5月25日(日)13:00~15:00 LCIイタリアカルチャースタジオにて
『イタリア文化セミナー第2回 ビザンティンとランゴバルド』を開催しました。
多くの皆さまにご参加頂き、イタリア史と民族、およびその文化を一緒に勉強しました。
Grazie a tutti!
古代ローマ帝国の東西分割
西ローマ帝国 (Impero Romano d`Occidente)
東ローマ帝国 (Impero Romano d`Oriente)
BARBARIの侵略
Visigoti (西ゴート族) 、Ostrogoti(東ゴート族),Vandali(ヴァンダル族) ,Unni (フン族)
d.C. 476 西ローマ帝国滅亡⇒イタリア王オドアケルの誕生。
ランゴバルドの権勢跡地の7都市
2011年ユネスコ世界遺産に登録
Cividale del Friuli
Brescia
Catelseprio
Clitunno
Spoleto molto classico,come un tempio Greco.
Castel S.Angelo.
Benevento
ランゴバルド族は北欧から進出し、南下しながらランゴバルドの統治域を拡大していきました。
ローマ文化の影響でキリスト教徒に改宗され、遺跡に見られるように宗教装飾美術が多い。
チビダーレ(フリウリ州)にランゴバルドの遺跡として最古のものがあります(写真1)。漆喰を施した古典的風な建築。
べネベントのサンタ・ソフィア教会(写真2)。交差ヴォールトの天井。
ビザンティーニ =東ローマ帝国
ユスティニアヌス皇帝 ローマ帝国奪回を求め、ラヴェンナ(東ローマ帝国統治下にあった)へ
モザイクは1997年にユネスコ世界遺産に登録。
セミナーで勉強した遺跡は4つ:
BASILICA DI S.VITALEサンヴィターレ(写真4)
SANT`APOLLINARE NUOVO サンタポッリナーレ・ヌオヴォ(写真3)
SANT`APOLLINARE IN CLASSEサンタポッリナーレ・イン・クラッセ
MAUSOLEO DI GALLA PLACIDIA ガッラ プラキディアの廟堂
Lotta Iconoclasta: イコノクラスム論争。東ローマ帝国では聖像の崇敬が皇帝より禁止されていた為、平面的で無表情に描かれています。
シチリア
PALERMO パレルモ /CEFALU`チェファル /MONREALE モンレアーレ
VILLA ROMANA DEL CASALE ヴィッラ ロマーナ デル カサーレ(PIAZZA ARMERINA) 1997年ユネスコ世界遺産に登録。
1950年に発掘が始まった3500m² の広大な私邸宅の遺跡です。敷地内には温泉、教会、寝室、食堂など様々な部屋があり4世紀の建造物たそうです。
ビキニを着てスポーツをしている女性のモザイクは良く知られています(写真7)。
ヨーロッパでは珍しい動物画があります。アフリカから運ばれ、ローマのサーカスで使われたと言われます(写真8)。
こちらは参加者の『日伊文化交流会』柴田さんよりレポートを頂戴しました。
LCI主催『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回ビザンチンとランゴバルド』に参加してきました
次のイタリア旅行ではビザンティンとランゴバルドの跡地を訪ねてみてください。
LCIイタリアカルチャースタジオへまたお越しください。こちらへどうぞ。
Arianna Lo Giudice