11月ウンブリア州の伝統料理講座にご参加下さった皆様、有難うございました。
Grazie mille!!
ウンブリア州は、イタリアの半島の中央部に位置していることから、「Cuore Verde(緑に囲まれた心臓(中心)部)」とも呼ばれています。
海に面しておらず、アッペンニーニ山脈の起伏に富んだ丘や山が多く、自然が豊かな為、この土地の郷土料理はやはり、山の幸が主です。今回の料理講座では、秋の味覚たっぷりに茸を中心にお送りいたしました。
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Antipasto: Crostini d'autunno 秋のクロスティーニ
スポレートのレシピで、アンチョビとバターのバーニャカウダといった感じのペーストです。
しかし、レモンが良く効いていて、サッパリと爽やかに頂けます。
素朴なパンを軽く焼いて、ブルスケッタにして、その上にのせて頂きましょう。
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Primo: Stringozzi ai funghi e tartufi トリュフとポルチーニ茸の手打ちパスタ『ストリンゴッツィ』
ウンブリア州の伝統パスタもいろいろありますね。PICIもしっかり太麺で食べ応えがあります。
こちらストリンゴッツィは地域によってストランゴッツィなどと呼んだりしますが、由来はSTRINGA(靴ひも)です。
パスタ作りは少々大変ですが、出来上がって、頂いた時の触感はやっぱり生パスタが一番です。
茸をふんだんに使用したパスタソースは生徒さんもお家で大好評でしたとのお声も頂きました。
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Dolce: Torta di mele di Sant' Orfeo リンゴのウンブリア風タルト
リンゴはイタリアでは ”Renetta” を使用しますので、日本では紅玉辺りがお勧めです。
ほとんど果物の、このタルトはお腹が一杯でも軽く頂けます。シュトーレンのように甘い砂糖がたっぷりでもなく、生地も少ないため、食後にフルーツ感覚で頂けます。
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今月のワインの豆知識~
VINI : LA CRIMA MARCHE I.G.T. ROSSO (生産者: conti di buscareto)
主体はサンジョベーゼ、少しメルロー、更にマルケ州土着品種 ラクリマネーラを10%をブレンドすることで、クロスグリの黒い果実の香りや味わいが広がり、メルローと共にサンジョベーゼを優しく包んでくれます。
今日はトリュフが効いたお料理でしたので、この香りを活かす為にはタンニンの強くないエレガントな、決して優し過ぎないワインをお勧めします。
このほか、ドルチェットも良く合います。
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料理講座の夜の回は、ワイン会とも呼んでおりまして、生徒の皆様に一本ずつワインをお持ちより頂き、飲み比べをしております。
ワイン好きの皆様が持ち寄ったワインがずらり。
試食タイム・歓談の様子の一部をご紹介
Grazie!!!
12月はお休みして、新年1月は、”Frutti di mare 海の幸” をテーマにイタリア郷土料理とワイン講座を行います。是非、ご参加お待ちしております。
Menu:
Antipasto: Gratinate(Veneto) 貝類のグラティナーテ(ヴェネト州)
Primo: Polpo Affogato ( Campania) タコが溺れて(カンパーニャ州)
Secondo: Calamari ripieni (Sicilia) いかのリピエーニ(シチリア州)
セレクトワイン、自家製パン、カフェと一緒に。
(A) 1月9日(土) 18:30~21:30
(B) 1月15日(金) 10:00~13:00
(C) 1月18日(月) 10:00~13:00
(D) 1月20日(水) 13:00~16:00
(E) 1月24日(日) 10:00~13:00
会費6,000円(イタリア語生徒割引5,500円)回数券あり。
次回もKyokoがお送りしますお料理講座で一緒に楽しいひと時を過ごしましょう!
お問い合わせ、お申込みはこちらまで→ info@lci-italia.com
LCI イタリアカルチャースタジオ