7月は、イタリア最南端、本土の「つま先」に位置するカラブリア州をテーマに開催しました。
三方を海に囲まれたカラブリア州は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた地域です。
唐辛子や茄子、パプリカなどの野菜をふんだんに使った料理が多く、素朴で力強い味わいが特徴です。昔ながらの家庭料理が今も大切に受け継がれ、郷土色豊かな食文化が息づいています。
今回の講座では、カラブリアならではの3品を手作りし、郷土ワインとともに楽しみました。
Melanzane ripiene alla calabrese カラブリア風茄子のリピエーニ
夏野菜の代表格である茄子に具材を詰めてオーブンで焼き上げる、カラブリア定番の家庭料理です。
本来は残った硬くなったパンとチーズをたっぷり詰めるのが特徴ですが、今回は他のレシピにパンが多いため、ひき肉を代用しました。チーズは羊のペコリーノやパルミジャーノ、またはカチョカバッロ、モッツァレラ(ドライ)などが使われます。

野菜の旨みがぎゅっと詰まった、南イタリアらしい温かみのある味わいを楽しみました。

Pasta ca' muddica(パスタ・カ・ムッディカ)
パスタ「フィレーヤ(Fileja)」を手打ちしました。
フィレーヤはカラブリア西ティレニア海側、トロペアの北に位置する『VIBO VALENTIA ヴィーヴォ・ヴァレンティア』の郷土パスタ!

語源は、Ferretto di Maccheroni、フェレット(細い棒)で作るマッケローニパスタという意味で、地元ではトロペア産の赤玉ねぎとンドゥーヤのソースで頂きます!
もちもちとした食感が特徴で家庭で親しまれています。

「パスタ・カ・ムッディカ」は、香ばしく炒めたパン粉を合わせるシンプルながら奥深い一皿。昔はチーズの代わりとしてパン粉を使っていたことから、「貧者のチーズ」とも呼ばれ、南イタリアの知恵が詰まった郷土料理として知られています。
Gianfuttiri(ジャンフッティリ)

Peperonata calabrese=カラブリアのペペロナータ!パンに乗せてクロスティーニもお勧めです。

温かくても冷めても美味しいです。今回は古代小麦Tumminia(シチリア)を使用したPane Nero 黒パンをご用意しました。

素材本来の味わいを大切にするカラブリアらしい一品で、ワインとの相性も抜群です。

今回もカラブリアの郷土ワイン2種類と合わせながら、現地の食文化に触れるひとときとなりました。



ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回は「イタリアの夏」をテーマに開催します!
8月の講座では、イタリア各地で親しまれている夏の料理をご紹介します。
暑い季節にぴったりの前菜から、魚介料理、爽やかなドルチェまで、ご家庭でも楽しめるメニューをご用意しました。
『イタリア夏の料理とワイン講座』
8月16日(日)11:00〜14:00
8月17日(月)11:30〜14:30
※同じ内容となりますのでどちらか一方へご参加下さい。
MENU:
◎ Insalata al Farro
スペルト小麦のサラダ仕立て
◎ Calamari ripieni di couscous
イカのクスクス・リピエーニ(詰め料理)
クスクスも手作りします。
◎ Granita al limone
グラニータ・レモン風味
作ったお料理は、今回もイタリアワイン2種類と合わせて召し上がっていただきます。イタリアの夏の食卓を感じられる、爽やかな料理とワインをご一緒に味わいませんか。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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LCIイタリアカルチャースタジオ吉祥寺