2026年5月2日

2026年5月 2日 (土)

Festival del cinema italiano 2026 今年のイタリア映画祭はどれも興味深い。まずは初日の映画『La vita va cosi'』(人生はそういうもの)を観にいったところ、想像以上に面白かったのでお勧めです。

Lavitavacosi

舞台はサルデーニャ島南部、カリアリから東へ行った「Bellesa Manna」ベッレーザマンナ。目が覚めるような鮮やかな青い海と白い砂浜と、祖先から受け継がれた生活を守る牛飼いエフィジオの実話に基づいたストーリー。
 
リゾート開発を企てるミラノの大手不動産から提示される買い取り金額がどれほど上がっても、決して納得しないエフィジオとのやり取りが10年近く続く。ミラノの生活とサルデーニャの生活の対比が並行してテンポよく描かれ、
121分はあっという間でした。
 
飼っている犬の名前が【Su Entu】
先日Foodexで仕事させて頂いたサルデーニャのワイナリーと同じ名前だったので、オーナーのRobertaさんに伺ってみたところ、
この映画についてサルデーニャ地元の人たちは誇りに思っている、本当にいい映画ですと。
そして、犬の名前に起用させるためにワイナリーはお金を払ったのかとみんなに聞かれたそうです(^^)
Su Entuはサルデーニャ語でIl ventoのこと。つまり【風】!
もちろん支払ってませんよ(^^)
因みにSu Entuのワインとロベルタさんです。
 
 



監督Riccardo Milaniは来日しており、上映前後に登場!
上映後に語ってくれたのは、エフィジオ役は本物の羊飼いからオーディションで選ばれたそうです。兎に角動じない方で、有名俳優が一緒でもカメラがまわっても緊張もされなかったそうです。
 
あと音楽も素晴らしかったです。
Moses Concasというサルデーニャ、カリアリのストリートパフォーマーの楽曲でハーモニカだけだと思うのですがオーケストラのような厚みのある音色とリズムと優しさとサルデーニャの地にぴったりです。
 
Festival del cinema italianoの開会式では6人の監督たちとCinecittaの社長が挨拶。
 
リカルド・ミラーニ監督(右から2番目)
フェルザン・オズペテク監督(右から3番目)『Diamanti』(ダイヤモンド 私たちの衣装工房)これは6月に吉祥寺アップルリンク他で上映、そちらで観たいと思ってます。
マルゲリータ・スパンピナート監督(左1番目)は『Gioia mia』(スイートハート)というシチリアが舞台の作品、これも観に行く予定です。
 

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そして映画祭はイタリア国交160周年で大使の挨拶から始まるという、力の入れようでした。
イタリア映画祭公式サイト: https://www.asahi.com/italia/2026/
 
 
LCIイタリアカルチャースタジオ K.M.