ピエモンテ州の郷土料理はアニョロッティ・アル・プリンを作りました。
ほうれん草とひき肉を詰めて、キュッキュッと押して仕上げます。この動作がまさにil pulinなのです。パスタソースはお野菜をブロード(出汁)にするように仕上げるだけで、風味豊かな優しいソースと合わせます。
今回はとても有名な『クレーマ・カタラーナ』もバーナーでキャラメリゼして、クリームとの触感のコントラストがより美味しさを増してくれました。
今日のパンは タイムとクミンシードを少し入れて焼きました。食欲増進効果がありそうな香りですね。少しであれば、いろんな食事にも合わせられます。
今日のワインはピエモンテ州の土着品種を2種類ご用意しました。
白ワインはロエロ・アルネイス DOCG 生産者『Cascina Chicco』のAnterisio!
果実味と酸のバランスがよく、優しくもお料理に合わせやすい感じが魅力的です。青りんごのような酸と白桃やアカシアの花のような柔らかい余韻が食欲をそそります。
赤ワインはランゲ・ネッビオロ 生産者 『DOSIO』
スミレやバラの若いかぐわしい香りがひろがり、タンニンもバランスよく全体に生き生きした感じがあります。アルコール度数と酸のバランスがとてもよく、疲れずにネッビオロを頂くにお勧めです。
パスタ生地はやはり卵入りです。
パスタマシーンを使って生地をツルッとさせながら、薄ーく伸ばします。
中に詰め物を敷いていき、プリンをしてカットすれば出来上がり。
1個2cm位なので100個作っても4人でペロッと食べちゃいますね。
沢山作って冷凍しておかれると、便利です!
野菜ソースもブレンダーを使えば結構簡単ですね。
こちらはラディッキオ(チコリ、トレビス)をふんだんに使った料理です。
リコッタチーズを混ぜて、ナッツを効かせて、オーブンで焼きます。
ラディッキオの苦みとリコッタチーズが良く合って、以外にも大好評な一品でした。
そして、『クレーマ・カタラーナ 』 クレーム・ドゥ・ブリュレはフランス語という以外に湯煎をします。それに対してもともとカタルーニャ(スペイン)がオリジナルのクレーマ・カタラーナは直火です。
【日程】2月18日(日)11:00-14:00
2月19日(月)11:30-14:30
Menu:
Antipasto: Tortini di Radicchio ラディッキオのトルティーニ
Primo: Agnolotti al Pulin アニョロッティ・アル・プリン
Dolce:Crema Catalana クレーマ・カタラーナ
合わせる2種類のピエモンテのワイン
3月の予定はこちらをご覧ください。
『ロンバルディア州オルトレ ポ・パヴェーゼの郷土料理とワイン講座』
【日程】3月17日(日)11:00-14:00
3月18日(月)11:00-14:00
Menu:
Antipasto: Nusat パヴィアのヌーサ
Primo: Risotto con fagioli borlotti うずら豆のリゾットパヴィア風
Contorno: Zuppa pavese パヴィアのスープ
Dolce: Torta Paradio トルタ・パラディーゾ
オルトレポパヴェーゼのワイン2種類合わせます!お楽しみに!
※エプロンとお持ち帰りなさる方は容器をご持参ください。
【参加費用】
1回 6,000円(入会金なし、材料費全て込み。)
回数券5回分:27,500 円(1年有効、返金不可)もございます。
LCIイタリア語コースの生徒割引:5,500円
※キャンセルについて: 開催日の1週間前まで。