2013年8月28日 (水)

ヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナ Vernaccia di Serrapetrona

マルケ州マチェラータにある小さな町 『SERRAPETRONA』 (セッラペトローナ)には珍しい赤ブドウのスプマンテDOCGがあります。 そのブドウ品種はVERNACCIA DI NERA(ヴェルナッチャ ディ ネーラ)。サルデーニャやサンジミニャーノにもヴェルナッチャはあるが、別品種である。ヴェルナッチャはラテン語でブドウの苗木だそうだ。この土地にしかないヴェルナッチャ ディ セッラペトローナを作り続ける家族Alberto Quacquarini のカンティーナを訪れた。

Serrapetrona500mの標高に位置する畑の8月上旬は緑の小粒の実を既に付けている。

ALBERTO QUACQUARINIのVernaccia di Serrapetrona DOCGは以外にも日本未入荷である。

インポーターには面白い一本に違いない。ドライ(Secco)は食前酒からチーズやサラミに合わせ、パスタまで合わせられる。ドルチェ(Dolce)は、やはりスイーツに合わせて頂きたい。

 

 

 

 

 

 

Serrapetrona11月まで待って収穫をするヴェルナッチャ・ネーラは3か月写真のようにカンティーナの一定温度内で吊るされます。

更に40%以上の干したブドウ(Uva passita)をモストに搾汁し、10月に収穫して、アルコール発酵させておいたワインとを合わせ、ステンレスタンクで二次発酵させます。更に3度目の発酵はシャルマ法で、スプマンテを作ります。 

最低でも収穫から1年半は掛かるワインなのです。

時期としては丁度パスクワの時期に出来上がるので、

 

 

 

 

Serrapetrona 3 パスクワに頂くケーキは、今ではコロンバですが、

 当時もっと素朴なシュガーパウダーがしっかりかかったドーナツのようなケーキで、この甘いお菓子と一緒に セラペトローナのスプマンテを頂いていたようです。

という話を熱く語って下さった MAUROさん。

日本のインポーターさん、是非輸入して下さい。

ご連絡はこちらまでどうぞ。 info@lci-italia.com

Kyoko Matsuyama

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