トスカーナ地方の野菜とパンを使った田舎料理。
カーボロネロ(黒キャベツ)と白いんげんをメインに冬野菜を使った体の温まる冬にピッタリの一品です。
リボッリータは『2回煮込む』という意味ですが、貴族の昼食で残ったパンをお手伝いさんたちは、家にある野菜と一緒に煮込んだことに由来します。
今ではトスカーナの家庭料理として有名になりました。
材料(4人分) Ingredienti
・カーボロネロ(黒キャベツ) 200g~ Cavolo nero
※ケールの仲間(アレッタ:ブロッコリーxケール)
・キャベツ 150g (1/4個) Cavolo verza
※ちりめんキャベツ
・カンネッリーニ(白いんげん豆) 240g fagioli cannellini lessati
・タマネギ 1個 Cipolla
・ニンジン 1本 Carota
・ジャガイモ 1個 Patata
・トマト 1/2缶(200g) pomodoro pelato
・セージ、ローズマリーノ、タイム、ペペロンチーノ 適量 Salvia, Rosmarino, Timo,Peperoncino
・エキストラヴァージンオリーブオイル Olio extravergne d'oliva
・塩、コショウ 適量 Sale e Pepe
・トスカーナパン(硬くなったもの) 4切れ Pane toscano raffermo a fette
手順 Preparazione
①深鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにした玉ねぎを炒めます。
②玉ねぎが透き通ってきたら、キューブ型にカットしたジャガイモやニンジンを加えます。
③カーボロネロ、キャベツは芯の部分を取り除いて、細すぎないよう帯状にカットします。
④鍋にカーボロネロ、キャベツをセージなどのハーブとトマトソースと一緒に入れます。
⑤水をたっぷり浸かる程度に加え、塩コショウし、沸ふつというまで加熱します。
⑥その後弱火にして、白いんげんを半分加え、1時間ほど煮込みます。
⑦更に残りのいんげんを加え、20-30分加熱します。
⑧塩コショウで味を調えます。
⑨テラコッタの容器の底にパンを敷きます。その上にリボッリータを入れて寝かせます。(5時間位が理想)
⓾温め直して、各お皿に盛り付け、一切れのパンを軽く焼いて飾り付け、オリーブオイルをひとかけして召し上がれ。
BUONAPETITO!
Kyoko Matsuyama
LCI イタリアカルチャースタジオ
オンラインショップ:イタリア食材エルシーアイ
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