カラブリア州のワインのクオリティが近年とても上がっている…という事で、実際に訪れてみた。
まずカラブリア州へは、ITA Airwaysでローマで乗り継ぎ、ラメツィア・テルメ空港へ入る。

カラブリア州はバジリカータ州から続くアペニン山脈の最北端であり、北から標高の高いポッリーノ国立公園、中部はシーラ国立公園、南部はアスプロモンテ国立公園と3つあります。
ポッリーノ国立公園のあるコゼンツァ(県)には独特の伝統製法を守り続けるワイナリー『CANTINE VIOLA』があります。畑は標高350m~500mに位置します。 そのスローフードにも認定されたワインはパッシート『モスカート ディ サラチェーナ』。
そしてイオニア海に向かって南へ行くとチロに入ります。ギリシャ時代の植民地となったエリアで、
エノトリアと呼ばれた大地の中で、優良な地域のひとつです。その証拠にギリシャ・アテネのオリンピックで優勝者には土着品種ガリオッポで造るチロのワインが捧げられたという。ガリオッポはギリシャ語で「美しい脚」。チロの旧市街に対して、近年、海側へ広がる地域をチロ・マリーナと呼ぶ。
ここには1970年代から続く『リブランディ』があり、オーナー家族は3代目が受け継いでいる。300ヘクタールの畑を所有し、年間200万本の生産、40か国へ輸出している。
今では、もうひとつテヌータ・ロザネーティを所有しており、車で30分ほど南へ、内陸に入った場所にあります。テイスティングルームや農耕具などの資料博物館を兼ねるVilla館もあり、その前に広がる畑では、円形に列を成して栽培する100種類ほどの品種を栽培し、研究している。
リブランディの規模を持つワイナリーはチロに数社あるそうです。
続いてチロのStrongoliには、『CERAUDOチェラウド』がある。
こちらは60ヘクタールの土地を所有しており、40ヘクタールはオリーブ樹、20ヘクタールがブドウ樹を占めている。近年こちらのオリーブオイルも品質が高い。
チェラウドのコンセプトは、『ホスピタリティ』 ミシュラン一つ星のレストラン『ダッティロ』を運営している。 現在そのレストランDattiloのシェフは 娘のカテリーナで若き女性シェフという事もあり注目されている。 更に8つほど滞在できる可愛いアグリツーリズモの部屋があり、自然に囲まれた森の中で、結婚式の披露宴を行うこともできる。
『CERAUDO』については、別の記事で詳しく取り上げたいと思います。
そして、素晴らしい『ガリオッポ』の造り手vignaioli(ヴィニャイオーリ)は、2社尋ねた。
『A VITA ア・ヴィータ』と『SERGIO ARCURI セルジョ・アルクーリ』
こちらは別途、じっくり紹介したいと思います。
ワインも人柄も素晴らしかった・・・
2026.10
Kyoko M