2014年4月13日 - 2014年4月19日

2014年4月16日 (水)

UDINE  は新石器時代から居住があったといわれるが、983年に皇帝オットー2世によりウーディネと呼ばれるようになった。また城をアクイレイアの総大司教に献上されたため、彼はこの地に居を構えるようになり、そこから発展を遂げ、重要な都市になった。

その後ヴェネツィア、フランス、オーストリアに支配されながら、1866年にイタリア共和国に編入される。

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UDINEのチェントロ(旧市街)は30分もあれば一周できそうなほど小さいですが、色とりどりのカフェや花屋、ファッションのお店が立ち並び、なかなか進めません。(^ ^)

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夕方だったせいか、どこのカフェも賑わっておりました。とても穏やかな空気が流れる場所です。

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こちらのBARも18:00を過ぎると賑わってきた。この時間になると、仕事が終わって、夕食前にワインを1杯頂きます。 昼下がりに頂く場合もあるようですが、これをTajut(タユートゥ)と呼びます。ちょうど100mlというワイン一杯のサイズのことだそうです。もちろんお替りOKです。

サンダニエレのプロシュートやポレンタにのせたサラミ、DOPモンタジーオチーズを少しトーストしたものなどを頂きます。

『AL CAPPELLO』(アル・カッペッロ)にて

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町のチーズ屋さん。あらゆる種類の土地のチーズが並んでいます。

でもやっぱりこの土地DOP『モンタージオ』は人気。 大きくは2種類あってFrescoは1-4ヶ月の熟成とSECCOは5-12ヶ月の熟成です。 セッコの方は上の写真のように、カリカリに焼いてポレンタと一緒に頂くので、フレスコとは全く味わいが異なります。 フレスコはFRICOという伝統田舎料理に良く使われます。

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そしてようやく陽が暮れ始めると、BARの外にもテーブルが並び、通り中 Tajut(タユートゥ)とおしゃべりがいつまで続くやら。

 

Marzo 2014     Kyoko Matsuyama

 

ウーディネの伝統料理は山と海に囲まれ以外にも食材が豊富です。まずはプロシュートで有名なサンダニエレですが、ここの自然の中で育てられる豚や牛のお肉を使ったステーキからハム・サラミ(インサッカーティ)類。

野菜も豊富で、3月終わり~アスパラガスの季節。

 

UDINEの駅から北へ車で10分程行ったところに4つ星のHotel La di More’tがあります。Spaなども備え、スタッフの対応も丁寧でお部屋も快適ですが、何と言ってもレストランがとても人気です。旅行者から地元の方まで通うここにはStefano Baselloというシェフがいらっしゃいます。とても真面目でシャイなフリウリ出身です。

 

彼のお料理を見てみましょう。

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1品目はいろいろTartine(タルティーネ)。右側から順に味わいが濃くなります。ラビオリの上に茹で卵と白トリュフ。フリーコ(ポテトとモンタジオを使用した伝統料理)を包んだラビオリ。土地のチーズのスフレ。フォアグラとチョコレートを包んで林檎のソースで頂く。

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  上はフォアグラとチョコレートを包んで林檎のソースで頂く。次にラディッキオ(チコリ)の苦みに合わせたラビオリ。フリーコStravecchio(熟成)をカリッと揚げてラビオリ、サラミと。 

 ワインは土着品種リボッラジャッラを併せました。リボッラの少し樽香のあるボディのあるフルーティでミネラル感のある余韻が続く。

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 土地のチーズ盛り合わせはペコリーノ(羊)、カプラ(ヤギ)のフレッシュタイプから熟したもの、青カビまで。基本的にミルク感がしっかりとしているので、オレンジやアプリコットのジャムを添えて。

ワインはピコリットのフローラルな香りが華やかではちみつを思わせる味わいがぴったりです。

子供の木のおもちゃに乗せてサービスかと思えば、こちらは石に刺さったマカロンやプラリネのチョコレートたち。彼のアイデアは確かにお客様を楽しませてくれます。

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サービスしてくださったCAMERIEREもとっても親切で、フリウリ料理の一部ですが堪能できました。

翌日ここのキッチンにて~。

キッチンでは研修生も含め、約8名の料理人が各担当に分かれてプランゾ(ランチ)、チェーナ(ディナー)の準備に平日から大忙し。つまりお客様が賑わっている証拠。

そんな中、私のリクエストに応えて郷土料理のフリーコを教えてくださいました。またタルティーネバージョンも。

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まずパスタ担当の彼に、ラビオリ生地を。それからイカ墨のペンネをリガーテにする為に本当のペンを使って巻いているところがとってもユーモラス。

 

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いよいよ『FRICO』を作ります。 玉ねぎをみじん切りにして炒めます。ジャガイモ(ORANDESI)は塩水につけた後、薄切りにして、オーブンで軽く焼くことで味わいを凝縮させます。その後マッシュにします。

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チーズはDOPモンタジオの2-4カ月のフレッシュなもの。細かく砕いたものに玉ねぎ、ジャガイモをとつに混ぜ合わせます。さらに、パルミジャーノや出汁、玉ねぎペーストなども加える為、濃厚です。

 フリーコは各家庭さまざまだがベーシックなものは、ジャガイモを使ったシンプルな農家のピアット ポーベロ(庶民の食事)。 分量はジャガイモとモンタジオが1:1。

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 この生地をフライパンで焼くとチーズの油分が溶けだし、両面が香ばしく焼ければ出来上がり。シンプルでボリュームのある農家で親しまれた一品である。チーズの風味が豊かで心もお腹も満たしてくれます。


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ドルチェはティラミス。さてティラミスの発祥地はフリウリとご存じでしたか?なぜならカフェの文化はトリエステにILLYがあることからもわかるように、アフリカとの交易が始まったときにこの港に入ってきたそうです。そこでこのレシピが考案されたそう。


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シェフStefano氏はティラミスのIeri (昨日)Oggi(今日)-Domani(明日)を表現した。

Ieriは過去で定番の形。

Oggiは現代の忙しさを表現しキャンディ型にして、簡単に食べ易く、持ち運びも出来る形にした。

未来は分からないから小さいが中身は濃く詰まっているとプラリネを宙に浮かべている。Ghiaccio Secco(マイナス20度の氷)にコーヒーを掛けて煙で未来感もたっぷり。

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彼らと一緒に頂いたPRANZOプランゾでは、今が季節のアスパラガスのリゾット。

シレーネ草、ポップを加えて更に春の風味満載。

 ここで日本人の方が修行されて、鎌倉にCoccolo というレストランを開かれていると伺いました。Hotel Ladi moret のお料理が味わえるに違いないですね。

Marzo/2014      Kyoko Matsuyama

 

2014年4月15日 (火)

イタリア伝統音楽の響き〜日本イタリアオペラ座コンサート

日時: 2014年5月23日(金)19:00 開演(18:30 開場)

会場:江東区文化センターホール  東京メトロ東西線「東陽町」駅下車 徒歩5分

指揮: アルド・サルヴァーニョ(Aldo Salvagno)

管弦楽: 日本イタリア・オペラ座管弦楽団 

歌唱指導・監修: 大前努(日本イタリア・オペラ座総監督)

入場券:※LCI特別優待¥2,000(先着15名様)  残りわずか

 お申込はこちらまでどうぞ。  Eメール:info@lci-italia.com   Tel :0422-24-8897 

 

イタリア式合奏団 ~日本イタリア・オペラ座の常任指揮者!

アルド・サルヴァーニョ氏は、あらゆる伝統音楽(クラシック)に造詣が深く、とりわけ「オペラ専門指揮者」として、ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアの劇場で活躍中です。サルヴァーニョ氏はイタリア人指揮者の中では珍しく、一年中オペラ劇場の公演で活動しており、オペラ演奏分野での指揮能力は国際的に高く評価されています。

 

Aldo Salvagno

●プロフィール

イタリア・サレルノ出身

国立ボローニャ大学音楽研究科修了(音楽史専攻)

国立ボローニャ音楽院作曲科卒業

ペーザロのロッシーニ協会で音楽文献学を研究

グスタフ・クーン、エルヴィン・アチェル、アラン・フランシス各氏のもとで指揮法を学ぶ

ピエモンテ・フィルハーモニー管弦楽団(イタリア)常任指揮者

 声楽演奏解釈のマスタークラスを、イタリア・オランダ・ドルドレヒト・フランスで指導する

アンセルモ・コルツァーニ国際イタリア声楽コンコルソ(ブドリオ市立劇場主催)芸術監督

 

 

毎年、世界的ソプラノ歌手、ジューン・アンダーソン氏とともに同コンコルソ入賞者のための実技講習会を指導、修了演奏会を指揮。2011年、ブドリオ市立劇場でジューン・アンダーソン氏の個人リサイタルを企画・指揮する。日本イタリア声楽教育アカデミー会員。

 

イタリア式合奏団「日本イタリア・オペラ座」は、イタリア人作曲家の音楽作品演奏を専門としている日本で唯一の管弦楽団です。 イタリア半島では19世紀末頃まで、ドイツ語圏ほどに大規模な「交響楽団・交響曲」は発達しなかったかわりに、歌と楽器の独唱・独奏者を主役とする楽曲や合奏団(オペラ劇場の管弦楽団も含めて)が形成されたことがイタリア式楽団の特色です。

2014年4月14日 (月)

     モザイクの文化はイタリアの北から南まで見られ、また、この技術はローマ時代に生まれ、ビザンティンや東ローマ帝国によって発展を遂げました。

特にビザンティンのモザイクはエミリア・ロマーニャ州RAVENNAに数多くの素晴らしいモザイク作品が見られます。2004年にはUNESCO世界遺産に登録されました。

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ラヴェンナ『サン・ブイタレ教会』
Ravenna, chiesa di San Vitale
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  ラベンナ『ガッラ・プアチデェア』
Ravenna, cappella di Galla Placidia

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シチリアにはモザイクを使用した有名なドゥオモが3つあります。都市はパレルモPALERMO,チェファルCEFALU‘,モンレアーレMONREALE。 

 

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パレルモ 『カッペッラ・パラティーナ』
Palermo, cappella Palatina
Cefalu
チエファル『ドウオモ』
Cefalu`, duomo

 

 

 

 

 

 

 

 

   

  

 

実はモザイクは現代ファッションにおいても重要です。世界に名を馳せるシチリアのファッションデザイナードルチェ・ガッバーナDolce&Gabbanaはシチリアのチェファルにあるビザンティンモザイクをテーマにしてコレクションを完成させました。

 

Dolce e gabbana

Dolce e gabbana.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モザイクのルーツについて学びませんか。LCIイタリアカルチャースタジオにて、イタリア文化セミナー『ビザンティン&ランゴバルド』をお送りします。

日程:5月25日(日)13:00-15:00  参加費3500円(イタリア語生徒割引:3000円)

残席わずか。皆さまのご参加をお待ちしております。

 詳しくはこちらへどうぞ。『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回』

 

イタリア語の記事はこちらへどうぞ。

la cultura del mosaico e` un elemento presente sul territorio italiano dal nord al sud. Si tratta di una tecnica gia` conosciuta dai romani che poi e` stata

sviluppata dai bizantini , i romani d`oriente.

In particolare nella citta` di Ravenna, in Emilia-Romagna son presenti numerosi monumenti significativi per il mosaico bizantino.

Dal 2004 infatti sono stati riconosciuti patrimonio UNESCO.

Nel sud Italia si trovano tre duomi importanti per i mosaici: il duomo di Palermo, Monreale e Cefalu`.

Ma il mosaico non si limita solo all`arte sacra. Gli stilisti siciliani di fama mondiale Dolce&Gabbana hanno addirittura creato

una collezione unica richiamando il tema dei mosaici di Cefalu` e Palermo.

Il mosaico e` un argomento davvero interessante! 

Vi aspettiamo domenica 25 maggio per scoprire insieme le bellezze dei mosaici bizantini e dell`arte longobarda!