今月はタコが食べた~い!という事で、『POLPO AFFOGATO』(溺れるタコ)料理を作りました。
そこでカンパーニア州を選んだ訳ですが、ドルチェには素朴なカーニバルのドルチェ『MIAGLIACCIO』ミリアッチョのチーズタルト、そして、大きな穴の開いたパッケリのパスタを手作りしてみました!
ちょっと難しかったですが、慣れてくると皆さん上手に出来ました。
タコのアッフォガート Polpo Affogato
Moscardiniタコをイイダコで代用して、トマトたっぷりの中でじっくり煮込みます。
テラコッタ鍋でグツグツと。小さくなったタコたちがあちらこちらにポッコリ浮いています。
ミリアッチョ・カーニヴァルのドルチェ Migliaccio
その昔は、MIGLIOというキビなどの雑穀で作ったドルチェで、今ではセモリーノを使用しているそうです。
ミルクにこのセモリナ粉を加えて、オレンジの皮で香りづけ、卵と砂糖を泡立て、
バターは少し、リコッタチーズをたっぷり入れてオーブンで焼きます。
仕上がりは熱いうちはプリンのような優しいお味、冷めてくると、チーズがしっとり感じられます。
カンパーニア州のカーニバルの時に頂くお菓子です。
手打ちパスタ:パッケリとフレッシュ・ツナ Paccheri fatti in casa con Tonno fresco
パッケリはサルシッチャなどのお肉系ソースにもよく合いますが、
今回はTONNO FRESCO フレッシュ・ツナでペペロンチーノを効かせて作ります。
カジキマグロやびんちょう鮪がお勧めです。
セモリナ粉で作るパッケリはFerrettiなどを駆使しながら、大きく穴を開けます。形はバラバラでも、生パスタはやはり食感が違います!BUONISSMI!!!
今日の赤ワインのブドウは『AGLIANICO』が主体、2015年ヴィンテージ。チェリー、シナモンの香りを楽しめるボディの軽やかなタイプ。酸もやわらかく、タンニンのバランスも良く、パスタやアッフォガートにも良く合います。
白ワインの品種は『FIANO』主体でファランギーナとのブレンドで、ステンレスタンク使用し、2019年とフレッシュ感とミネラル感がしっかり。しかし、サッパリというより、トロピカルなフルッタートが実に濃厚です。アルコール度12.5%。お料理にもよく合いました。
(白)ネッラ・ミア・テッラ ビアンコ (フィアーノ、ファランギーナ) 2019
Nellamiaterra Bianco 2019 IGT Puglia (生産者:アンティカ・エノトリア)
(赤)ロッソ・ディ・バアル (アリアニコ主体、バルベーラ、メルロ)2015
Rosso di Baal 2015 IGT Colli di Salerno (生産者:CASA di Baal)
次回もお楽しみに!
2月 20日 (日)11:00 ~ 14:00
2月 21日 (月)11:30 ~ 14:30
タコのアッフォガート Polpo Affogato
手打ちパスタ:パッケリとフレッシュ・ツナ Paccheri fatti in casa con Tonno fresco
ミリアッチョ・カーニヴァルのドルチェ Migliaccio
Abbinamento:お食事に合わせるワイン2種類!