2月カンパーニア州郷土料理とワイン講座レポート

1  今月はタコが食べた~い!という事で、『POLPO AFFOGATO』(溺れるタコ)料理を作りました。

そこでカンパーニア州を選んだ訳ですが、ドルチェには素朴なカーニバルのドルチェ『MIAGLIACCIO』ミリアッチョのチーズタルト、そして、大きな穴の開いたパッケリのパスタを手作りしてみました!

ちょっと難しかったですが、慣れてくると皆さん上手に出来ました。



タコのアッフォガート  Polpo Affogato

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Moscardiniタコをイイダコで代用して、トマトたっぷりの中でじっくり煮込みます。

テラコッタ鍋でグツグツと。小さくなったタコたちがあちらこちらにポッコリ浮いています。



ミリアッチョ・カーニヴァルのドルチェ Migliaccio

5  その昔は、MIGLIOというキビなどの雑穀で作ったドルチェで、今ではセモリーノを使用しているそうです。

ミルクにこのセモリナ粉を加えて、オレンジの皮で香りづけ、卵と砂糖を泡立て、

バターは少し、リコッタチーズをたっぷり入れてオーブンで焼きます。 

仕上がりは熱いうちはプリンのような優しいお味、冷めてくると、チーズがしっとり感じられます。

カンパーニア州のカーニバルの時に頂くお菓子です。



手打ちパスタ:パッケリとフレッシュ・ツナ Paccheri fatti in casa con Tonno fresco

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  パッケリはサルシッチャなどのお肉系ソースにもよく合いますが、

今回はTONNO FRESCO フレッシュ・ツナでペペロンチーノを効かせて作ります。

 カジキマグロやびんちょう鮪がお勧めです。

 

 セモリナ粉で作るパッケリはFerrettiなどを駆使しながら、大きく穴を開けます。形はバラバラでも、生パスタはやはり食感が違います!BUONISSMI!!!



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今日の赤ワインのブドウは『AGLIANICO』が主体、2015年ヴィンテージ。チェリー、シナモンの香りを楽しめるボディの軽やかなタイプ。酸もやわらかく、タンニンのバランスも良く、パスタやアッフォガートにも良く合います。

白ワインの品種は『FIANO』主体でファランギーナとのブレンドで、ステンレスタンク使用し、2019年とフレッシュ感とミネラル感がしっかり。しかし、サッパリというより、トロピカルなフルッタートが実に濃厚です。アルコール度12.5%。お料理にもよく合いました。

(白)ネッラ・ミア・テッラ ビアンコ (フィアーノ、ファランギーナ) 2019 

       Nellamiaterra Bianco 2019 IGT Puglia (生産者:アンティカ・エノトリア)

 (赤)ロッソ・ディ・バアル (アリアニコ主体、バルベーラ、メルロ)2015

      Rosso di Baal 2015 IGT Colli di Salerno    (生産者:CASA di Baal)

   



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次回もお楽しみに!




Cucina_10

2月 20日 (日)11:00 ~ 14:00  
2月 21日 (月)11:30 ~ 14:30  


restaurant  タコのアッフォガート  Polpo Affogato

restaurant  手打ちパスタ:パッケリとフレッシュ・ツナ Paccheri fatti in casa con Tonno fresco

restaurant ミリアッチョ・カーニヴァルのドルチェ Migliaccio

Abbinamento:お食事に合わせるワイン2種類!


YouTube: 【レシピ:パッケリ】Kyokoのイタリア郷土料理の世界~Paccheriを作りましょう