UDINE ウーディネ~Tajut(タユートゥ)のひととき

UDINE  は新石器時代から居住があったといわれるが、983年に皇帝オットー2世によりウーディネと呼ばれるようになった。また城をアクイレイアの総大司教に献上されたため、彼はこの地に居を構えるようになり、そこから発展を遂げ、重要な都市になった。

その後ヴェネツィア、フランス、オーストリアに支配されながら、1866年にイタリア共和国に編入される。

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UDINEのチェントロ(旧市街)は30分もあれば一周できそうなほど小さいですが、色とりどりのカフェや花屋、ファッションのお店が立ち並び、なかなか進めません。(^ ^)

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夕方だったせいか、どこのカフェも賑わっておりました。とても穏やかな空気が流れる場所です。

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こちらのBARも18:00を過ぎると賑わってきた。この時間になると、仕事が終わって、夕食前にワインを1杯頂きます。 昼下がりに頂く場合もあるようですが、これをTajut(タユートゥ)と呼びます。ちょうど100mlというワイン一杯のサイズのことだそうです。もちろんお替りOKです。

サンダニエレのプロシュートやポレンタにのせたサラミ、DOPモンタジーオチーズを少しトーストしたものなどを頂きます。

『AL CAPPELLO』(アル・カッペッロ)にて

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町のチーズ屋さん。あらゆる種類の土地のチーズが並んでいます。

でもやっぱりこの土地DOP『モンタージオ』は人気。 大きくは2種類あってFrescoは1-4ヶ月の熟成とSECCOは5-12ヶ月の熟成です。 セッコの方は上の写真のように、カリカリに焼いてポレンタと一緒に頂くので、フレスコとは全く味わいが異なります。 フレスコはFRICOという伝統田舎料理に良く使われます。

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そしてようやく陽が暮れ始めると、BARの外にもテーブルが並び、通り中 Tajut(タユートゥ)とおしゃべりがいつまで続くやら。

 

Marzo 2014     Kyoko Matsuyama

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