2021年10月31日 - 2021年11月6日

2021年11月 5日 (金)

2021.12.18 神楽坂スパッカナポリで開催するワイン会では、アルトピエモンテのDOCG GATTINARAのワインをご紹介します。

生産者 DEL SIGNOREのステファノ氏にレクチャー頂きます!

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 ガッティナーラ区域内の様々な丘、ヴァルフェラナ、ペルモローネ、パロディフェロ、サンフランチェスコ、

ルルゲ、ピアンテシオに点在する合計約3HRを所有。

現当主、ステファノ・ドゥレッリの曾祖父の時代にはすでにブドウを協同組合に卸していた。

2001年より瓶詰と販売を開始するも、2009年よりようやく安定的に定量を販売できる体制が整い、

2011年から2012年にかけて醸造所を改築し、発酵所、醸造所、熟成庫と試飲コーナーを整えた。



今回お食事と合わせるワインはこちらの5種類!

全てネッビオーロ(スパンナ)で造られるワインですが、さまざまな表情を見せてくれます!

ガッティナーラのワインをご堪能ください。

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N.1 Rose Spumante Metodo Classico 「 ロゼ・スプマンテ メトドクラシコ 2019 」

11月初入荷(12月より販売開始) 
スパンナ(ネッビオーロ)  瓶内二次発酵 14か月熟成
トースト、はちみつの香りと味わい。果実の凝縮感。すみれ、ドライフラワーのバラ、干し杏の味わい。厚み・深み・旨味のある辛口ロゼスパークリング
 生産本数 3,000本
 小売価格 5,200円

N.2 Rosato  「ラ・グラツィア・コスタ・デッラ・セージア ロザート DOC2019 」

ステンレスで15日間醗酵後4か月醸造
オレンジがかったロゼ。 鉱物の香りに、活き活きとした酸。塩味のミネラルとあ
とからじわじわくる旨味。 干し杏、熟した柿、すみれ、バラ、赤果実凝縮感。
後味のほろ苦さが心地よい。ヴィンテージの「若さ」を感じさせない成熟感を感じ
る辛口のロゼ
ALC 12.5%
生産本数 1,600本
小売価格 3,500円

N.3 La Crotta 2017  「ラ・クロッタ DOC 2017」

10日間INOXでマセラシオン発酵、ステンレスで4か月醸造後、フランス産オークバ
リックで12ヶ月熟成
鉱物の香りに、柔らかくこなれたタンニン、すみれ、バラの味わい。果実の凝縮感、
ぶどうの甘みと塩味のミネラルを感じる、バランスの良い重口の赤
ALC 14%
生産本数 3,000本
小売価格 4,000円

N.4 Il Putto 2016         「イル・ プット DOCG 2016」

18日間INOXでマセラシオン発酵、ステンレスで4か月醸造後、スラヴォニア産20HL
オーク樽で26か月熟成
鉱物感の中に赤系果実の香り。熟成したイチジク、凝縮した果実感。柔らかくこな
れたタンニン、すみれ、バラの味わい。塩味のミネラルを感じる、バランスの良い
重口の赤 ALC 13.5%
生産本数 6,500本
小売価格 5,500円

N.5  Borgofranco  2015        「ボルゴフランコ DOCG リゼルバ 2015」

25日間INOXでマセラシオン発酵、ステンレスで4か月醸造後、5HL オーク樽で4
0か月熟成
鉱物感の中に赤系果実の香り。滑らかで柔らかなタンニンに、適度で心地よい酸。
凝縮した果実感。 すみれ、バラ、干したプルーン、華やかでエレガント。バラン
スの良い重口の赤
ALC 13.5%
生産本数 2,500本
小売価格 9,000円

2021年12月にIVS Japan(一社)日本イタリアワインソムリエでは、アルトピエモンテを代表するDOCGガッティナーラの生産者のセミナーと試飲会を開催します。

ピエモンテ州のワインにおいて、南部に位置するランゲ地方はバローロ、バルバレスコで世界中に知られておりますが、北部のピエモンテワインにもポテンシャルの高いワインがあります。

1_2 ピエモンテ州のDOC,DOCG

(参照:イタリア式ワインのABC 日本語版発売中 Amazon)

北部地方(ALTOPIEMONTE)には3つのDOCGと15のDOCがあります。

①エルバルーチェ・ディ・カルーソ/カルーソ

②ガッティナーラ

③ゲンメ



さて、アルトピエモンテのワインがおもしろい理由として、

☆彡 代表する土着品種:ネッビオーロ!

(バローロで知られるネッビオーロがこの辺りではスパンナと呼ばれます。)

☆彡ワインの特性はこの辺りの土壌の歴史!

2億8000年前の大規模な火山6000年前ごろのヨーロッパ大陸とアフリカ大陸がぶつかったことで、地面が折りたたまれたこと!)

☆彡だから、火山物質が豊富

⇒⇒SRIインポーター資料より抜粋

約6千万年前頃から3千万年前頃の間にアフリカ大陸が漂流し、ヨーロッパ大陸と衝突したためにその衝撃で地面がせり上がりアルプスが形成されました。

その際にガッティナーラ地域も含まれるセジア渓谷地域が約90度折りたたまれる【地殻反転現象】が起きたおかげで、元々は25キロ(~30キロ)の深さにあった「マントルペリドタイト」が地表近くに現れたため、現在でも肉眼でそれを観察することができます。
今や化石化してはいるものの、地殻の最深部にある火山の下のマグマ系の部分が地表に現れているのはセジア渓谷地域が世界でも唯一の例で、非常に珍しく、最深部のマグマに含まれる多様なミネラル(斑岩、花崗岩、鉄、石英、長石など)をガッティナーラのワインは含んでいます。

⇒⇒⇒ 2009.10.01『National Geographic News』に掲載された記事より抜粋:

Valsesianational_geographic_newsイタリアアルプスのセージア川沿いで見つかった化石化した火山灰(明るい灰色部分)に閉じ込められた巨礫(暗い灰色の部分)。2009年9月に科学者が語ったところによると、この巨礫は古代に超巨大火山が噴火した証拠だという。

 ヴェスビオ山が爆発してポンペイの街が火山灰に埋もれるはるか以前に、超巨大火山の噴火がイタリアを揺るがせたことがある。新しい研究によるとこの噴火はあまりに猛烈だったため、日光が遮られ、長期に渡って地球が寒冷化したという。現在は死火山となるこの超巨大火山が最後に噴火したのは約2億8000万年前だが、その時の名残がイタリアアルプスのセージア渓谷で最近発見された幅13kmのカルデラである。

しかも、地震の力でこの火山の内部がねじれていた為、噴火時のマグマの通り道をこれまでより奥深くまで調べることができ、次の噴火時期を予測する手がかりを得られる可能性も出てきた。

研究チームのメンバーでテキサス州にあるサザンメソジスト大学の地質学者ジェームズ・クイック氏は、ナショナルジオグラフィックニュースに対して、セージアでの噴火は数週間続いた可能性が高いと話す。噴火の際にこの超巨大火山は、約1000立方キロもの火山物質を大気中宇に巻き上げたと推定される。これは、アメリカで大きな被害を出したことで知られる1980年のセントヘレンズ山の大噴火のおよそ1000倍にもなる。

古代のセージア渓谷の噴火では、同時に火山灰や火山弾が絶えず降り注ぎ、さらには、地震が起き、溶岩流や高温の泥流が急流を作り、溶結凝灰岩が堆積したと考えられる。

しかも、火山灰や二酸化硫黄が大気中に放出されたことで日光が遮られて地表に届かなくなり、そのために地球が急速に冷え、その状態が数十年から数百年続いた可能性があるという。

セージア渓谷のカルデラはすでに死火山となっているが、同じような惨劇が今後も繰り返されるかもしれないと科学者は考えている。セージア渓谷のほかにもアメリカのイエローストーン国立公園など、世界各地で少なくとも7つの超巨大火山が知られている。

しかし、すでに知られているこれらのカルデラで大規模火山の内部構造を観察しようとしても、見ることができるのはわずか5キロほどに過ぎなかった。

 一方、セージア渓谷の超巨大火山では、3000万年前に始まったアフリカ大陸とヨーロッパ大陸の衝突によって地殻がねじれ、それまで垂直だったマグマの通り道がカルデラの縁近まで寄っていた。これによって、超巨大火山の内部の仕組みを25キロに渡って観察できるようになった。

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2021.12.18 神楽坂スパッカナポリにて 生産者セミナー&ディナー開催

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