石臼の場合、軸で2つの石を固定する為、完全水平に回転します。高熱が発生し、栄養価を損なうだけでなく、挽かれた後にムラができ易いため、ロール式電動製粉機に再度かけて商品化する必要があります。

3 最も重要な品質保証:『異物混入のない製品』 la pulitura del grano

5階建ての製粉所は階によって機能をすみ分けし、とてもキレイに衛生管理されています。

(Trebbiatura)脱穀した後の状態では、まだ鳥の羽や昆虫などあらゆるものが含まれているため、フィルターや吸引機など対象ごとに適した機械を利用し取り除きます。

昆虫の卵を破壊する最新鋭の機械まであり、上質な小麦粉を作るにはあらゆる点に注意を払って、そこに投資も必要であり、それは商品価格にも反映するのは当然なことです。

Filippoさん:「現実は『ハイジの世界』のようにはいかないんだよ。 伝統的な石臼製法を行うためには脱穀後の清掃、異物除去が品質保持に大事なのですが、なかなか完璧に行っているところは少ない。だから、もし見知らぬ業者の石臼製法であれば、ロール式機械で製粉した方を選びます。」

更に、フィルス・テスト(Filth Test)分析し混入物0にした上でMacinazione 粉挽を行います。

テロワールを感じる 

厳格なクリーニング工程を経た結果、Filippo氏の小麦粉はシチリアのテロワールが生む、ディルやカモミール、フィノキエットのような野生ハーブの香りがする訳です。

特有の香りの一つに『meliloto(メリロート)』があります。マメ科の植物スイートクローバーが小麦畑の雑草として混ざることがあり、その種子特有の芳香成分が香ります。

製粉前の袋からメリロートの種子を探し出し渡され、「前歯で噛んでみて」と。中々噛めなかったが、少し砕けると口いっぱいにフィリッポさんのパスタを食べた時の香りが広がりました。

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品質保証のもう一つの理由

フィリッポ氏のこだわりはきめ細かい。最後のConfezione袋詰めにおいて、窒素を投入して酸素が入らずより品質を長く保つように工夫されています。賞味期限としては6カ月より長くなります。

袋詰めの際に、ロットごとに袋を開けて香りの検査も行うという徹底管理。

衛生的な環境、従業員に快適な環境作り  Ambiente igienico

機械も、石臼もすべて分解して掃除し、また組み直すという手間を掛け、衛生環境を厳しく管理している。

太陽光パネルを屋上に設置し、自社消費エネルギーを再生している。また施設内は気温30℃を保ち、最新ロール式製粉機は静音で稼働するなど、製品にも人にも優しい環境作りに徹底しています。

最新のロール式製粉機(mulino a cilindri) 

精製した白い小麦粉にするには、最新式のロール式製粉機を使用します。

こうしてニーズに合わせてシチリアの古代小麦を未来にも継続することが目的です。

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次の記事では、フィリッポさんの小麦粉についてお話しいたします。

シチリアの古代小麦 Molini del Ponte 訪問記録②

セリヌンテ-考古学公園の古代小麦 Selinunte Parco Archeologico

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2026年7月 3日 (金)

イタリア旅行をもっと楽しむために。

イタリア旅行では、レストランでの注文やカフェでのひととき、ショッピング、ホテルでのチェックインなど、ほんの少しイタリア語が話せるだけで旅の楽しさが大きく広がります。

LCIイタリアカルチャースタジオでは、旅行を控えた方を対象に、短期間で実践的なイタリア語を学べる「イタリア旅行準備講座」をご用意しています。

オンラインで受講可能で、全国どこからでもご受講いただけます。また、一人ひとりのレベルや旅行の目的に合わせて内容を調整するため、イタリア語が初めての方から以前学習したことがある方まで安心してご参加いただけます。

この夏は、より多くの方にご受講いただけるよう、料金はそのままでレッスン回数を増やす特別キャンペーンを実施します。

夏のキャンペーン特別料金

プライベートレッスン

  • 60分 レッスン× 12回

  • 受講料:50,000円(税込)

お二人でレッスン ご友人やご家族、カップルでどうぞ。

  • 60分 レッスン× 14回

  • 受講料:お一人 33,000円(税込)

受講期間(レッスン消化)は2026年9月15日まで。

旅行前の短期集中レッスンとしてはもちろん、「せっかくイタリアへ行くなら、現地の言葉にも触れてみたい」という方にもおすすめです。

旅先で交わす「こんにちは」「ありがとう」の一言や、自分で注文した一皿は、きっと忘れられない思い出になります。

この機会に、イタリア語とともに、より豊かなイタリア旅行を楽しんでみませんか。

皆さまのお申し込みをお待ちしております。

お申し込み・お問い合わせフォームはこちら

LCIイタリアカルチャースタジオ

2026年6月 9日 (火)

今日はこちらのイタリア語表現をご紹介します!

"ADDIRITTURA"

とても表現力豊かな言葉です!

アッディリットゥーラ  「ッ」と「トゥ」にアクセントを置いて発音します。

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どんな意味でしょう?

「〜さえも」「なんと」「まさか」「そこまで」

予想外のことや驚くようなことを強調するときに使います。

それでは、こちらで例文を見てみましょう。

① Persino, in modo inaspettato
(〜さえも、なんと、予想外にも)

予想以上のことや驚くべきことを導くときに使います。

Ha invitato addirittura il capo.
『なんと上司まで招待しました。』

Non mi ha salutato. Mi ha addirittura ignorato.
『彼は私に挨拶をしませんでした。それどころか、私を無視しました。』

Era timidissimo, ma ha addirittura cantato davanti a tutti.
『とても恥ずかしがり屋だったのに、なんとみんなの前で歌いました。』

Abbiamo pagato addirittura 100 euro al ristorante.
『レストランでなんと100ユーロも支払いました。』

② Davvero?! Così tanto?! Fino a questo punto?!
(まさか!本当に?!そんなに?!そこまで?!)

単独で使われる感嘆表現で、信じられない気持ちや驚きを表します。

A: “Ha mangiato cinque panini.”
『彼はパンを5個食べました。』

B: “Addirittura?!”
『本当に?!』『そんなに?!』

文のどこに置く?
(「〜さえも」という意味の場合)

文の最初に置くことができます。

Addirittura ha detto di no.
『なんと彼は断りました。』

または、強調したい言葉の前に置くこともできます。

Ha invitato addirittura il suo ex fidanzato.
『なんと元恋人まで招待しました。』

ぜひ会話の中で使ってみてくださいね!


Studiamo insieme! 

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2026年6月 5日 (金)

イタリア20州を巡る郷土料理とワイン講座。5月はイタリア中部に位置するアブルッツォ州の料理とワインをご紹介しました。

アドリア海とアペニン山脈に囲まれたアブルッツォ州は、豊かな自然に恵まれた地域です。羊飼いの文化が色濃く残り、素朴で力強い郷土料理が今も大切に受け継がれています。

今回の講座では、アブルッツォを代表する3品を作りました。

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Pasta Chitarra fatta in casa 手打ちパスタ・キターラ

アブルッツォ州を代表する郷土パスタ「キターラ」。名前の由来は、ギターの弦のように張られた専用の道具「キターラ」です。

手打ちしたパスタ生地をキターラの上で押し出すことで、断面が四角い独特の麺になります。食感が魅力で、アブルッツォを訪れると必ず出会う郷土パスタのひとつです。

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Pallotte Cacio e Ova パロッテ・カーチョ・エ・オーヴァ

チーズと卵を使ったアブルッツォの伝統料理。

Cacioとはチーズのこと、Ovaはたまご。Pallotteは小ボールのことなので、つまり、肉を使わない、パン粉にチーズがたっぷり入った団子です。

肉を使わずに作られることから、昔の家庭の知恵が詰まった料理とも言われています。

このまま召し上がったり、キターラ(ロングパスタ)を入れていただきます。外は香ばしく、中はふんわり。シンプルな材料から生まれる豊かな味わいを楽しみました。

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Soffione ソッフィオーネ

リコッタチーズをたっぷり使ったアブルッツォの伝統菓子。

「ふくらむ」という意味を持つ名前の通り、焼き上がるとふんわりとした美しい姿になります。

サルデーニャのPardulasにも似ていて、リコッタクリームを包み込んで焼くので外はカリッと、中はふわふわ。素朴でやさしい甘さは、食後のドルチェとして大人気でした。

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今回も郷土ワイン2種類と合わせながら、アブルッツォならではの食文化を味わう時間となりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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次回はカラブリア州へ!

6月はワインイベントとイタリア出張のためお休みとなりますが、7月は南イタリア・カラブリア州の郷土料理とワイン講座を開催します。

『カラブリア州郷土料理とワイン講座』

7月12日(日)11:00-14:00
7月13日(月)11:30-14:30

MENU

◎ Pasta ca' muddica(パスタ・カ・ムッディカ)
郷土パスタ Fileja(フィレーヤ)を手打ちします!

◎ Gianfuttiri(ジャンフッティリ)
パプリカを柔らかく煮込んだペペロナータ。自家製イタリアパンのクロスティーニとともにいただきます。

◎ Melanzane ripiene alla calabrese(カラブリア風茄子のリピエーニ)
カラブリアでも定番のオーブン料理です。

※カラブリアの郷土ワイン2種類と合わせます。

【参加費用】1回 6,000円(入会金なし、材料費込み)

南イタリアらしい力強い味わいと郷土ワインの魅力を、ぜひ一緒に楽しみましょう。

皆様のご参加をお待ちしております。

お申し込み・詳細はこちら

LCIイタリアカルチャースタジオ吉祥寺

2026年6月 2日 (火)

今日はこちらのイタリア表現をご紹介します!

イタリア人のレスポンスでよく聞きますね。
会話の中でよく使われる表現で2つの意味合いがあります。なんと、それも反対の意味で!
実際は文脈から判断するのですが、結構分かり難いことも多々あります。

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È un'espressione tipica del parlato che si può interpretare in due modi… opposti! Si capisce dal contesto (anche se non è sempre facile).

1) もちろん!Sì, certo 


同意するのと同等の意味合いを持ち、心のこもった返答です。
さらに他の言葉を付けてこんな風に強化する表現もあります。


Come no, certo!  コメ ノー、チェルト!
Come no, prego! コメ ノー、プレーゴ!
Ha un valore di “assenso”, è una risposta cordiale, e spesso è rinforzato da altre espressioni (come no, certo / come no, prego).


フォーマルな丁寧な状況でも大丈夫!
Va bene anche in un contesto formale.


例文を見てみましょう:
Esempio:
『 Posso entrare? 』入ってもいいですか?
『Come no, si accomodi.』 もちろん、どうぞお入りください。

2) 皮肉的な表現で、もちろんダメですよ。 

Ironico (= no, certo che no)
おそらくこちらがより使われていると思います。

いわゆる否定を意味します。皮肉的な,懐疑的な表現。

カジュアルな状況、つまり友達同士や家族など親しい間柄で使用します。
È più frequente, indica una negazione, e il tono è sarcastico, scettico. Si usa solo in un contesto informale, tra amici, familiari, etc.


例文を見てみましょう:
Esempio:
『Ti ha chiamato subito?』 彼は直ぐにあなたに電話した?
『 Come no…』   もちろん、しなかったよ。
ハイと答えながら、否定のNOを意図している訳です。 状況、文脈による判断なので以外と難しいですね。
In pratica, consiste nel dire “sì” per dire “no”!

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