8月の料理講座では、「イタリアの夏」をテーマに、暑い季節にぴったりの郷土料理とワインをご紹介しました。
イタリアでは、夏になると旬の野菜や魚介、穀物を使った軽やかな料理が食卓を彩ります。素材本来の美味しさを生かしたシンプルな料理は、暑い季節でも食べやすく、地域ごとにさまざまな工夫が受け継がれています。
今回の講座では、夏ならではの3品を手作りし、イタリアワイン2種類とともに楽しみました。
Insalata di Farro スペルト小麦のサラダ仕立て
Farro(ファッロ)は、約9,000年前からヨーロッパで栽培されてきた古代小麦のひとつです。

ファッロには小粒・中粒・大粒の種類があり、今回使用したのは大粒の「スペルト小麦」。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、栄養価の高い穀物として近年あらためて注目されています。
作りたても美味しいですが、30分ほど置くことで味がなじみ、より深い味わいになるのも魅力です。暑い季節にぴったりの爽やかなサラダに仕上がりました。


Calamari ripieni di couscous イカのクスクス・リピエーニ
今回はクスクスも手作りしました。
クスクスを蒸し上げるための伝統的な調理器具は「Couscoussiera(クスクスシエラ)」といい、テラコッタ製の鍋でじっくり蒸すことで、ふんわりとした食感に仕上がります。
シチリアをはじめ地中海沿岸では、魚介とクスクスを組み合わせた料理が古くから親しまれており、イタリアと北アフリカの食文化が出会って生まれた一皿でもあります。



Granita al limone グラニータ・レモン風味
シチリアやカラブリアを代表する夏のドルチェ「グラニータ」。
その歴史は、アラブ人がエトナ山の雪にフルーツシロップをかけて食べたことが始まりと伝えられています。今回は爽やかなレモン風味で仕上げました。実はご家庭で手軽に作ることができます。
シチリアでは桑の実(Gelsi)やアーモンドのグラニータも人気。お好みで少量のジンやグラッパを加えると、大人ならではの味わいも楽しめます。

今回もイタリアワイン2種類とのアッビナメントを通して、イタリアの夏の食卓を感じていただくひとときとなりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回の料理講座もどうぞお楽しみに!
『Andrea先生と一緒に!マンマの料理とワイン講座』
9月13日(日)11:00-14:00
9月14日(月)11:30-14:30
◎Crostini con patè di fegatini レバーペストのクロスティーニ
◎Saltimbocca alla romana サルティンボッカ・アッラ・ロマーナ
◎Serpentone(’Torciglione) セルペントーネ (トルチリオーネ)
イタリアワイン2種類と合わせます。
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LCIイタリアカルチャースタジオ吉祥寺