イタリアホテル学校 Scuola Alberghiera a Gattinara

イタリアには国立のホテル学校が各街にあるといっても良い程、沢山存在します。ここでは料理人コース、更にバーテンダーコース、ホテルのレセプションコースと学科が分かれ、専門に5年間学びます。アルバイトで実践経験を積む生徒もいて、多くの生徒が卒業後、直ぐに就職するそうです。



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ここガッティナーラはピエモンテ州北部、オルタサンジューリオ湖の南に位置する約8000人程が住む街である。1242年建国され、ローマとフランスを結ぶ道中にあることより、兵士を休ませる場所として使用され、その代償に免税Borgo Francoであったという。ローマ皇帝管轄であったことから、道は碁盤の目のように整っています。また、この町で生まれた歴史重要人物として、Mercurino Arborioは神聖ローマ皇帝カール5世の書記官を務めている。

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さて時を現代に戻すと、1906-1999年トリノ生まれのMario Soldati(マリオ ソルダーティ)は

小説家、映画監督、脚本家として活躍したが、1959年『Un sorso di Gattinara(ガッティナーラを少し)』でワインや町並みを愛情たっぷりに物語っている。

また、食文化を研究したイタリア内、更にシカゴのイタリアンレストランなど10年掛けた旅物語は«Da leccarsi i baffi»という題が付いており、イタリア語表現で《口ひげをなめる程美味しい》。  

Gattinaraに貢献度が高いことで、この町から愛されている。

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この日、ホテル学校に招かれ、あるクラスに交じって調理実習を体験することになった。Scampi(あかざ海老)はパスタのソースに。

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パスタ作りを少し手伝っていると、学生(未来のシェフ?)になかなか手つきが良いと褒められました。(^^) 

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こちらはOrata(クロダイ)。如何にも泳いでいる鯛を表現したのか、ちょっとリアルでした。

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彼女達は餃子の皮のようなシートを焼いてお皿にし、小エビGamberettiのサラダを盛り付け。

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フルコースを3時間程で仕上げ、今度はサービスを勉強する生徒さんがレストランへご案内下さり、メニューの説明、更にワインのサービスを提供。

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校長Casarotto氏は日本や日本料理にも大変関心を寄せられ、交換留学しましょう!とご提案頂きました。いつか実現させてみたいと思います。

ピエモンテは日本人にも人気の州ですが、ほとんどの方が南部ランゲに集まります。こちら北部は未だ知られていない事もあり、とても落ち着いた環境です。

Gattinaraはワインだけでなく、あのLavazzaコーヒーの工場もあります。

こんな場所でゆっくり滞在しながら、イタリア料理を学ぶというのは素晴らしいですね。

次はTORINOへ続く⇒

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