今月、シチリアの郷土料理に選んだパスタは、パスタ-ンカシャータ PASTA N’casciata
イタリアだけでなく、世界中で人気にとなった長寿番組ドラマ 『モンタルバーノ刑事』(Comissario Montalbano) で彼が好んだお料理です。
こちらのYoutubeではモンタルバーノの家でおなじみの部下2人と一緒にこのパスタを頂くシーンがあり、みんな、余りににも美味しいので、遠慮できずお替わりしてしまう...と。
YouTube: Montelbano and collegues sharing a pasta al forno !!
さて、パスタはショートパスタ 『リガトーニ』が理想的です。リガトーニは乾麺を使うことが多いのですが、今回は手打ち麺の触感を楽しみたいため、作ってみました。
リガトーニは真ん中の写真のようなマシーンが必要です。実はこれ、タカラトミーのオモチャなのですが、ゆっくり時間をかけて少量であれば、素晴らしいリガトーニが出来ます。
10名分には追い付かないので、ペンネ・リガーテをアレンジしたものも作りました。


パスタソースの具材には、ナスの素揚げ、ゆで卵、ひき肉、サラミ、トマトソース。
そしてペコリーノチーズをGrattuggia(おろし器)で粉にして、たっぷり混ぜ合わせます。
最後に乗せるのは『カチョカバッロ』が理想なのですが、今回はモッツァレラチーズを使用しました。

こんなにたくさん作りましたが、ペロッと皆さん、召し上がってらっしゃいましたね。
次にドルチェ!
カンノーリや、フルッタ・マルトラーナなどと同様にシチリアの有名なドルチェ『カッサータ Cassata』
日本ではなぜかアイスケーキに仕上げて提供されていますが、本来はリコッタたっぷりどっしり、色鮮やかなケーキです。 手間がかかる上に、賞味期限が短いからでしょうか。
今回は家庭でも出来るようにグラスで頂くカッサータを作りました。
Cassata in bicchiere!

まずはパン・ディ・スパーニャ スポンジ生地を焼いておきます。
リコッタチーズに触感のよいチョコチップ、ヘーゼルナッツクリームを合わせておき、
Pan di Spagnaをグラスに敷いて、リコッタクリームやシロップ漬けのオレンジやレモン、ドライフルーツのイチジク、干しブドウなどなどを挟んでいきます。


パネッレは今回作って置いたのですが、ヒヨコマメ100%の生地を本来揚げるのですが、オーブンで焼いてみました。
そして合わせるワインは、シチリアはトラ―パニに位置するカンティーナ 『ASSULI』太陽に向かってと言う意味、の単一品種で造るワイン、GRILL、ZIBIBBO、PERRICONEをご用意しました。
ステンレスタンクでシンプルに土壌、ブドウの本来の味わいを表現したいというコンセプトで造られていて、若いビンテージでデイリーな食事に合わせ易いワインです。
ZIBIBBOはモスカート ディ アレッサンドリア、つまりアロマティック品種なので香りが甘いのですが、口に含むとドライで酸が感じられるため、バランスがよい、人気の1本です。

Date: 4月19日(日)11:00-14:00
4月20日(月)11:30-14:00
Menu:
◎ Antipasto: パネッレ Panelle
◎ Primo: 『モンタルバーノ刑事』Comissario Montalbanoが好んだパスタ-ンカシャータN’casciata ( パスタ手打ちします!)
◎Dolce: カッサータ Cassata in bicchiere グラスで作ります。
シチリアのお気に入り生産者のワイン2種類
来月はアブルッツォ州の郷土料理とワイン講座です。
LCIイタリアカルチャースタジオ吉祥寺