物語:3幕に分かれます。
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第1幕:
(17世紀終わり頃、ボストンにて)
リッカルド伯爵はアメリアに恋する。彼女は友人でもある秘書官レナートの妻であった。
それとは別にリッカルドを殺そうと陰謀するグループがあった。
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占い師ウルリカの死刑執行にサインをするよう裁判官に求められる。
そこでウルリカはリッカルドに最初に握手をする者に殺されると予言する。
やがて、それがレナートであることを知るのである。
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アメリアもまた、占い師を尋ねる。レナートが隠れて聞いていることも知らずに、
アメリアは恋する気持ちを打ち明けるのであった。そして、平和をもたらす方法を懇願する。
そこで占い師はアメリアに夜中に魔法のハーブを摘みにある畑へ行くよう勧める。
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第2幕:
リッカルドはアメリアを畑まで追いかけ、彼女に自身の気持ちを告白する。
そこへレナートが、リッカルド伯爵を狙う陰謀者たちの跡を追ってやってくる。
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レナートは、ベールを被っていた為、アメリアだと気づかず、リッカルドに直ぐに逃げるように言う。
リッカルドはレナートに、何も言わず、この女性を街の門まで連れていくよう指示する。
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陰謀者たちがやってくると、そこにリッカルドではなくレナートがいることに驚く。またその女性の正体を暴こうとする。女性は争いを避けるため、正体を見せた。
レナートはその裏切りに心を悩ませ、陰謀者たちを家に招き、 リッカルドへの謀反を企てることにした。
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第3幕:
レナートは妻の行為を大目に見る事とする。しかし、リッカルドを殺す人の名前を壺の中から引くよう命じられた。そして、レナートの名前が出てきた。
そして、リッカルド伯爵が催す仮面舞踏会への招待状が届く。
リッカルドは友人を裏切ったことを反省し、アメリアへの想いを断ち切り、イギリスへ二人で帰るよう手配する。
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舞踏会では、レナートは伯爵の仮面情報を手に入れた。リッカルドがアメリアに最後のお別れをしようと近づいた時、レナートは彼に切りつけた。リッカルドはアメリアの無実を繰り返し、最後の力を絞って友人レナートを無罪にするよう言い残して死んでいくのであった。