2018年10月

2018年10月31日 (水)

郷土料理レシピ ご紹介!

SECONDO:Saltimbocca alla romana
サルティンボッカ・アッラ・ロマーナ
 

''Saltimbocca'' この語源はSaltare + in +bocca  口の中に飛び込んで来る!ほど美味しいという意。
牛肉肩ロースをたたいて軽くしておき、手切りの厚めのプロシュットに、フレッシュセージを止めれば、お肉の旨味とプロシュットの塩味で塩コショウは不要。
白ワインを加えればソースの出来上がり。

20220726_122832

材料(8枚分) Ingredienti 

・Fettine di vitello  子牛の肉スライス  8枚(ロース・モモなど)
・Prosciutto crudo  生ハム    8枚
・Burro       バター   50 g
・Pepe nero     コショウ   適量
・Sale fino      塩      適量
・Salvia       セージ   8枚
・Vino bianco    白ワイン  適量

手順   Preparazione

・肉を軽く叩いて少し伸ばしておきます。片面だけに塩コショウの下味をつけておきます。
・お肉の上に生ハムとセージを載せます。楊枝で止めます。
・バターをフライパンに入れ、溶かして、お肉を焼きます。
・焼き色が付いてきたら、白ワインを加え蒸発させます。
・火が通ったら、サルティンボッカをフライパンか取り出します。
・最後に肉汁をソースとして上からかけて出来上がり。

BUONAPETITO!  


Kyoko Matsuyama

LCI イタリアカルチャースタジオ 

イタリア料理ブログ
イタリア料理講座情報

オンラインショップ:イタリア食材エルシーアイ
サルデーニャ島のオリーブオイル、ペコリーノチーズ、サルデーニャ島のパンなど珍しいものがございます!

【BLOGでのレシピ配信】⇒クリック

【YOUTUBEのレシピ配信】は https://qr.paps.jp/d4UY
または こちらのQRコードからどうぞ。Lciyoutubeqr_3

郷土料理レシピ ご紹介!

手打ちパスタ ''ピチ'' のカチョエペーペ Pici cacio e pepe
 
イタリア中部(トスカーナ南部、ウンブリア、ラツィオ州)で作られるPiciというパスタを手作りしましょう。spaghettiより太めで、食べごたえのあるパスタです。
これにしっかりとペコリーノロマーノを絡めてソースにします。

Img0936_2

材料(6〜8人分) Ingredienti 

パスタ
・farina  Grano Tenero 00   準強力粉  750g (薄力粉を混ぜても良い)
・olio extravergine d’oliva  EXVオリーブオイル 25ml           
・acqua   ぬるま湯  350ml
・sale    塩    適量

ソース:
・pecorino romano  ペコリーノロマーノ 300~400g
・pepe nero     黒コショウ    適量

手順   Preparazione

※ ピチ ※  
・ボールに小麦粉を入れ、真ん中からお塩、オリーブオイル、ぬるま湯を混ぜたものを加えていきます。
 水分の量は状況を見て足していくことがお勧め。
・全体の表面がつるっとするまで混ぜていきます。(10~15分程度)
・ひとまとめにしてラップで包み、30~45分寝かせます。
・生地を約1,5cmの厚さに伸ばして、5mm幅にカットします。
・生地1本づつ、オリーブオイルを少し付けて、ねじりながらスパゲットに伸ばしていきます。(Appiccicare)
・パスタはセモリナ粉を付けて乾燥させます。
・大きな鍋にお湯を沸かし塩を入れます。ピチをパラパラと少しずつ入れ、約1分30秒程で茹で上がります。

※ Cacio e pepeのソース(Salsa) ※  
・ペコリーノ・チーズをおろします。
・黒コショウをフライパンで少し炒っておきます。
・パスタの茹で汁を少々加え、黒こしょうを溶かしつつ、パスタを加えます。
・ボールにペコリーノチーズ、茹で汁を加えながら、クリーム状にしておきます。
・パスタがアルデンテの内にクリーム状のチーズをフライパンに加え、全て和えます。

BUONAPETITO!  


Kyoko Matsuyama

LCI イタリアカルチャースタジオ 

イタリア料理ブログ
イタリア料理講座情報

オンラインショップ:イタリア食材エルシーアイ
サルデーニャ島のオリーブオイル、ペコリーノチーズ、サルデーニャ島のパンなど珍しいものがございます!

【BLOGでのレシピ配信】⇒クリック

【YOUTUBEのレシピ配信】は https://qr.paps.jp/d4UY
または こちらのQRコードからどうぞ。Lciyoutubeqr_3

郷土料理レシピ ご紹介!

Dolce: "ワイン漬けリンゴのタルト" DOLCE ROMA

ペレグリーノ・アルトゥージという1800年後半に91歳の長寿であった料理研究家のレシピ。DOLCE ROMAという、林檎とワインを使った季節感たっぷりのケーキです。

彼はロマーニャ生まれでフィレンツェに60年間生活をし、イタリア中の家庭料理のレシピを集め、レシピ本を書いた方です。当時、イタリア語がまだ統一されていなかった為、料理専門用語も’’イタリア語’’に直して文書にしたと言われ、言語の世界でも重要な役割を果たしました。

20220726_122001
今ではロマーニャのForlimpopoli という街にCasa di Artusi が彼の家として、図書館や料理教室があり、世界中から当時の家庭料理を作りにいらっしゃるそうです。

20220726_121847

材料(6〜8人分) Ingredienti 

Mele  りんご 大 3個 
Crema pasticcera  クレーマ パスティチェラ 750 g (材料下記)
Albumi  卵白   3個分
Vino rosso  赤ワイン  150ml
Zucchero semolato  グラニュー糖 90g
Zucchero a velo un cucchiaio  粉砂糖  大匙1  


( la crema pasticcera) クレーマ・パスティチェラ 750g
uovo a temperatura   卵   1.5 個
farina         薄力粉    90g
latte         牛乳 750ml
zucchero       砂糖 150g
scorza di un limone non trattato レモンの皮 1個分

手順   Preparazione

・りんごは芯を取り、皮を剥いて2,3cm幅にカットしておきます。(レモン汁に浸ける)
・フライパンにリンゴを並べ、上から均等に砂糖と赤ワインを掛けます。
・やや中火で5分程浸透するまで火にかけます。
・その間に、クレーマ パスティチェラを作ります。(下部参考)
・卵白に粉砂糖を大匙1を加えて、泡立てます。
・ケーキの型にバターを塗り、リンゴを並べ、クリーム、更に卵白を盛り付けます。
・170度のオーブンでメレンゲに焼き色が着くまで20~30分焼きます。
・焼きあがったら、ワインに少し砂糖を加えて火にかけ、シロップを作ります。
 ケーキは冷ましてからシロップを掛けて召し上がれ。

※ クレーマ パスティチェラ※
・牛乳にレモンの皮を加えて火にかけ、沸騰直前まで温めます。
・卵と砂糖をボウルに入れ、白くふわっとするまで泡立てます。
・薄力粉を加えて、軽く混ぜます。
・温めた牛乳を少しずつ加えます。
・鍋に移して中火にかけ、ヘラでかき混ぜていきます。
・ガラスのボールに移して冷まします。

BUONAPETITO!  


Kyoko Matsuyama

LCI イタリアカルチャースタジオ 

イタリア料理ブログ
イタリア料理講座情報

オンラインショップ:イタリア食材エルシーアイ
サルデーニャ島のオリーブオイル、ペコリーノチーズ、サルデーニャ島のパンなど珍しいものがございます!

【BLOGでのレシピ配信】⇒クリック

【YOUTUBEのレシピ配信】は https://qr.paps.jp/d4UY
または こちらのQRコードからどうぞ。Lciyoutubeqr_3