LCIでは年に1度は作ってしまうのですが、今月はサルデ―ニャの郷土料理とワインをテーマに開催しました。
ワインは写真がありませんが、品種ボヴァーレのロゼワイン:骨格のある赤ワインを造るブドウなので
ロゼにすると果実味が軽やかなフルーティさと共に、ほんのりタンニンが感じられ、
丁度ダッテリーニ・トマトソース、ペコリーノチーズを使用したパスタに合います。
更に白ワインはヌラーグスを頂きました!

◎Primo:サルデーニャのラヴィオリ Ravioli di ricotta Sardi
サルデーニャは羊が人間の数より多い、 チーズやペコリーノが主流なので、お料理にもよく使われます。
ご家庭では牛のリコッタで十分美味しくできます。

『ラビオリの保存方法』
茹でる前にトレイに並べたまま30分ほど冷凍し、固くなったらZIPロックに入れて冷凍しておきます。



◎Antipasto:野菜の入ったコッコイ(パン) Coccoi 'e birdura
coccoi e birdura という名前は"pane di verdura"
サルデーニャの言葉で野菜のパンという意味です。東沿岸にあるオリアストラの辺りの郷土レシピ。

季節の野菜を使います: キノコ、カリフラワー、パプリカ、Cimadi Rapa(菜の花のような野菜)、ミニトマト、ドライトマトなど

◎Dolce :セアダス-カラサウ Seadas con Carasau
セアダスは本来、セモリナ粉を捏ねた生地を伸ばして、ペコリーノを包んで揚げるのですが、
サルデ―ニャ食材のインポーターCUORE SARDOの方から入手したこんなシンプルで美味しいセアダスにチャレンジ。

『サルデーニャのチーズ』といえば羊のミルクで作ります。
『ペコリーノサルド』といって熟成状態が若く、柔らかい生地のものは『ドルチェ』、 熟成数か月のものはセミハードで塩味が出てきて、『マトゥロ』と呼びます。

『Casu Marzu』カズマルツ サルデーニャの名物のひとつ。
チーズの中にチーズ蠅が卵を産んで、幼生がぴょんぴょん飛びはねています。 とてもピりっと辛く食べた人はとても美味しいと言い、輸入不可な為希少なものです。

『Pane Guttiau』パーネグッティアウ サルデーニャのパンはこれ!薄くてぱりぱり!
これを軽ーくフライパンで焼き美味しいオリーブオイルとローズマリーを散らして頂く、ワインが進む一品になります。
◎Antipasto:野菜の入ったコッコイ(パン) Coccoi 'e birdura ※オリアストラ地方の伝統料理
◎Primo:サルデーニャのラヴィオリ Ravioli di ricotta Sardi
◎Dolce :セアダス-カラサウ Seadas con Carasau
10月26日(日)11:00-14:00
10月27日(月)11:30-14:30