イタリア20州を巡る郷土料理とワイン講座。5月はイタリア中部に位置するアブルッツォ州の料理とワインをご紹介しました。
アドリア海とアペニン山脈に囲まれたアブルッツォ州は、豊かな自然に恵まれた地域です。羊飼いの文化が色濃く残り、素朴で力強い郷土料理が今も大切に受け継がれています。
今回の講座では、アブルッツォを代表する3品を作りました。

Pasta Chitarra fatta in casa 手打ちパスタ・キターラ
アブルッツォ州を代表する郷土パスタ「キターラ」。名前の由来は、ギターの弦のように張られた専用の道具「キターラ」です。
手打ちしたパスタ生地をキターラの上で押し出すことで、断面が四角い独特の麺になります。食感が魅力で、アブルッツォを訪れると必ず出会う郷土パスタのひとつです。

Pallotte Cacio e Ova パロッテ・カーチョ・エ・オーヴァ
チーズと卵を使ったアブルッツォの伝統料理。
Cacioとはチーズのこと、Ovaはたまご。Pallotteは小ボールのことなので、つまり、肉を使わない、パン粉にチーズがたっぷり入った団子です。
肉を使わずに作られることから、昔の家庭の知恵が詰まった料理とも言われています。
このまま召し上がったり、キターラ(ロングパスタ)を入れていただきます。外は香ばしく、中はふんわり。シンプルな材料から生まれる豊かな味わいを楽しみました。

Soffione ソッフィオーネ
リコッタチーズをたっぷり使ったアブルッツォの伝統菓子。
「ふくらむ」という意味を持つ名前の通り、焼き上がるとふんわりとした美しい姿になります。
サルデーニャのPardulasにも似ていて、リコッタクリームを包み込んで焼くので外はカリッと、中はふわふわ。素朴でやさしい甘さは、食後のドルチェとして大人気でした。

今回も郷土ワイン2種類と合わせながら、アブルッツォならではの食文化を味わう時間となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回はカラブリア州へ!
6月はワインイベントとイタリア出張のためお休みとなりますが、7月は南イタリア・カラブリア州の郷土料理とワイン講座を開催します。
『カラブリア州郷土料理とワイン講座』
7月12日(日)11:00-14:00
7月13日(月)11:30-14:30
MENU
◎ Pasta ca' muddica(パスタ・カ・ムッディカ)
郷土パスタ Fileja(フィレーヤ)を手打ちします!
◎ Gianfuttiri(ジャンフッティリ)
パプリカを柔らかく煮込んだペペロナータ。自家製イタリアパンのクロスティーニとともにいただきます。
◎ Melanzane ripiene alla calabrese(カラブリア風茄子のリピエーニ)
カラブリアでも定番のオーブン料理です。
※カラブリアの郷土ワイン2種類と合わせます。
【参加費用】1回 6,000円(入会金なし、材料費込み)
南イタリアらしい力強い味わいと郷土ワインの魅力を、ぜひ一緒に楽しみましょう。
皆様のご参加をお待ちしております。
お申し込み・詳細はこちら
LCIイタリアカルチャースタジオ吉祥寺